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2015年12月1日 存在意義

本などを読んでいて、内容が頭に入ってこないと感じる事があります。単に、私の思考能力の低さ故と言えるのかもしれませんが、その書かれている内容が、自分にとっての問題ではないからなのかもしれません。

中学生や高校生の頃、学校での勉強は面白くなかったし、正直、今でも時間の無駄だったと思う事があります。まあ、今の学校は違うのかもしれませんが、当時の私にとって、学校で教える内容が、私が問題と感じる事に全く関わりのないものだったのかもしれません。

自分の問題を持って初めて、勉強はスタートするのだろうし、学ぶ事の基本を学ぶ中学校は置いておくとしても、少なくとも、大学という場所は、その問題意識を持ってこそ、初めて、その存在意義があるのだと思います。

2015年11月1日 芸術

どうも、芸術と言うものを、奇をてらったものと捉えている人もいるみたいだし、個人の個性と言うものがあまりにも強調される傾向があるようにも思われます。

少なくとも、私自身、昔は、個人の個性と言うものを重視していたのは事実です。それは、若い頃の、自分の存在理由と言うものを考えている過程で出てきた想いであると思います。

でも、最近、芸術は、みんなの共感を得る事だと考えるようになりました。それも、できるだけ多くの人々の共感です。

まあ、それでは、ちまたで流行っているヒット・ソングも芸術作品だと言う事になります。でも、ありきたりなヒット・ソング(そう言うものがあるのかどうかわかりませんが)は、娯楽ではあっても芸術ではないと思います。

一番重要だと思う事は、芸術は、人々の概念を変えてしまうものでなければならないということです。それゆえ、最初は受け入れられなかったり、理解されなかったりするのですが、最終的には、人々に共感されるものでなければならないのです。

そう考えると、芸術だから何をやってもいいと言う訳にはならなくなるだろうし、また、単に個性のみを強調する意味と言うものもなくなるように思います。

もっとも、その受け入れ難い芸術が、なぜ、多くの人々に共感されるようになるのかは、私の学生時代からの謎ではあるのですが。

と言う事を最近考えるようになったのですが、それは、今、人間の意識と行動の関係を考えているからです。どうも、この関係は、感覚的に捉えられている事とも違うし、常識的に考えられる事とも違うようだからです。

その内容について、まだ、納得のいくように説明する事が出来ないのですが、もう少しよく考えて、自分自身の持つイメージを破壊して、新たな認識が得られればと思います。

2015年10月1日 なりたい顔

最近、なりたい顔というものが話題になる事があるそうです。

特に、女性の間で話題になっている様ですが、男性の間でも話題になっているのでしょうか?

もし、私が「誰の顔になりたいですか?」と聞かれれば、私は、「透明人間になりたい」と答える事でしょう。

透明人間なら、自分の見た目で悩む事はないし、こんな顔になりたいと考える事もない。さらには、外見上の特徴で陰口を言われる事もなくなる事でしょう。

まあ、冗談半分で書いている文章ですが、どうなんでしょうね。

2015年9月20日 変化

基本的に、人間は変化を好まないものなのかもしれません。

どうしても、変化によってもたらされるメリットよりも、デメリットの方に目が行きがちだからです。

一見、変化しているように見えるものもありますが、それは、現在いるポジション(=地位や財産)を守りたい(=変化させない)人たちによる変化だったりします。

その一方で、変化は、意図せず訪れるものでもあります。

例えば、体の変化は、否応無しにやってきます。その変化に伴って、自分の行動も変えざるを得ないし、考え方も変わって行っているように思います。

と、この所感じたことを書いてみましたが、この10年で、上記のように感じるようになったことが、一番の変化だったりします。

2015年3月1日 最近面白く感じるのは

最近は、日本人を礼賛する本が売れているそうです。はやい話が自画自賛と言う事でしょう。

数年前からその傾向が見られ、それを決定づけたのが、あの大地震だった様です。

地震後の日本人のあり方に、海外ばかりでなく、日本人自身も自分たちのあり方と言うものを見直す事となったのでしょう。

昔は、かつての戦争の事もあり、日本人は悪い民族だ、みたいな言動が多く見られたように感じます。でも、地震時の日本人の対応を見ていると、いや、日本人にはそれとは異なるいい面もあるんだと、あらためて見直す事となった様です。

個人的には、今の、日本人礼賛とは異なる形で、日本人と言うものに興味を持っています。

明治以降、外国の宗教や哲学などが入ってきた訳ですが、これらの極端な思想、白黒をはっきりとつけたり、究極な結論を求めたり、一つの神を崇めたりする思考と比べると、日本人が持つ思考は、全然異なるんじゃないかなと感じています。

お正月に、日本人論について考える番組がありましたが、この事について、自分なりに考えて行ければと思います。

2015年2月1日 好みはそれぞれ

自分以外の人の好きな曲と言うのを聞かされても、あまり、興味をひかないものです。

でも、なんとなく、その人にはその人の好む傾向と言うのものはあるし、自分とは異なる点で、その曲が好きなんだなと感じたりします。

興味深いのは、嫌いなジャンルの音楽が、違う形で提示されると、好みの音楽になるという不思議な現象に出会う事です。例えば、ヘヴィ・メタ嫌いな人は、結構、ヘヴィ・メタに分類されないシンガーが歌うヘヴィ・メタ調の曲が好きだったりします。

では、自分の好きな曲はというと、あまり、一貫性がないかなと感じたりします。

とりあえず、好きなミュージシャンや楽曲を並べてみると・・・

RURUTIAのエレクトリックミュージック(?)とウィスパーヴォイス。

Deep Purpleの「Mandrake Root」(ライヴ・ヴァージョン)。もちろん、「Space Truckin'」のライヴ・ヴァージョン。

Rainbowの「Kill The King」。(福山雅治さんが、気合いを入れる時に聴く曲らしい。私は、落ち込んだ時に聴きます。)

Rainbowの「Catch The Rainbow」。(これも、ライヴ・ヴァージョン。)

YUKIさんの「二人のストーリー」。もちろん、「JOY」。(「JOY」なくして、彼女の楽曲に興味を持つ事はなかったと思います。)

aikoさんの、「暁のラブレター」。(これは、アルバム。彼女のアルバムは、ライヴ感があって好きです。使われている楽器やアレンジが好きだと言うのも大きいです。)

最後に、河井英里さんの曲。(アニメやCMソングを多く歌っていましたが、基本的には、ヒーリング系です。)

どうなんでしょうね。ライヴ感のある曲は、好きなものが多いです。特に、ドラムにはいつも注目しています。が、その一方で、単調なエレクトリックミュージックも好きだったりします。

また、とびきりハードでラフな曲が好きな一方で、「二人のストーリー」の様な、ゆったりとしたルーズな曲も好きだったりします。

全体を見渡すと、いくつかの傾向はあるけど、集めてみるとバラバラな感じもします。上記の曲で、ベストアルバムを作ると、なんだか、落ち着きのないアルバムになりそうです。

2015年1月1日 あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

今年も、昨年同様、紅白を見つつ、このホームページに書く文章を考えながら年を越しました。

平成25年の紅白の流れを汲んだ、朝ドラを絡めながらの演出は、面白いと言えば面白い、なんだかな〜と言えばなんだかな〜という感じでしたが、それはそれで、よかったのかもしれません。

さて、新年を迎え、相変わらず、抱負と言うものはないのですが、ただ一つ思うのは、自分の頭で考える事、そして、他の人の意見を聞く事、この二つのバランスをとりながら、一年を過ごせればということです。

昨年あった、ゴーストライター事件にしても、自分の耳で音楽ときちんと向き合えば分かるレベルの話だったそうです。結局、一人の作曲家が曲を作っている場合、むやみな変化をする事はなく、変化するとしても、何らかの必然性があるはずです。それにも関わらず、一人の作曲家から様々なスタイルの音楽が生み出されるとしたら、それは、何か怪しいと思うのが普通でしょう。結局、自分で聴き、考えれば、おかしいと気付いたはずの事件だったのだと思います。でも、多くの人が騙されたのは、難聴であるだとか、作曲家の苦悩などの物語に惑わされたからだろうと思います。

ということで、様々な雑音(=物語)に惑わされずに、そのものに目を向けて考えられればと思います。

それと、自分だけで考えると、どうしても視点が固定されるので、他の人の意見にも、十分耳を傾けていきたいと思います。

所詮、私の能力は、ごくごく限定されたものなので、より多くの見方を考慮しながら、自分なりの判断が出来ればと思います。

それでは、新たな一年を、希望を持って突き進んでいきましょう。