Cafe'  SlowBeat




 

コラム

気がついたときに、思うことを記していきます。


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2018/04/25

「嘘」というもの。
先の大戦や原発から始まり、昨今の政治・行政の文書やセクハラ問題、企業の収支や検査データの誤魔化し、芸能界含めた不倫などなど・・・小さなものでは男性含め、市井の過剰な化粧や物腰などなど・・・

「嘘」、というものは取っ掛りは簡単としてもその維持に費やすエネルギー消費は膨大で、しかして最終的効果はさほどなく嘘がばれれば莫大な損害を被り、精神・肉体性含めエネルギー収支、費用対効果といった面で桁外れに効率が悪い、と、私は自分の過去の失態から、道徳倫理観を除いても、そう思っている。

動物や植物にみられる擬態やアリ地獄などの罠、人社会の 「嘘も方便」 といったものは 「確固とした戦略」 であり、これはここでいう 「嘘」 とは見なさない。小説や映画におけるフィクションも同じく。

ここでいう 「嘘」 とは、まず近視眼的であり、流れに乗じた意志のないものであり、個人の我欲・保身に発するものであり、生命発生来のDNAが発するもの(人社会では倫理と呼ばれるもの ?) と反する、しかして背徳の念を背負うという、知恵あるとされる人固有のものをいう。

背徳の念を背負う覚悟も確固とした戦略もないのなら、初めから「嘘」はつかない、それでも思わずついてしまったらすぐに謝り訂正する。当たり前のことだと思う。どうしようもなくなるまで嘘をつき通すと自ら破たんするだけでなく、その周りにも全く無駄で甚大な被害を与える。国民三百万人もの死、数万人もの避難生活者、膨大な税で成す国会の空転、企業の従業員やサプライヤー、家庭や家族・・・

今現在の社会的な常識から外れることに興味・行動を持ったからといって自らさいなみ「嘘をつく」必要は一分もない、自分が正しいと思えるのなら。 「それでも地球は回っている」と有罪判決を受けたガリレオは言った。ストラヴィンスキーの革新的傑作、「春の祭典」の初演は場内罵声の嵐だった。
そんな人たちから芸術や科学が生まれ、今、現在進行形での人の社会がある。過去の社会から見れば今の社会はトンデモナイ 「非常識」 だろう。

ただ、生命発生来のDNAが発する根本は何も変わらず、人間のみならず全ての生命が共有しているものと思われ、人だけはそれを 「知覚」 することが出来ると思う。古来からのその写しである様々な宗教や芸術や文学などからも。
それを見失わなければ。

人目に付かず日の当らない家屋の裏に伸び伸びとして咲いている花を楽しく見る人は、いる。







2018/04/05

日中20℃を越える春爛漫を感じる良日が続いている中、バイクが気持良い。

いたるところで花が咲くこの地は、特に花見と称するまでもなくバイクで走ればそれで無数の花見三昧。
この地では桜の木の下で、なんて関係なくこの時期の酒宴は花見と称す。最初訳が分からなかったが今は分かる。

桜のみならずいろんな花が周りの日常に咲き乱れているから。



早春の朝のまどろみの中、ふと、企業定年となって次を模索する自分がなぜか脳裏に浮かんだ。
あのまま企業に勤めていれば、あと三ヶ月後に定年。
家族含め住いをどうするか、どこに住むか、これから何をやるのか、、、

まどろみの中、今それらは解決されていると知った。
まどろみの中で願った定年後の姿は、自然の中、音楽や花や人に囲まれた生だった。

今、それがそのままある。
 ( … お金だけには未だに苦労するが … )



暖かくなってきて、忘れていた木々の枝打ちをやっていると、いつの間にかノコギリの固定ネジが脱落。
高枝用の特殊ノコギリでネジも特殊なため失くすと代替品探しににひと苦労だが、光り物のためすぐに見つかると思ったのが夕暮れ時、移動した経路を何回も綿密に探したがダメ、陽は落ち、あきらめた。

晩酌しながらひらめいた、光り物なら逆に真っ暗な中に光を当てれば光るのでは・・・
実行に移した、いろんな角度から真っ暗闇の中に光を放ち・・・
見つかった。

私の発想と、それに応えてくれた八百万の神にうれし。
日が当たればはっきりと物事は見え、暗闇では何も見えない、という固定概念を逆転できたことで勝利した。

地球は平面との当然の感覚から球体説、天動説から地動説、封建社会から民主社会、単旋律から複数の旋律による共鳴・和音、アナログからデジタル処理 ・・・・・

人の英知、そして他生物との違いは「既存」を疑うことから始まっている、と改めて知った次第。
その発想でお店の売上をもっと伸ばせばよいのだが、、、いかんせお金に興味が湧かない自身の性(さが)。





2018/03/14

やっと寒さからおさらば、多少の寒暖はあるが随分暖かくなってきた。
お店では越冬後の 「お久しぶりー」 のフレーズが多く楽しい。

寒さもひと段落し昨日確定申告も終了、ひと時の安堵の中、米朝の歴史的トップ会談の決定、そして森友文書の改ざんを財務省が認めたとの報、共に急展開に驚いた。

森友や加計の胡散臭さ、一年前から世間は周知。だがそういったことは過去いつもうやむやに消滅させられていた。歪んだ特例案件の中、政治家の関与含め経緯の詳細をあえて細かに綴っていた「原本」は、役人としての最後の気概だったか・・・

北朝鮮の核、でも核を持っていてもいい国と、それ以外の国には絶対に認めない、といったおかしな論理がなぜ世界標準となって絶対正義のような振る舞いが許されるのか。
変人扱いされる米朝の両トップだが、今の硬直した世界を変革するにはこのような変人によるカンフル剤が必要なのかもしれない、とも思う。


阿蘇の野焼き。死滅からの再生。
昨年は熊本震災の影響があって成されませんでしたが今年はボランティアの方々が集い全開。
野を焼くという野蛮とも思える作業、これによって、雑木・害虫・病原菌などを駆除し、燃えがらが新たな牧草の肥料ともなる一千年を超える人の英知。



一見悲惨な事のように思えるこの野焼き、でも健全な草原維持のためには焼かなければいけません。
定常がもたらす腐敗を防御するために、との先人の知恵。
政治や組織、そして人の生にも当てはまりそうです。





2018/02/18

昨日17日、久しぶりに暖かい土曜日は楽しい日となった。

まずはオリンピック、男子フィギュアで若き日本の羽生(はにゅう) ・宇野ワンツーフィニッシュ ! お店でお客さんたちとリアルタイムで見ていて 「わーやったー !!!」 表彰台三位、スペインでは冬季オリンピック初メダルとなるフェルナンデスも親しい隣人に容姿のみならず人柄の明るさ似ていて大好感 !

まったく同時刻でやっていた、こちらは将棋の、つい四日前に棋士として初めての国民栄誉賞を受賞した天才の羽生(はぶ) 竜王をも直接破り、中学生棋士 ! が全プロ棋士参加のトーナメント戦で史上最年少優勝、同時に史上最年少六段昇格 ! 藤井聡太、15才 !

お店で一緒にそれらを体験していた、先日温泉の支配人定年後のちょっとハードル高い県職の採用試験を終えていた、家族のためのローン頑張る懇意のお客さん、「家に帰ったら郵便受けに採用通知入ってたよ」



この半年ウチのお店では娘から初まり、就職を含め次なる新たなステップが続いている。
試験で願うということはずっとなかったことだが、まずは上のお客さんグッ ! あと二つ、若き男子の介護福祉士、若き娘さんの正看護師、ともに国家試験で三月末の結果発表。

その他、ずっと劣悪なヘルパー会社に所長として勤めていた、この地に来た最初から家族の様な付合いの女性、その会社自体が今月末で廃業。「ずっと辞めたいと言っていたのにどうして今日まで…?」 「私が辞めたら残されたお客さんがどうなるか…バカだよね」 「・・・バカとは思わないが ・・・・。 律儀だよね」
その女性も新たにこの大分県でも歴史あるきちんとした介護施設に移れたと先日連絡があった。

若き食文化を追う、これも当店で勝手に振舞う竹田の割烹名家後続の、畑も手伝う親しい若男、何度かの苦難を超え京都老舗旅館の料理場職に合格、ゲット、来月半ばから行く。今日、これから遠距離恋愛となる素敵な彼女とお店に来てくれた。同時刻、これまた横浜とこの竹田を往復するずっと懇意の東京の新聞校閲女子、息子のお嫁さんを引き連れてきてくれた。このお嫁さん、大きくて明るい ! 素敵 !

苦難のなか郵便局に勤め始めた若男子、理不尽と思える中で解雇させられた農園若者の再就職、いったん竹田を離れて戻って再就職した函館出身の中年男性、大阪から来て夢だった食堂屋さんをやり始めた女性などなど、、、、、


羽生選手が東日本大震災の真っただ中にいた人と知って、あの年での尋常ならぬ強さの故を理解出来た。
第一走のSP(ショートプログラム)の選曲に、ショパンのバラード一番 ! ちょうど今の羽生選手(23才)と同じ年頃にショパンが数年掛けて(21~25才の間) 母国ポーランドの陥落などの深手を背負いながら異国で書いた曲、青年期の暗と明と憤怒のエネルギーに満ちた傑作。原曲はマイナーとメジャーの調性が相互に表れるが、演技では敢えてマイナー調だけで短く編集していた。ファイナルで勝つまでは喜びのメジャーはない、との意志だったか。



今のオリンピックや将棋の若者たちの精神性含めたたくましさ、ここ半年間に身近にも感じるその老若男女たちの活力一杯のステップアップ、生の力はいっぱいでうれしい !





2018/02/09

今年の冬は寒過ぎる !!!
氷点下10℃近くや真冬日(一日中氷点下) はこの地の冬には毎年あるものだが、今年のは長過ぎ ! 多過ぎ ! 薪ストーヴや石油ストーヴがんがん焚いても追っつかない。雪景色はきれいなものの、こんな極寒の中にも来ていただくお客さまに店内寒くて申し訳ない。



薪や灯油の消費は例年の倍近い感覚だが、本格的な寒冷地仕様ではないこの地の建物はそれでも寒いし、この地に何十年も住んでいるお客さんたちもこんな極寒連続の冬は初めての声多く、水道凍結の不具合や被害の報告は多々。

こんな極寒連続の中では人もエネルギーを吸い取られじっと耐えることしかできない、例年お客さまの少ないこのシーズンでも輪を掛けて今年は少ない、今日やっとつかの間の小康状態となって私もこれを書く気になれたという具合だから、人は外には出ないよ。

今年の冬の寒さや雪は全国的なもののようで、東京での大雪、福井県の幹線国道では豪雪による1500台もの二日間に及ぶ缶詰、、、でも予報ではまだ極寒は終わっていない模様、、、、、

そんな中、今日から私の好きな冬季オリンピック、始まりました !
最後の(と願う…)世界大戦後に戦勝国の都合で分断された国、 ドイツもベトナムも統一を果した中、未だ分断されたままの最隣国、大韓帝国(朝鮮)。 このオリンピックをも使いいかにしても幸せになって欲しい…



あちら韓国ピョンチャンは零下10~20℃とのこと。零下0~10℃程度でめげていては、ダメですね ^ ^;





2018/01/23

都会と地方、AI とヒト、エネルギーと温暖化、原子力と生命、医療と長寿、政治と人の営み、など近年、人の生み出したものと自然との矛盾が大きく表面化しつつある。

これは人類の自然に対する反抗期といったものなのか。既成のものに反発する、青年期のアレだ。
「そんなの効率が悪い、こっちの方がイイ」「そんなの迷信だ、あれは亡くせばイイ」「もっと目立つ鮮やかな方がイイ」「もっと分かりやすく、もっと簡単に、もっと楽に、、、もっと、もっと」

自然への "反抗" が人類史の進化というものを築いてきたのであろう。でも、反抗期を経た若者はやがて反抗で得たものと社会とのバランスを取りながら次社会を築く大人となるが、人類も自然とのバランスを取れるか。

私は取れると思っている。ただ、それが何年後か、何十年後か、何百年後かは知れない。
今のところ、人工物と自然物は私にとって雲泥の違いがある。都会でキラめくバーチャルの浅さ、自然のキラめく実態の深さ、その違いの深さをまだすごく感じます。

ただ、そんな人の範疇の意識とは全く関わりないスケールで、自然、そしてこの地球は、"ある"。
身近で見る山や草原、空の中にも。 
そういったものの体感なくして、反抗期の成熟は難しい、ひと個人のもの含め、と思います。

生命含めた自然全体は、中央集権のトップダウンやボトムアップではなく死や崩壊をも含め 「全てのもの」 が合理に必然として互いに関連し合い、バランスと多様性、そして美を生み出している。
どうしてそんな奇跡のようなことが可能となっているのか !?

このことが、私が自然を真理、または真理探究の源、と見なす理由です。
当然のことながらこれは私だけでなく、各分野の科学者や芸術家のみならず、農業や田舎暮らしに参入する人たちも同様の視点と感性を持つものでしょう。

そういう人たちにとって、年齢や金銭とは関わりなく、人生は苦しくも楽しい。





そんな自然や田舎に関わるTV番組・・・
先月この欄で触れた当店で取材のあった全国ネットの番組は、日テレ系の 「遠くへ行きたい」
今週末の1月28日(日)、朝の7時から30分の放映。あの永六輔さんが長年やられていた番組、まだやってたんですね、と私も驚きました。
大分ではFBS福岡で見られます。よろしかったらご一緒に。





2018/01/07

夫婦二人だけのお店をやっているとなかなか長期遠出は出来ないが、今回の年越しは十一年ぶりに犬含め一家揃って家族の記憶刻む20年過ぎた愛車で、五日間の家内の実家や親戚・友人たちの待つ東京へ。



娘の初高速の運転もすぐこなれたものに。最高速110Kの新東名を快走…
これまで私の住んだ、北九州、岡山、大阪、名古屋、静岡、神奈川を通って…





初日泊った友人宅がスカイツリーの近くだったため図らずもスカイツリーに初のおのぼりさん。遠く富士山も見える快晴 ! 標高500mの当店とほぼ同じ高さの450mまで高速エレベーターで一分半、気圧の低さを耳に感じた。

家内の実家近く、横浜のヨットハーバー。元旦。
ハーバー内にある、娘のアウトレット・パーク探索に家内一家揃って初詣で。ちょうどスーパームーン。




帰りは大阪豊中で途中下車して "はる" の古巣へ。八年ぶりに夫婦のご対面。夫カールさんと。




その夫婦の息子、長男ラッキーとも。

そのほか、前述スカイツリー友人のモモ、東京従兄のウラン、はる夫婦二男リク後続の大阪のクリ、、、
多くの犬たちに会ってきた。
みな高齢や、虐待から救われたりといった犬たちだが、みな純真に生きている。そして愛されている。
今年は戌年。良い年になる。

今回の旅の私の一番の目的は、若い頃から一番親しい今年百歳になる、耳は遠くなったもののギネス級に元気な横浜の伯母に会うことだったが、年末の事故から始まる突然の入院に遭遇することになりこれも何かのお導き、、、意識の危うい日々の中、当日最後はっきりとお互いを確認出来た。
変わらずに、気高き女 (ひと)。

みな、友人や親戚や犬たちも、それぞれの課題を抱えながら、はっきりと生きている。
そのことが確認出来た良い旅だった。

そして帰還して、久しぶりの面子と正月のひょんな祝い酒・・・



ことしもみなさま、しっかりと生きましょう !!!
お店もよろしくーー ねっ ^ ^






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