Cafe'  SlowBeat




 

コラム

気がついたときに、思うことを記していきます。

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2024/09/23

まずは自身の体調連絡。
ありがたくも、気にして頂いている方たちもおられますから …

… 二週間前に、今年春から三ヶ月に一度となった検診でいつもと同じく体調悪くてそろそろかと思ってると、癌本体は画像上も血液マーカー上もこれまで同様不活性のまま変わりなし、治療副作用のホルモンバランス不適による体調不全で結構日々辛いのだが、要は大して変わりなし。良。

そんな中、昨夜、以前ちょっと触れた娘関連の吹奏楽団初の正規演奏会があった。ここ竹田市最大最高級の大ホールで、、、市の援助を受けて入場無料で実施 (私も数年前お店ライヴでお世話になった、市民の企画を応援するプロジェクト)、結果、事前の地元新聞の打ち上げ花火的な記事もあり、奏者40名にも及ぶ演奏会は大盛況 ! 当店のお客さまたちや実弟夫婦含め多数遠方からも駆け付けてくれて … 娘や息子たち(?) もソロで大いに盛り上げて ^^





2時間の二部構成で、一部は本格的なプロレベルの曲、二部はみんなで楽しめるポップな曲と演出、その一部は相当ハードル高そうな曲ばかりで日々みなあちこちで練習、ステージ前々夜は当店二階でもメイン奏者たちが集まりリハーサル、その甲斐はあったようです ^^ ♪
⇒ 楽団公式サイト

みなさまありがとうございました。まったくもって楽しい一夜でした !





2024/08/23

今年春先頃から当店によく来られるようになり、今ではもうすっかり常連さんとなってる隣市の緒方町のご老人、「絵を描いてる…」とは言っていたものの、さてどんなものやらと軽くいなしていたのだが、今月初め、「展示会があるのでチラシを店においてもらえないかな」、そのチラシを見ると市が主催で歴史的に著名な美術館で一ヶ月間も、しかもそこに載ってる絵が、お店でのチャランポラン風な彼からは全く想像出来ないほど緻密な作風で、驚いた。 ⇒「吉野玲子・牧田暁 二人展」


※上の絵の部分拡大





会場の「朝倉文夫記念館」は、私が移住してきた当初から気になり何度か足を運んだもののいつも休日や工事中などで中へ入れず、そのうちに忘れてしまっていたもの、今回初めて入館出来た。
朝倉文夫は東洋のロダンとも言われ400点を超えるブロンズ像を制作、東京藝大の教授として後進の育成にも当たり日本近代美術を牽引した重鎮の一人、その出身地がこの記念館がある、当店竹田市に隣接する朝地町。

実は今回行って初めて知ったが、彼は無類の猫好きだったそうで館内には何点もの猫の像があり、思ってもみなかったことだけに、それはもう他人とは思えないほどの親近感を感じた。
あっ、そうか、猫好きになったから今回入館出来たのかも、、、今まで行った時は100%犬派だった… (笑)



絵画展も記念館も撮影可だったため共に上のように写真に作品を収めることが出来ました。
お店のお客さんたちや家内や娘たちも観に行ってますが、私だけでなくみな感動したようです。
皆さまも是非ご覧になってみて下さい♪
来月9月8日(日)までの開催です。

ところで、このような絵画や彫刻や、そして私いつもの音楽や自然や猫・ペットなど、人間関係と離れたところには人の心を開放するものがあると感じます。
先日のお盆週間、お店休日にバイクで熊本方面に阿蘇山含め200キロほどワインディング走りに行きましたが、いつもガラ空きの道がどこも車だらけで自由に走れない ! 昼食も並ばないとどこも入れない ! もう絶対にこんな生活いやっ、と思いました。でもこの地に来る前はずっと日常こんな生活圏で生きていたと思い出し、「やはりこれは異常、精神衛生上全く良くない !」、改めて思いました。

人の苦しみは、人や、その集合体である社会との関係から生まれている。家族間や職場のゴタゴタから戦争まで。
一方で、自然の中には人以外の生や社会が一杯、それこそ無数にある。猫には猫の、虫には虫の、動物、植物、さらには常に変化し続けそれらを包括する一つの惑星、恒星、銀河、そして大宇宙、それらも生き物や社会に類するものと捉えれば、それこそ無限に。


※朝倉文夫記念館 庭園内

今周りに見てとれる人関係がこの世の全てでは無く、それはこの世の様々膨大な関係の中のごく一部にしか過ぎない人社会の正義など場所や時代によっていつも変わるいかほどでもないもの、そういったことが身をもって感じられれば、人の苦しみのほとんどは消える、、、

稀なる貴重と感じる、思いもしなかった現在までの3年の余命を過ごしそんな風に思えます。





2024/08/07

あっ暑い、、、「今日も暑いねー」が最近のお店の常套句。
天気が良すぎて夕立含め冷却用の雨がほとんど降らず、天気が良いのに暑さでバイクどころか車含め交通量全体がかなり少ない、みんな外に出ないか … とは言ってもここはMax.33℃程度、都市部の体温越えで40℃に迫ろうかという世界に比べれば大したものじゃないのだろうが …

そんな中にもいろんな人が訪れてくれる。

大阪時代に親しかったご夫婦、旅行と絡めて初来訪、当店看板犬だった「はる」の孫を譲り受けて飼ってる。「はる」の次男「りく」の子だ。「はる」の子4匹はみな私たちの住んでいた大阪豊中のご近所で生を終えたが、その血筋がまだ同じ場所で生きているという稀有なお話。息子さんが生まれつきの病で片目を失くしていたが成人となり義眼が入れられるようになり、さらに先般めでたく結婚したとのこと、「はる」の子をもらって頂いた家はどこも笑顔が浮かぶが、その孫にもその神通力があったかと。

先月末には東京から「長男」一家が今年初めて帰省、姉弟の幼子を連れ、早めの盆休みで約一週間。
早速、地元の常連「三男」
も集まり夜に当店でご宴会 ! みな楽器奏者なので2階のピアノで気付いたら夜中2時過ぎまで … そのままお二人とも2階でご宿泊 ~♪ ^^;
「三男」は彼を団長とする楽団で来月、竹田市の大ホールで初の本格的な演奏会を行う。
「ココ」はこの楽団のマスコット、そして守り神。

 

昨日は、いつもは本好きの息子さん連れで来てくれる親しい大分市内のお母さん、初めてのお友達をお二人連れて来られカウンターへ … 一人は昔からの知り合いというアメリカのブロンド女性、もう一人は最近親しくなったという大分市内のピアノ弾き、、、この女性、話を聞いているとジャズピアノで名前が・・・えっ? 〇〇〇 ! ・・・すぐに思い出した。こちらに来た当初、お店で演奏してくれるミュージシャンを探している中で一番ヒットしたピアノ、何度か親しいお店のライヴで会っていたので当店での演奏をメールでオファーしたのだが返信なし、スルー … 届かなかったか、危ない人と勘違いされたか … もう十数年も前の話。

その話をカウンター越しにすると、「そうだったね」 えっ、ちゃんと覚えてる !? 分かってたの !?
ウチのお店のことも私のことも知っていてここに一緒に付いてきたのか。
「… 今もライブでジャズピアノはやってる、でも生業ではなく趣味で、、、昔からそう。生業にしちゃうといやな時でも弾かなきゃいけない、それはイヤだから、、、だからミュージシャンとして名前はあまり知られたくない」

…「もう〇〇〇ちゃん、じゃなく、〇〇〇さん、だね」
彼女の生業は社会福祉士。



いろいろと楽しい日々は大平原の中に続きます。





2024/07/06

今年は遅かった入梅(6/17頃)、当店のアジサイも最近やっと見ごろに …



今その梅雨の小休止か、今週七月に入った途端雨が止み、この標高500mの高原でも30℃超えの夏モード、エアコンの冷房やっと稼働開始 … この高原の地メインイベント、スイートコーンも♪

… そんな日常の中、なにか私の意識が変わってきている、最近。
ずっとこれまでの死間近の意識から、当分は死なないんじゃないかの意識に…(笑)

先月半ば過ぎ、三ヶ月ぶりの大分赤十字病院での検診。ここ一ヶ月ほど体調が相当悪くそろそろかと思っていたら、MRI(頭部)とCT(胸腹部) 画像上も血液検査上も癌活性の兆候はなく、血液値全般は良好、体調悪化は心身のストレス過大とそれに対するホルモン量のバランスが崩れているからではないかとの診断、、、

何度かこの欄で記しているように、癌への光明得たものの新薬の副作用により副腎皮質ホルモンのコルチゾールというものが分泌出来なくなりその代替の錠剤で対処している身、このホルモンはストレス・ホルモンとも言われ、体内に心身のストレスが確認されるとそのストレスに打ち勝ちためのエネルギー、ブドウ糖を作れと血流に乗って体全体に指令を出す身体制御上最重要レベルのもの、当初これが激減したとき私はベッドから起き上がることさえ出来なかった。

正常な身体は心身のストレス状況を察して適宜このホルモンの分泌量を調整するが、代替の錠剤では朝昼晩の定刻定量投与につき随時変化する身体の求める必要量とはズレが生じ、エネルギー不足時には体調が悪化、無理に対応した身体は損傷を受け回復が遅れ、さらに体調は悪化、、、

… ということなので、まずは心と体のストレスを出来るだけ軽減すること、そしてこの代替錠剤を積極的に臨時追加投薬することで悪化予防・低減を試み様子を見ましょう、ということになった。
実はこれまでもお客さまには失礼ながら体調悪化で勝手にお店仕事中に体を休ませてもらっていたのだが、これからはストレスを溜め込まないようさらに休ませてもらうことになるかもと … マスターが不意に居なくなってもお気になさらず、ご容赦頂きたしー ^^; … ママ、居ます♪ (これを言いたいがために長々と背景を書いた、笑)



… 前回、体調悪い時にバイクにずっと乗っていると何故か体調が悪化するのではなく回復するので不思議と書きましたが、その他にもピアノをずっと弾いてるとき、お酒を飲んでるとき、ココ(愛猫)と接してるときも同様だと気付きました、要するに自分の大好きなことをやってるとドーパミンやらセロトニンやらオキシトシンや β-エンドルフィンなど幸せホルモンの分泌が盛んになりストレスが解消されていくので、ストレスホルモンの過不足に関係なく体調が回復するのだと合点がいきました。


最近気付いたという面でもう一点、今のお店と住居一体という形態、人との繋がりという面で多方面に有益だと思ってますが、昔の友人との繋がりに置いても優れているのかと最近思う。
私の病もあって最近でも絶えない、この地に来て18年前の開店来ずっと続く、昔ながらの友人達の来訪、バーチャルではなくリアルなお店でいつも今現在の情報を外に発信していることは、昔の友人達にとっても訪問の距離を縮めてくれる有効な手段になっているのかと。

数日前、以前、転勤族だった静岡時代に保育園時から娘の親しい友達はるかちゃん… 静岡からまた来てくれた、調べるとこの地に来てからも2007年と2009年、でも今回は15年ぶりに旦那さんと幼子の息子、赤ちゃん連れて、当時静岡で知って私が大好きだった「葉生姜」を持ってきてくれてー 感激 ! 、、、その数日前は家内の横浜の専門学校以来親しい友人も数年ぶりに、その数日前はちょっと前ここでも書いた親しい新婚甥っ子夫婦も … その前の月も、そのさらに前の月も、何人かが遠方から …



先日夕刻、当店駐車場からのモーメントブルーと放射オレンジ、大自然の凄い光景でした …

心身ストレス主因と思われる難聴の悪化を含め何かと辛い体調の中に何かと楽しい幸いな生、
「辛い」にちょっと頑張って横棒一つ足せば「幸い」になるとか含め、よろしいかと。





2024/06/11

また、来たよー きたきたぁーー 新たな金魚ぉーー
… じゃなくて何と、、、、

鯉、ニシキゴイ !



開店当初よりお店のエントランスでこれまでずうっと何度の死にもめげず飼い続けていたメダカや金魚、ランチュウたち、、、
長年親しいお客さんたちから頂いてきたものですが短命のメダカは孵化から育てるのが大変で一二年前に途絶え、ランチュウは当初多発した病死の対策後、今度は鳥獣たちに突然どこかへ持って行かれ… そのたびにいろいろ対策してもそれでも… 野生強し、今年の一月末からは水槽に誰も居ず…

そんな中での今回の錦鯉。
ずっと長年ランチュウを頂いていた金魚先生から先日頂戴しました。
もともと彼は鯉に恋した人、でも一夜にして高価な池の鯉全部を盗まれ…
それから金魚にしたそうです、鯉よりは低価で盗みリスクも低い … (^^;)
今回の鯉は知人から譲られたもので丸2歳、昔の恋人をしばらく眺めて将来的に川へ離すつもりだったそうですが当店へ …

ありがとうございます。
ワタクシも自宅で鯉を飼えるような立派な身分になったかと感嘆 … (笑)

鯉は運動性俊敏で獰猛、ランチュウよりも圧倒的に生命力大、簡単には捕食されないでしょう…
メダカの寿命はせいぜい2、3年、金魚ランチュウは4、5年、持って7、8年、でも鯉は40年 ! とからしい … 来年生きているかどうかも怪しい私よりぜんぜん長寿、
私の小さな神さまココ(約5歳)と共に、あとは全て任せた ^^!



次に梅酒。
今年は梅の実の成りが相当悪く、すぐに採りに行った方がいいと梅園主から連絡があった。不作はこの地だけでなく全国的のことらしい。だが梅を漬ける瓶が今、手元にない。梅酒を漬け終えた梅の実を瓶ごとある人に渡したままになっていた、以前ちょっと触れた三月末に突然亡くなったパン屋の奥さん、ジャムにしたいからと …
気落ちしている旦那さんに催促するか瓶を新たに買うかどうかで悩んでいる最中、その旦那さんが突然に来店、新品の瓶を持って。たまたま奥さんの残したメモなどを整理していて梅ジャムのことに気付き、慌てて瓶を買って持ってきたとのこと、借りていた瓶には梅がまだそのままになっていて奥さんのメモどおりのジャムを作るかも知れないから、と。

… これらはなんと梅園主から連絡のあったその翌日のこと、以心伝心 … 彼も私と同じく音楽愛好家、オーディオ機器のアンプやスピーカーを自作するほどに。



… 一時は食事の味も分からないほど落ち込んだもののその後、GWからお店を再開、奥さんの残したレシピなどから20種ほどあったパンの内の13種は、息子さんの手伝いもあり焼けるようになったとのこと、前向きな状況を知ることが出来、良かった。私の方も今年も無事梅酒を仕込むことが出来、連絡をくれた梅園主へと合せ感謝 ^^

次、先月末の週末に私の父方の親しい従兄妹と実弟が東京、北九州、博多から来訪してくれた。
私含め四人が揃うのは調べると実に16年半ぶり。私の父は六人姉兄弟の五男末っ子でその一つ上の四男伯父の従兄妹、伯父と父は年が近いため兄弟の中で一番仲が良かったが、私が小学生の頃に関門トンネルを挟んで下関と小倉(北九州)という近くに住んでいたため、その子供である私たちも年の近い家系一番下っ端の四人として、当時珍しかったそれぞれの「自家用車」で山口県の「湯田温泉」に行くなど、よく遊んでいた。従兄は大学卒業後はずっと東京だったため私はその後もずっとちょこちょこと世話になってた。

… 来訪当夜、私の家内と娘含め六人で娘発掘の竹田街中の牛タン焼肉で散々ビールや酎ハイや焼酎を飲んで帰って来て、そこからまたそれぞれが持ち寄った赤ワイン三本を空けて、、、
女性陣には呆れられていた(笑)、楽しかった、ありがとう !



そして最後にドカ。
先々週にリアタイヤ交換、なんと前後合せて丁度40本目 ! 置物じゃなくずっと一緒に走ってる。
その他、塗装剥がれや腐食などで汚くなっていたステップ固定用ブラケットとクラッチカバーもヤフオク品で交換、クラッチカバーは当初構想していたクロムメッキ品をやっと実現、ピッカピカに !
最近体調が悪くドカに乗るときは体の様子を伺いながら慎重に乗っているが、そうやってずっと乗っていると最後には体調が復調しバリバリ全開 ! ということが多い (大笑) 、、、
リズムかエンジンの鼓動か、適度な全身運動か、または大自然か、、、不思議なものをもらってる。





2024/05/07

来たよー きたきたぁーー 新たなスーパーカー !!!




昨日終えたGW、天候不順、でもそんな中に盛況、自身の体調の様子見ながら夫婦二人で制覇、
当然疲労コンパイ、でも楽しい疲労感 !!!

今回はなぜか若い女性のお客さんたちが多かった、5人組とかも何組かあり3人とか2人とか多数に… 20代30代、、、満席でカウンターに座った素敵なお嬢さん二人、以前当店のスイーツ、「チーズ・ショコラ・テリーヌ」を閉店後にホールでお買い求めになられその味に惹かれまた遠方からご来店、「あっ、コーヒーもすごく美味しいです…」、感涙もの … (笑;)  昨日はお嬢さんたち御三人、きゃっきゃっ小雨の中はしゃぎながら、ココと戯れながら、、、微笑

華やかで、楽しいのです。

今、社会、そしてこれまでの社会構造の中でジェンダーとか女性軽視とかよく言われる、でも、、、
私には違和感大、男にとって女性は憧れの崇高なるものであって、どこの時代にどこの地で本当の意味で女性蔑視があったというのか…どう見ても世界中、奥さんの方が強いイメージなのだが … (笑)
この世、何故かたった二つしかない性のこの神秘に、ずっと不思議を感じている。

… で、冒頭のスーパーカー
英国マクラーレンの600LT、V8・3800ccツインターボの600馬力で車重1360Kg !

もうずっと当店親しくてバイクでも一緒に走った外科医のお医者さん、昔、手術修行でここ竹田市のメイン病院に来ていて今は地元大阪で開業、その後も年に一二回ずっと彼の唯一の趣味、先端の車やバイクでこの地へ来てくれている、昨年までしばらくはシボレーコルベット (C7Z06、V8、6.2Lスーパーチャージャーの650馬力) 、シュワルツェネッガーの映画でも準主役級で …



今回の彼の車マクラーレン、600馬力(PS)で車重1360Kg、私のバイク、ドカは90PSで180Kg、加速性能の目安「パワー・ウエイト・レシオ」で、共に2Kg/PS程度、、、
また助手席に乗せてもらっての体感加速、あんな箱もので強烈バイク同等と実感、、、すご…
逆に言えば、バイクはスーパーカーの10分の1以下の価格で同等以上の加速感が得られる、ということ … でも危険度は10倍 !? 何の防御もない、それが醍醐味 … ! ^^

バイクといえば、いつ故障で止まってもおかしくないと言われるビンテージのハーレーもご来店 ! しかも女性2名含む4名4台で、しかも長崎から、しかも日帰りだとか、すご … 遠方ハーレーといえば数年ぶりに以前の会社の同僚が湘南より突如登場 ! この地九州の昔のハーレ仲間との飲み会キャンプと合せ … ただし今回は雨模様なので車で陸路を、でもなんと軽自動車、彼のハーレーの1/3の排気量、で、、、すご …

今日、ここ一ヶ月の長雨の中で液劣化によるエア噛みと思えた"ドカ"の油圧式ブレーキとクラッチ、でそのフルードの交換、すったもんだで昨日やり終え、久しぶりに代休で丸一日ドカ走り全開 !
ブレーキとクラッチの鋭敏でスポーティーな操作感に感激 ! 楽しいー !


ここ数日、というかいつものように、体いろいろあれど、充実感感じる生の繋がりでした。





2024/04/23

当店の二階、三角屋根の屋根裏部屋、普段は私の音楽の贅沢な遊び部屋 …


でもたまに音楽のライヴ会場となる、コロナ前まで10年50回も行った、こんな田舎の山の上でほとんど需要の無いジャズとクラシックの音楽を、、、、私が好きで聴きたかったからなのだが、まぁ、お店を知ってもらう手段ともなるかと、、、50人程度入る空間なのだが満席となったのは10年で数回程度、たったの50人も集めることが出来なかった、毎回胃が痛くなりながらも・・・

だが毎回終わったあと、「やってよかったー」だった、だから収支ギリギリで続けられた。


先週久しぶりに、またライヴが行えた。数週間前にピアノのペダルの破損に気付きそれを直し、数日前からピアノの調整を行い … もう何年も前からピアノのメンテは全て自分で行っている、以前の調律師さんのやり方を見ていて… ピアノは現代の使い潰して買換えの機械ではなく、メンテして永続させるための仕組みに設計されている、だからそれを知ると、個人でもかなり永続できる。




東京より長旅のピアノニスト登場、変わらず、私と同じ空冷のリッターバイクで…



彼は凄腕テクニシャンのピアニスト、そして楽しい笑顔のひと。一年振りにも係わらずピアノの違いにも気付いていた、ペダル修理の効果で響きが良くなっていたのだが、打上げ飲み会で「何か響きが大きくなってて…」
驚きました。




今回はライヴが終わった打上げ後に、元は娘と同じホルンで今はチューバ奏者、かつ、ここ竹田の吹奏楽団の団長でもあるタコ焼き名人のチューバ ! とのコラボが酒宴のノリで発生(私も雑音!? アルトサックスで援護射撃! ) また二階に戻り、、、この4月小学生になった真剣な眼差しの、将来アイドル女優必至のオーラ感じる、以前の会社勤めで親しい友人のお嬢ちゃん、、、翌日もちゃんとガッコ行けたそうで …
よかった。

通常半年前ほどからライヴ・ツアーの企画を進めるミュージシャン、いつ癌が活性するか分からない身なので数ヶ月先のお約束は出来ない、だからお約束事は断ってます、その中で「…了解でーす、でもお店には寄らせてもらいますねー」「… じゃあ、私の体調良ければ内輪のライヴで…」、一二週間前から即に集まってくれそうな親しいお客さまたちに声を掛けての即興ライヴ、もう3年、3回目、、輝きの初っ端はコロナで潰されましたが ー 、笑

お客さまたちみなさま含め、ありがとうー、です。



… そして何もなかったようにいつもの私の音楽部屋、兼、休息避難部屋に戻ります ^^


あと、、、私的な記録のために。
… この当店ライヴに前回も来て頂いていて、店裏の畑を家内と一緒にやっていた親しい涌蓋山麓のパン屋さんご夫婦、私の体のことをずっと心配してくれていたその奥様が先月末に突然に亡くなりました、心不全、、、なぜとうに死んでいるはずの私が生きていて、健康に見えていた彼女が先に亡くなるのか、、、ご遺体を前にし、元旦の能登地震もありましたが、人の目測など何も配慮無きこの世、改めて感じました。

… 先週やっと数十年ぶりに来てくれた、大学と会社とバイクとスキー … 何十年も親しいYAMANE ! 以前私が勤めていた会社で彼は米国、タイ、中国とずっと海外勤務だったが、今は帰国しグループ会社の社長 ! になっていて、、、結婚式に二回も招待されたのは、私の人生彼だけ、笑

お店にも何度か来られた世界的ヴァイオリニスト古澤巌さんと廉太郎オーケストラの公演、先日ここ竹田市で開催されましたが、オーケストラは毎回無論、今回、生で初めて聴く古澤さんを含めて文句の付けようのない最高位の音楽、こんな田舎の地で ! … 自身の耳の聞こえ辛さの中に十分に堪能させて頂きました♪

… そして前回書いた甥っ子の結婚式の中の最後の一枚、姫を支える下僕の旦那さまが幸せそうで…
末永くお幸せにー


生は、いろんなことを巡り合わせる …





2024/03/22

明日、亡父の出生地である博多で親しい甥っ子の結婚式がある。
これまでこの欄でよく書いているのだが私の病気延命というものは、今のところ良いことしかない感じ、愛猫ココに出会ったことから今回の当家一家揃っての親しい二人の結婚式への参列なども、、、その甥っ子は、私より先に結婚した二人兄弟の実弟初めての子で、それまで子供嫌いだった私を子供好きにしてくれた …


… この冬のTVドラマで、死に至るストーリーものをいくつか見ていた、最後まで残ったものは君が心をくれたから春になったら
「君が心をくれたから」は愛する人を救うために自らの"五感"を一つずつ神に差し出すというもの、「春になったら」は父が末期癌となりその死と自身の結婚式の時期が重なるという娘と父のお話、

"五感"の喪失は、自身の病の副作用で私もそれぞれ一時期失った経験あるものなので心に響いた。
私の場合は最初は手足の強烈な痺れによる"触覚"、次に複雑な味を持つ赤ワインと珈琲に対する"味覚"、そして飛蚊症による小虫の大群で覆われる"視覚"、これらは今ではかなり改善されているが一番辛いのは今でも継続悪化して最初から引きずっている"聴覚"、、、疲れると聞こえ辛さも増して益々疲れてさらに聞こえ辛くなり、お客さんとの会話が辛くなる、「君が心をくれたから」でも最後に失う五感の設定だった、、、"臭覚"は、幸いにして気に留まる異常は無かったと思う。

… 結婚式、私自身は当時バカらしいと思いおざなりの"結婚式"というものはしなかった、でも親しい人達にお知らせしないことは礼を失することと思い、転勤族の様々な関係の中、個別に数ヶ月掛けて各地で旅行も兼ねて披露の宴を行った、それは全く楽しいこと、、、





でも最後にはもう誰とも話したくないほどまでに疲労困憊、、、実はこんな大変なことを一回で済ませられる先人の知恵だったのかと気づき、その後は結婚式に対する蔑視感はなくなりました。
まあ,何ごとも疑問あるものには正面からぶち当たってみる、さすれば川に流される石のよう、大海に着くころにはあちこちぶつかって角が取れ丸くなり悟る、というものでしょうか。
「春になったら」ではどんな式になるのか、来週最終回 !


追伸 : 先日二ヵ月ぶりの検診、今回も、残っている癌細胞に活性は認められず変異なしとのこと。
まだしばらく大丈夫なようです ♪
ところで話変わってゴジラ-1.0、アカデミー賞、それも大ハリウッドが常連の「視覚効果賞」をアジアで初の受賞という快挙 ! うれしー ! バイク仲間のお客さんから予告編の動画をスマホで見せられて「これは半端な映像ではない !」と上映を待ち望んで見に行ったもの、やはりプロも絶賛するほどのすごい映像だったんだー





2024/02/16

昨年末大晦日の紅白で久しぶりに歌手としてたまたま見た薬師丸ひろ子、その歌唱力の凄さ、年齢を感じさせない素晴らしい歌声は記憶に残り、、、その後に放映されたNHK特番(⇒「SONGS」)にもオーケストラをバックに今歌う彼女を見て、、、

歌のキーを当時若い頃に歌っていた時と同じに保つことを歳をとっても命にしていると聞いた、当時聴いてくれていた自分の歌を好きな人たちに違和感を抱かせないようにと、、、年齢と共に落ちていく高音域の声を維持しようと努める彼女の気持ちは今回私が彼女に惹かれたものと一致した、一致したものはさらにあって彼女のイメージが誰かに似ている・・・
・・・全く意外、、、、
・・・家内だった、、、えっ、笑 ? 涙 ? 、、、 のろけ ? …

… カワイイ振りして強い、、、微笑しながら機関銃を打つ … (笑)



何度聞いてもなぜか涙が出る、歌詞、チャーミング、魔法のよう …

薬師丸ひろ子の鮮烈で透明な声、そして作曲はペンネームを使ったユーミン ! ユーミンの曲と知って曲のイメージはより鮮明になった、自然に聞こえるのに実は普通でないおかしなコード進行、なのに何故かいつも心を湧き立たせる彼女の曲 …

音楽は一生の友達 。
また久しぶりに耳コピで手前のコード譜にしてピアノで弾いてる。

もともとネットもない時代に好きなロックやジャズをギターから始まり耳コピでやってきた身、でもそのおかげで今は耳にヒットするほとんどどんな曲もコードと必要に応じメロディー、それなりに譜面化出来るようになってる、、、譜面化の意義は、忘れていて、でもまた弾きたい時にすぐにそれを再現出来るということ …
譜面化する過程で曲の凄さも知ることは多い、この曲でもそう、なぜそんなセオリー無視のコード進行が大きく自然に心に響くのか … !



… 人の可能性と英知は、 楽しい、、、

当然譜面化するには耳だけでなく決まり事や理論的なことを知る必要があり、また逆にそのコードネームをいかに素敵な響きにするかということも勉強する必要ありますが、要は、大好きなことならいろいろ勝手に勉強して好きなものがもっともっと大きく楽しくなって、するとさらに勉強して、するとさらに楽しくなって、、、ということ。

先日亡くなられた小澤征爾さんは、そんな螺旋上昇の最大級の方だったと思います。相手にされない国内を離れ単独西洋に渡り、20世紀クラシック界トップの両巨匠、カラヤンとバーンスタイン二人の薫陶を受け、、、、、ストラヴィンスキー「火の鳥」、大好きな曲想なのに、これは何か違う、これは何か足りない、で最後に辿り着いた彼指揮のパリ管 ! パリ管弦楽団の演奏、これっ !!!♪

お金持ちがさらにどんどんお金持ちになる雪ダルマ法則は、好きとか好奇心とか、芸術とか科学にも当てはまる …

お金よりもそっちの方が断然に深遠でスケール大きく楽しいですけどね。





2024/01/22

先週、二ヵ月ぶりの検診へ行ってきました。
前回と前々回の検診時に「血液成分の癌マーカー値」や「CT画像」に不穏な兆候が見られ、今回はより高度な解析の「造影剤」を使ったCTを実施、自らも一二ヵ月前から年末に掛けて体調が悪くてそろそろかと覚悟して臨みました。

これまでもお伝えしているように私のステージ4の肺癌に対してノーベル賞も受賞した新たな「免疫療法」による新薬で治療トライでもその重度の副作用により投薬継続は出来ずにその後は経過観察の身、もうそのままなんと一年半、その間、何も癌に対する治療はしていない、ホルモン分泌などの副作用障害に対する飲薬処方のみ。

それで私は生きている。

「この新薬がこれほど効いている人は十人に一人程度、また副作用の強い人ほどその後の投薬無い中に抗癌効果が長く続くことが多く確認されています」 … 以前主治医から言われた。
いよいよかと少し怯えた今回も、まだ癌の活性は認められませんでした。(小さくなった腫瘍は残ってます)

新年をまた迎えられ検診もOKとの中、一区切りとして今現在の自身の病の状況を記すものです。
なお、上記の私の受けた「ノーベル賞受賞の新薬」、実はこのコラムで以前自ら記載していたと発見した、単なる偶然とは思えない「縁」というものの不思議さには驚かされ以前ここでも書いたが…


※ココ久しぶりの木登りを発見、生の躍動 ! 尻尾長いの、好き♥

何もしなければ半年から一年の余命と言われてもう二年半近く、三度も新年を迎えられた。
いつもの痛風薬をもらいに行って三週間続いていた咳のことを話しただけで異常を察知、その場でレントゲンや血液検査を実施し本格的な検査や治療の手配をしてくれた地元の掛かりつけ医師から始まり、抗癌剤治療は受けないとの私を新薬で説得して治療へ導いてくれた今の主治医含めた各種医療機関の多くの医療関係者 … その中には娘の吹奏楽仲間の看護師や薬剤師もいる …
… お客さんたちや当店のお店経営に関わる互いに顔を交わすいろんな人たち、郵便、新聞、宅配、クリーニング、電気ガス、農家やパン屋さんや作家さんや音楽家やそれを回すホール関係者やメディアや、特にコロナで助けて頂いた市や県のお役所や金融機関や … 皆さまのおかげです。

今日、天皇皇后両陛下の長女・愛子様が「自らのご希望で日本赤十字社へ就職」との報、、、驚いたが、今回の能登半島への寄附金などでも「赤十字へ」との報道は多く、そんな世間、世界に信用されている組織がある一方、同じ寄付でも自民党への裏金など、誰にも信用されない今の政治・政党とそれに群がる企業などの組織 …以前書いたことがある、「爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい」と。

私はその大分の赤十字病院でお世話になっていて、その強さや行動力に感じ入っている一人です。
その医療だけでなく今回の能登半島地震含めてものすごく密度の濃い日々の経験、病気のせいか邪心や良心への感度が高まっている中でそれらを強く体感することが出来、脳や心に大きな成長を感じる貴重なこの余命の二年半です。

感謝と、そして喜び。





2024/01/08

新年が明けました、でもとても「… おめでとうございます」とは書けません …

前回、「年末というのに、まったくひどい、、、」と書いたのですが、年明け早々の元旦から二日にはさらに追い打ちを掛けるような大厄災が立て続けに…



1月3日の新聞一面、2日が休刊日だったため元旦と2日に起きた大事件が並んで紙面トップに。
これを書いている8日時点で能登の地震で確認された死者は160人を超え安否不明者まだ300人以上、もう一週間が経つというのに震度4以上の大きな余震が頻発し、寒波や大雪も到来し被害状況の全貌はまだつかめておらず、、、

… JAL旅客機と衝突した、機長を除く他搭乗員5名が亡くなった海上保安機は、この震災の能登半島へ支援物資を緊急で運んでいる機だった、、、この理不尽には怒りを通り越して涙しか出ない…若い頃に読んだ遠藤周作の「沈黙」が想い出された …

そんな中で唯一、JAL旅客機のほぼ満席400人近くもの乗客乗員が全員脱出できたとの報告は、たまたま能登の地震で付けていたTV・NHKでいつの間にか羽田の映像に変わっていて、最初は少し炎が出て乗客有無も不明の旅客機が、その後に千歳から乗客を乗せていたとの情報、でも炎がどんどん上がる映像からは誰一人も脱出の姿は見えずTVアナウンスもなく、「もしかしてあの中で全員ダメなのか…」との中、「全員脱出との情報です」とのTVアナウンス、もう、涙が出た…

阿蘇神社。
2016年の熊本地震で潰れ
7年半、先月12月に重要文化財の楼門含め復旧が完了した。
当家にとって阿蘇神社は特別な神社で、地震で倒壊した後はまともに初詣はしていなかった。
今回、NHK「ゆく年くる年」でも放映され晴天で暖かな元旦と2日に予想された大混雑を避け、当店開店初日3日夕刻の小雨閉店後に、家族+αで復旧された神殿に7年ぶりにお参りに行った。
まいどのココも一緒、境内では雨もやんでいた。






今回の年越し、不思議と特に新年とかいう思いが全然弱く、また初めてのことですが初詣で 「おみくじ」を引くという気が全くなく、引かなかった。
これまでと全く違う初めての感覚モード。

何なのかと考えた、そう、ちょっと前にここでも書いたが過去や未来への「欲」がほとんどなくなり「いまここ」で日々だけに燃焼しているからなのかと、何となく思えた。

3日の開店初日は久しぶりに当家三姉妹(?)が全員集合、三女は東京からご帰還地元の次女はなんと、婚約者さんを連れて皆に初公開 ♥!!! また昨年の正月に柳川の神社で合流した私の実弟夫婦とその長男と彼女、今年は4人が福岡からコチラへ来てくれた、二人は今年の春に結婚する ♥

どこまで「シンパシー」が到達できるか、自分の中だけ、または身内だけ、そして身近な人、市民、県民、国民、そして違う国の国民、さらにはペット、植物、そして大地や地球、さらには銀河まで…
…と書いていて自身、冷ややかに笑いごとかと思った、、、
だが、以前ここで書いた宮沢賢治は、それ、そのものを強い感覚として意識していたと気付いた。

… 下は熊本地震の時にすぐにバイクで現地確認した時のもの、2016年4月の阿蘇神社。



今回、復旧された楼門をよく見ると、至る処で細かな所まで可能な限りに元本を使って修復していることがこの目で確認された。重要文化財には修復に於いてそういった決め事があり、今回は出雲大社の宮大工の力も借りていたようだと、博識の当店懇意のお客さんから聞いた。

素晴らしい人の文化だと思った。温故知新、過去のものを大事にして今に満たす。



あまりにもひどい年明け、現地は未だその最中ですが、そんな中の様々な情報の中から、JAL旅客機の奇跡や地震で倒壊した阿蘇神社に見る高度に真摯な修復など、ひとの繋がりや良心の素晴らしさも多く感じます。
何とぞ今年は良い方向へ世全体が舵切り出来て進めますように、願います。






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