Cafe'  SlowBeat




 

コラム

気がついたときに、思うことを記していきます。


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2007/11/26 

大分県下No.1のタウン情報誌 「シティ情報おおいた」 の12月号に当店が掲載されました。
今年3月号にも掲載されましたその時は他店と共にページの1/3程度の扱い、でも今回はなんと1ページ全部を割いてのクローズアップです!
料理のことはもとより、ホールや陶器・雑貨や、愛犬はるやバイクのことまでも写真付でコメントされているという大盤振る舞い!

紙面では何店舗載っているのか分からないほど多くのお店が紹介されていますが、見たところ1ページを割いて紹介されているのはうちだけ・・・?

ということで、大分県だけではなく近県の書店でも置いてあるようなので、機会があればご一読下さい。




2007/11/15 

すばらしいジャズライブ
があった翌週、初めて祖母山に登ってきました。
お店の真ん前にいつも雄大に見えている山です。
阿蘇、くじゅうと並んで、日本百名山のひとつに掲げられている山ですが、くじゅう山がやさしい女性的な山に例えられるのに対し、祖母山は山深く険しい男性的な山に例えられます。

今回、紅葉を見に行ったつもりでしたが、なんと山頂付近は樹氷、日中でも温度計は零度を指していました。登山途中もガスガスで何も見えず、雨もぱらついてくるような天候、引き返そうかと思うほど厳しい祖母山の洗礼を受けました。

それでもとりあえず九合目にある山小屋まで行き、ひとり泊まったのですが、その翌朝に、くじゅうの山の頭だけが見えている360度大雲海の中に朝日が昇ってくるという、天上界さながらの風景に遭遇することができました。

いつものとおり、何事も一生懸命突き進んでいけば最終的には天は見方をしてくれます。

帰ってきて、お店から見る祖母山が少し身近に感じるようになりました。

      

     











2007/10/19 

グランドピアノを持つことが夢のひとつでした。
ただ持つというだけではなく、好きな時に周囲を気にすることなく自由に弾けるという環境の中で。

そのためには、高額なピアノ本体の他に、設置スペース・耐荷重構造・防音設備などを含めた家全体が必要となlり、はっきり言って都会ではお金持ちにしか実現できない話です。
そういった、お金と住宅事情の問題から縦型のアップライトピアノというものが生まれています。

しかし、やはり音や響きが歴然と違うのです。そして鍵盤のタッチ、すなわち演奏のダイレクト感も。


ここにはそれがあります。前オーナーが置いていってくれたものです。
履歴も良く分からないようなオーバーホールされたピアノですが、でもれっきとしたグランドピアノです。
調律師さんにのべ3日間におよび調整して頂いた結果、私にとって夢のように心地良いピアノになりました。
家の周囲は百メートル以上隣家から離れているため、真夜中に窓全開で弾いても何ら問題ないのです。
お店のピアノでもありますが、住居一体のため、マイ・ピアノとなりました。

そんな中、最近では調律も自分でやり始めました。
ピアノはギターのように弦で音を出す楽器なので、時間が経てば音程は狂ってきます。ギターでは都度自分で簡単に調整できますが、ピアノでは一般に不可能です。ギターの弦は6本ですが、ピアノでは200本以上です。
したがって、調律師さんにお願いすることになりますが、それまでは狂った音に我慢することになります。田舎では簡単に調理師さんも来てはくれません。そこで自分でやってみようということになります。
当然本格的な調律は無理ですが、ちょっとした音の狂い程度は直せるようになり、快適です。


なんでも自分でやってみる、自然の中ではそういった子供の頃の感性がよみがえってきます。


  




2007/09/18 

まだ残暑厳しい中、ちょっとは秋めいた気配になってきました。
日が暮れたあと、澄んだ虫の音が心を静ませてくれます。


当店は、単に飲食店というのではなく、お客さん達との語らいの場ともなっています。
その中で、狭いサラリーマン生活では決して知りえなかったような、様々な人生、世界を見せてもらえます。
ここで、いろいろ感動した人達の話を書きたいところですが、仔細を書ことはいろいろ差しさわりがあるため、お客さん達の職業だけでも羅列してみようかと思います。職業も多彩、それだけ人生も多彩です。

大規模農園、小規模農家、役所、牧場、葬儀屋、自衛隊、米軍海兵、スナック、モーテル、ホテル、旅館、飲食店、美容院、バー、蕎麦屋、御茶屋、苗屋、作曲家、演奏家、写真家、陶芸家、文化施設、土建屋、重電管理、大学教授、保育園、介護福祉、山師、タクシー、保険、小料理屋、道路公団、議員、温泉業、大工、自動車整備、バイクレストア、産廃、仕立て屋、測量、レストラン、酪農、画商、薬売り、ネットワーク販売、林業、猟師、獣医、ガソリンスタンド、材木屋、学校の先生、旅行会社、原始生活者、農協、ピアノ教師、板前、定年後のボランティア・・・・・そして、様々な職種の会社員。


山あり谷あり・・・・・いろいろな人生があり、いろいろな思いがあり、でも、みんな素敵な人々です。




2007/09/02

こちらに移住してちょうど一年が経ちました。
まだ○○ヶ月、まだ△△ヶ月、と思っている内に、もう一年経ってしまったか、といった感じです。

二十数年の会社勤めから離脱し、全く初めての地で、全く初めての仕事と生活を始めました。
だが、この一年で一体何が出来たのだろうと考えると、一見何も出来ていないように思えます。

しかしよくよく考えてみると、図面無しの家の増築に始まり、各種保険や年金などの手続き、店舗の屋根や外壁の再塗装、薪の調達、メニューの検討、食器類の買出し、店内外の整備、店名の創出と届出、
ナローバンド状況でのインターネットの設置、確定申告、看板の制作、そしてホームページの作成などなど・・・・・・全てこれまでやったことの無い事柄ばかりなので、いつも途方に暮れながら、でも最終的にはこなしてきた訳で、我ながら感心します。

それが出来たのも、お客さんやお隣さん達が本当に親切にいろいろ助けてくださったからであり、改めてこの地の人の良さに感謝します。よく聞く、よそ者に対する田舎の排他意識などといったものには、私どもは全く無縁でした。
そして、この阿蘇・くじゅうのすばらしい自然と住環境、これについても想像していた以上のものがあります。

まだまだこれからやっていかなければならないことは多々ありますが、スロウビートの名のごとく、ゆっくりと着実に、そして楽しみながら、皆さまのオアシスになれるよう、前へ進みたいと思います。




2007/08/26

店名変更から8ヵ月、なかなか案がまとまらず、構想・制作期間に半年以上も掛かってしまった看板が、ついにお盆休み前に出来上がりました。

三ヶ所あります。
店前のメイン看板、道路反対側の誘導看板、そして入り口のイン表示です。

分かりにくい、入りにくい、などなどのこれまでのお客様達のご意見を参考にさせていただいて作ったものですが、さてさて効果のほどは・・・

ともあれ、
これでやっと名実ともに SlowBeat になったわけで、長かった制作期間のことも含め、ちょっと感慨深いものがあります。









2007/08/07

やっと念願のひとつだった、陶器の展示・販売を始めました。
窯元は地元、祖母山山麓の「梁塵窯」さん。
当店から祖母山の方向に一直線、20分程度の距離にあります。

実はここの窯主も遠く関東からの脱都会派、私どもと同じく縁もゆかりも無いこの土地に移住された、大先輩でもあります。
詳しくは、
梁塵窯さんのホームページをご覧になって欲しいのですが、紆余曲折の末、非常に個性的で温かみのある作風を築かれています。

この写真以外にも当店で多数展示しておりますので、是非、ご覧になってみてください。









2007/07/31

今年初めてこの高原での夏を体験中ですが、先週の猛暑でも日が落ちれば涼しく、最近では肌寒さを感じるほどです。
さらに特筆すべきは、なぜか蚊がほとんどいないことで、涼しさと合わせて、夕方から夜にかけて屋外のデッキで月や星空を眺めながらやる一杯が格別です。

都会ではコンクリートやアスファルトにこもっている熱や、エアコンの室外機や車の排熱などで、日が落ちてからもいやな暑さが続きますが、それとは別世界です。

緑の環境の中では、草木や土が水分を含んでいるので温度の下がり方が早いのです。

ここに居ると、田舎がすばらしいというのではなく、自然界の中で都会が異常な環境なのだということが改めて良く分かります。





2007/07/23

やっと梅雨明け、ハイな夏シーズン到来です!

ご近所のお客さんから金魚の赤ちゃんをいただきました。
金魚の王様と呼ばれているランチュウです。お尻をぷりぷり振りながら泳ぐ姿が非常にかわいらしく、見ていて飽きません。
昨年秋に別のお客さんからいただいたメダカと一緒に玄関口の”石”の水槽で飼っていますが、特に喧嘩をするわけでもなく今のところ仲良くやっています。

すばしっこいメダカの大群と、ゆったりとした三匹の金魚、動きのコントラストがおもしろいので、お出での際には是非ご覧になってみて下さい。涼しげです。





2007/07/07

ここ竹田市の菅生地区は九州でも有数の高原野菜の産地ですが、6月の下旬から8月上旬に掛けての夏のトウモロコシは特に有名です。

当店では、いつもお世話になっているお隣のくわき農園さんのスイートコーンを販売させていただいてます。
地の利を生かした、朝取りの新鮮なコーンです。

このスイートコーンは無農薬の有機栽培なので生でも食べられるとのこと、早速、生まれて初めて生で食べてみましたが、柔らかくてプチプチしていて甘く、茹でてあると言われても騙されてしまうような触感でした。

私どもは、もう100本以上、お中元として大阪や各地へ送りましたが、どこでも大変喜ばれています。
私どものお店で全国宅配も受け賜っておりますので、合わせてご利用下さい。




2007/07/06

工業用ミシン関係の仕事をしていらっしゃるお客さんが、ミシンの刺繍(ししゅう)で当店のロゴのパネルを作成してくれました。

あまりにもすばらしいので、これ幸いと、お店のエントランスに掲げて、看板にしてしまいまし
ランプの下で、なかなかいい雰囲気をかもし出しています。

それにしても、お客様たちから本当にいろんなものをいただいています。
季節の旬の野菜や山菜や果実はもとより、干物や釣りたての魚、馬刺し、豆腐、米、醤油、お酒、酒のつまみ、お菓子、おもちゃ、コーヒーカップ、薪、鉢、花の苗、メダカ、金魚・・・・いくら田舎は貰い物が多いといっても、すごい量と種類なのです。

皆さまに感謝です。




2007/07/02 

ギャラリー小屋の大きな軒下にある縁台にちょっとした椅子とテーブルを置いて、オープンデッキ風にしてみました。

ここで目の前に広がるトウモロコシ畑や祖母山を眺めながらオープンカフェをやるもよし、お昼寝するもよし、目の前を通り過ぎる車をぼーと眺めているのもよし・・・・・看板犬はると戯れたり、イタリアンバイクを眺めるのもよし・・・・

夏の間、ここ標高500mの高原にはいい風が吹きます。
自然の風に吹かれながら、それぞれご自由におくつろぎ下さい。

    




2007/06/23

くじゅうの山から下りてきた翌日から本格的に梅雨に入ったようで、その後連日曇りや雨の日が続いています。くじゅう山もずっと雲に隠れたままで、下山してからまだ一度も姿が見られません。
ぎりぎりのタイミングで登ったようで幸運でした。

お店の敷地内で、なんと蛍が飛んでいました。三度も見ました。
実は先月、庭の木々の間に蛍の幼虫がいるとお客さんから教えられていたのですが半信半疑、近くに用水路はあっても目立った川はなく、夜間ほとんど交通量がなくなるとはいっても国道沿いです。
ここに蛍がいると言われてもちょっと信じられませんでした。

とは言っても期待もあったので夜ちょくちょく見ていたのですが、本当に飛んでいるのを見つけた時はびっくりしました。自分の家の敷地内で蛍が見られようとは、考えもしなかった望外の喜びです。

写真に撮ろうと試みましたが無理でした。
幼虫の写真のみアップしますが、泡の中に隠れているものを撮影のために外に追い出したものです。
蛍の幼虫なるもの、初めて見ました。

          

この地にいると、いろんな発見があります。




2007/06/14

いつも遠方から眺めているだけではもったいないので、天然記念物でもあるミヤマキリシマの開花時期を狙って、くじゅう連山を登ってきました。

阿蘇山とは異なり道路やロープウェーはなく、登山でしか入れない山です。
今回初めての入山だったため、連山中央の桃源郷、坊ガツルでテント一泊して、連山の8座をざっと登ってきました。

驚きました。標高1700m級とは思えない、すばらしい山々です。いつか近い内に、別にコーナーを設けて紹介したいと思います。
※PS.⇒「ギャラリー"Mt.KUJU"」

登山を趣味とは意識していなかったのですが、今回の登山を機に過去の山行をまとめてみたところ、北は北海道北端の利尻岳から九州南端の霧島まで、日本百名山の48山に触れ、三大霊山である富士山・立山・白山を含めた百名山の21山の山頂に立っていました。

ここ、阿蘇・久住の地に住み付いたのも、阿蘇・くじゅう・祖母の三山を登り尽くそうとの思いがありました・・・

このすばらしい自然に感謝・・・・・




2007/05/27 

大分県といえば、別府や湯布院に代表される温泉や、やまなみハイウェー・くじゅうなどに代表される山景色が印象的ですが、実は海も一級です。
関さば・関あじは有名ですが、それを育む豊後水道や日豊リアス式海岸の海は景観と海の透明度もすばらしく、あまり知られていないだけに穴場的な存在です。
実は私も最近知って感激した次第、関東の西伊豆や関西の南紀に匹敵するレベルの海だと思います。






2007/05/08 

SlowBeat 初めてのGWが終わりました。

後半天気がすぐれなかったものの、多数ご来店いただきました。
ありがとうございました。
GW中、大阪からの友人二家族の宿泊、福岡から旧職場関係の友人二組の来店、そして下段のお隣の初節句の祝賀会など、
お店以外にも楽しさ盛りだくさん、仕事をしていながら楽しくて心地よい疲労感が残るGWとなりました。

それにしても今回つくづく思ったことは、年有数の休暇に混雑や渋滞を覚悟してでも行きたいと思う、そのすばらしい地に自分達が住んでいるということです。
中学生の娘は、いまだにこれまで住んでいた都会への憧れが強いのですが、なぜその都会の人達が貴重な時間とお金を使ってここ阿蘇・くじゅうを訪れるのか、いつか分かってくれるでしょう。

話は変わりますが、今回のGWに兵庫・西宮からお出でになったお客様に教えていただきましたが、全国誌の「マップルマガジン」にも当店が掲載されています。
以前このコラムでお知らせした二誌は大分の地方誌でしたが、今回は全国誌ですので、大分県以外の方、お近くの書店でお買い求め?または立ち読みいただけます。
なぜか2007年ではなく”2008年!”版です???




2007/04/25

当店のスープにも使わせていただいている新鮮な有機野菜をいつも提供してもらっているお隣の農園さんとは、家族ぐるみで仲良くさせていただいていますが、今年、そのお孫さん&お子さんの初節句です。
ときどきお母さんと一緒にお店に遊びに来てくれますが、ほんと、す〜んごくかわいい赤ちゃんです。

そのお祝いの鯉のぼりですが、これが都会では考えられない豪快、盛大、贅沢、なものです。
鯉のぼりの数ももすごいのですが、そのポールは自宅に生えていた杉の木を自分達で切り倒して枝や皮を落として庭に埋め直したもので、先端だけ飾りに葉を残すのがこの地域の流儀のようですが、なんとも豪快なやり方です。
また、初節句のときだけは戦国時代を象ったのぼりも一緒に上げられ、さらに盛大です。

ポール以外、のぼりのほとんどは親戚縁者や知り合いからの贈り物だそうで、こんなすごいものが個人の鯉のぼりで、しかもほとんどお金が掛かっていないとは、これぞ田舎冥利の贅沢です。

  




2007/04/18

信じられませんが、4月も後半の今日、雪が積もりました。
朝から雨でしたが、そのうち雨の落下速度が遅くなり、まさかこの時期にみぞれ?と思っているうちに雪になり、さらには考えもしなかった積雪です。

雨の竹田から登ってこられたお客さん達も、まさか上が真っ白の世界になっているとは思ってもおらず、この季節外れの銀世界には皆興奮気味でした。何十年かこの地域に住んでいる人でも、この時期の積雪は記憶にないそうです。

最近毎日のように来てくれる年長さんの男の子は大喜び、お父さんと一緒にかわいい雪だるまを作って帰っていきました。

        




2007/04/11 

地球温暖化がまた最近クローズアップされています。

SlowBeatでは薪ストーブを使っていますが、これが非常に環境にやさしい暖房だということを知りました。
温暖化の原因の二酸化炭素を吸収してくれる木々を燃やして、煙、すなわち二酸化炭素にしてしまうということは、一見、温暖化促進のように見えますが、それは違うのです。

木は二酸化炭素を吸収して成長し、燃えるときにそれを排出するだけなので、二酸化炭素の収支はゼロ、つまり二酸化炭素は増えずに熱エネルギーだけが取り出せます。木を植林するなどして緑を保持しさえすれば、このクリーンなエネルギーサイクルは恒久的に維持されます。

また、薪ストーブの燃料である薪は、わざわざ薪にするために木を切り倒したものではなく、ほとんどが端材や間伐材などの廃材利用です。事実、SlowBeatの薪はお客さん達からいただいた廃材なので、ただです。自分で木を運んだり薪を割ったりする労力は必要ですが、気持ちのいい運動だと思えばそれも健康的です。

一方、石油やガスを使う暖房は、それが燃えるときに二酸化炭素を排出する一方なので、二酸化炭素は増え続けます。地球遺産を消費するだけで、木のように再生したり、二酸化炭素を吸収させるなどという芸当は出来ません。電気なら問題ないかといえば、電力の大部分が石油やガスや石炭を燃やすことによって得られている現状を考えると、石油やガス暖房と変わらないと言えます。

スイッチ操作だけで簡単に点火や消化や火力調整、とはいきませんが、炎を揺らしながら遠赤外線効果でじわっと暖める、なにやら心も温かくなるような人間的な薪ストーブ、お勧めです。

          




2007/03/29

国道57号の熊本県境に掛けての街路樹のこぶしが見ごろになっています。
店の前のこぶしも満開です。
昨年枝打ちをしたため花の数は少ないようですが、それでもなかなか見事です。






2007/03/21

下段で春になりつつあると書いた翌日の15日は真冬日に逆戻り、一面銀世界となりました。
全く変な天気ですが、雪景色は嫌いではないので大歓迎です。お客さんは途絶えてしまいますが。



ところで、本日21日は阿蘇外輪山で野焼きが行われました。
こちらへ来て初めて知ったことですが、阿蘇や久住のすばらしい草原は自然のままのものではなく、人が毎年冬枯れの野に火を放って草木を焼き払うことによって維持されてきたものだそうです。
野を焼くことによって害虫や雑木林を排除し、新鮮な牛馬の牧草だけを維持するもので、その歴史は何百年にも及ぶという、人間の英知です。

あいにく現地に駆けつけた時にはすでに野焼きが終わったあとだったため壮大に燃える原野の風景は見ることは出来ませんでしたが、その残り火で雰囲気は味わえました。








2007/03/14

また寒さがぶり返したものの確実に春になりつつあり、庭のいろんな花々が開花し始めています。
今、窓越しに見える椿が満開です。ピンク色をしたバラのような大きな花の椿なので華やかさ満点です。
是非ご覧にお出で下さい。

ところで、明日3/15は確定申告の期限です。
自営業の方にとっては当たり前のことなのでしょうが、これまでずっと会社勤めだったため確定申告とは全く無縁、何のために行うのかさえ分かっていないほど、右も左も分からずの初トライ、何度か税務署へ行き、ネットでいろいろ調べ、何とか先週無事終了しました。
やっと人並みに税金のことがある程度分かるようになった気がしますが、何事も自分でやってみなければ何も知り得ないものだとつくづく感じました。




2007/03/04

まだ三月の初めだというのに20℃の気温、本当に今年の冬は暖か過ぎます。

SlowBeatでは玄関前と庭の二箇所でメダカを飼っていますが、寒い間ほとんど動かずに越冬していたメダカたちが、この陽気のおかげで完全に春モード、活発に動き回っています。

活発に動き回るメダカを見るのは楽しいのですが、これからの気候のことを考えると心配です。

ところで、先般お知らせしたとおり、「シティ情報おおいた」の3月号に当店が紹介されました。
「今月の編集部イチオシ情報」の17ページで、”はる”が看板犬として載ってます。
また、大分合同新聞の月刊誌「モグモグ」でも紹介していただけるということですので楽しみです。
機会があればご覧下さい。




2007/02/16 

雑貨を置き始めました。
手始めにちょっとだけ。

ひとつは、神戸の「himmel」さんのアクセサリー。ネックレスとピアス(写真右上)、それにコサージュ兼髪飾り(写真右下)です。
大人っぽさの中に、かわいらしさが同居しています。

もうひとつは、地元、朝地の「草想舎」さん手造りの和紙(写真下)。紙漉きを見せていただきながら工程をお聞きしましたが、大変な労力です。その結果、何とも言えない温かみのある素材に仕上がっています。
いろいろなサイズの紙素材と、葉書をご用意しました。

ご来店して、是非、実物をご覧下さい。









2007/02/05

先週、スロウビートと改名してからは始めての雑誌取材を受けました。
「シティ情報おおいた」という、大分では有数のタウン情報誌です。
2月25日発売号に掲載されるとのことですので、楽しみです。





2007/01/31

そろそろ私どもの紹介をしてみようかと思います。

私どもは昨年の夏の終わりに、家族で都会からこの地に移住してきました。
夫婦と娘ひとり、そして犬一匹の家族です。
それまでは転勤であちこちの都会に暮らす、メーカーエンジニアの一般サラリーマン家庭でした。結婚後、神奈川、静岡、大阪、愛知と移り住みました。

しかし、効率、スピード、利益追求、競争、管理、がどんどん加速する昨今の経済社会の姿に疑問を感じ、俗に言う脱サラ・脱都会でこの地にやってきました。

大きな山の見える自然の中で、家族が一緒になって創造的で人間的な営みができないものかと模索し、最終的に阿蘇・久住の地にターゲットを絞り込み、今のお店と出会いました。

ということで、ゆったりとくつろいでいただけるカフェということはもちろんですが、創造的で人間的な生を求める仲間が集い、音楽や自然・芸術に基づく人間回帰を発信する場になりたい、という想いを持ってやりはじめました。
まだまだこれから・・・・・ゆっくりと前進していきたいと思います。




2007/01/22

SlowBeat の前身は、「椛(もみじ)」という喫茶店で、オーナーお一人で経営されていました。
縁あって、前オーナーより店を譲り受け、昨年の9月より私ども夫婦でそのまま営業を引き継ぎ、12月よりSlowBeatと名前を一新していよいよ本番開始、といったところです。

といったことで、まだ看板などの一部が旧名のままとなっていますので、当店へお出かけの際はご注意下さい。


      




2007/01/12

白菜畑です。すごい数の白菜が放置されています。
実は、価格が下落して出荷するとその手間賃だけで赤字になる事から、このまま収穫されずに畑に鋤きこまれるそうで、こういったことは珍しいことではないそうです。

もったいない、と思ったあとに、物の価値が価格だけで決まってしまう、現在の市場経済の問題点を浮き彫りにしていると感じました。




2007/01/07

遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します。

寒波の影響で、本日は今年初の積雪となりました。
九州は南国のイメージですが、内陸部で標高の高い阿蘇・久住では積雪は珍しくなく、雪景色も楽しめます。
ここSlowBeatでは12月末にも積雪があり、今シーズン二度目の積雪です。
          
  




2006/12/27

SlowBeatの冬の暖房は薪ストーブです。
薪は隣接の建物の軒下に山積みしていますが、
薪の番は"はる"がやってます。





2006/12/24

イルミネーションにトライしてみました。
いかがでしょうか?




2006/12/22

我が家の愛犬"はる"と、
愛車DUCATI モンスターです。





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