Cafe'  SlowBeat




 

コラム

気がついたときに、思うことを記していきます。


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2013/12/30

今日で今年のお店は終了、明日から大晦日とお正月 !

でも、ウチのお客さんたち、聞くと大晦日や正月も仕事と言われる方が結構多いと知った。
旅館やホテル、郵便配達や新聞配達、製鉄所や介護施設、農園やコンビニ・・・和紙のカヨさんもこの寒い中、正月返上で紙漉きとか。
世間ではこの他にも、交通機関や消防や警察や・・・

そんな、大晦日やお正月もない方々のおかげで、私たちは心暖かな正月を迎えられます。
申し訳ないような気持ちです。せめてお怪我のなきよう・・・

今年はもうすでに二度も積雪があり、まだ当店にも残雪が・・・由布岳も富士山のよう。
雪の多い冬になりそうです。



みなさま、お疲れさま、よきお年を。





2013/12/07

最近心が動いた何点か。

秘密保護法案。
昨夜参院可決、衆参両院とも与党の強行で成立させてしまった。昔からゴルゴ13の愛読者なので平和ボケ日本の情報戦の稚拙さというぼんやりとした危惧はあり、だからそういった国防上の法案は遅きに失したと思うほどやぶさかではないのだが、でも、なぜ、こうも今、急ぐのか・・・これほど国民や有識者、なんと芸能界からも、そのままでは穴だらけで将来の危険が予想されるからもっと十分な審議を、という声を全く無視してまで・・・NSC? 対中国・北朝鮮? TPP? それらを包含したいつもながらの米国圧力? でもなぜ今急ぐ ? ・・・まさか圧倒的国会勢力を得ているうちに何でもかんでも右翼的野心を実現化させたい、といった幼稚な我欲とはよもや考えられないし・・・与党全員そろって幼稚と考えるには無理がある。

私にはこの、急ぐ理由が秘密にされているということの方が秘密の法案成立以前に不気味。
それにしても・・・原発推進、消費税増、近々は弱者の足の軽自動車や原チャリまで増税とか・・・庶民の反発する方策を国民の理解得ず次々に強行するこの与党・・・選挙権を軽視して放棄している人達がこの現状を見て、せめて再考のきっかけになればと思う。


アイソン彗星。
どれほど一般に興味があったのかは分からないが、相当明るくなると言われていたため、星空の綺麗なこの地にいる身には多少興味があった。だが、太陽に近づくなか先日、分解、消滅したらしい。
この彗星は、太陽系をずっと遠くに取り囲む「オールトの雲」 と呼ばれる岩石や氷から成る雲から、100万年の歳月を掛けて太陽系中心を目指してきたとされ、先月地球軌道を通過、さらに太陽系中心部に入り込み分解消滅したらしい。



泣かせるのは、この「オールトの雲」 、もともと太陽系誕生のときに中心となる太陽付近にいたものが、遠く太陽系外まではじき出されて成り立ったものだと推定されていて、それが何かの拍子で生みの親や兄姉たちのいる太陽系中心を目指すになり、本来はそのまま太陽を回って帰還するものが今回、太陽まであと間近という地点で分解消滅したという事象だ。故郷や親や兄姉たちに会うために100万年の旅をし、最後の親に会う寸前での消滅、想いは遂げられたのか・・・彗星はほとんど氷で出来ているため超高温の太陽に近づき過ぎると瞬間沸騰的に爆発してしまうのだろう ・・・「近づいてはダメ・・・」 母なる太陽が言ったかどうか ・・・寓話のような大宇宙の事象に涙。


大阪・神戸。
一週間前、四年ぶりに古巣、大阪に夫婦で行ってきた。
四年前は娘の高校の吹奏楽がらみだったが、今回も同じく吹奏楽、大学生になってもバカ娘にお変わりはなしです。
「バイト代で行きの夜行バス予約購入したから二人で定期演奏会に来て」 とメールがあったのが演奏会の数日前、しかも演奏会当日は当店繁忙の日曜日、「アホか !」、と最初思ったものの、その後FBなどで近況を見ると演奏会の集客に奔走、「オレと同じことやっとる・・・」 行きましたよ・・・臨時休業で、お越しになられたお客様には陳謝しかありません。

大阪、梅田の北口に巨大ビル群が出来ているのにはビックリ ! 一通り全部見て回りましたが、こんな巨大建造物群は東京でしか見られなかった。出来た当時にすごいと思ったヨドバシカメラは見る影もなく・・・
愛犬はるの子供たちにも久しぶりに再会、今年の夏に突如病死した次男リクのお墓がお庭にありました。居間はリクとの記念写真が一杯、専用の仏壇と共に。その他三匹、すこぶる元気。

娘の演奏会、実は演奏当日の前々日、突然のギックリ腰で救急車騒ぎだったのですが点滴とコルセットでごまかしマーチングでは大太鼓、さすがの私も心配しましたが、ホルンは主席でもあり、死んでも出演しなければ演奏会が成り立たないということは理解しました。




入学当初の勉強が主、の意気は弱まり吹奏楽バカは過熱・・・借金を抱えて将来どうするのか、まぁ、打ち込めることがあるということは強いことであり、まぁ、何がどう転ぶかは分からないこの世ですが・・・





2013/11/18

前回、今年は暖かと喜んでいたのだが、やはりダメだった・・・結局、例年並みになってしまった。
もう、さむっ ! 日中でも10℃まで上がらない。薪はまだほとんど出来ていないのに・・・
例年、薪ストーブは11月中旬辺りから使い始めていましたが今年も変わらず、先週から使い始めてます。

薪ストーブを使う前には煙突掃除をせにゃならんのですが、足場の悪い高所に二つもあるため最初は命懸け、その後いろいろ工夫しながらやっており、今年も東側の一つ目は予定通り順調、西側の二つ目も楽勝かと思いきや、煙突のトップ部を外して掃除ブラシを入れるも入らない、、、以前一回だけ鳥の巣が途中に引っ掛かっていたことがあったためまたかと思いブラシで強く押すも入っていかない、、、どうも変だと思い高所にビビりながら煙突内に手を突っ込んでみると、やはり鳥の巣がつかめた。

 ・・・これが一杯・・・

よしこれで解決と思いブラシを入れると、、、入っていかない、、、もう一回、今度はもっと奥まで手を入れるとまた鳥の巣が・・・これを繰り返してついに手が届かなくなった、、、煙突全体をバラスのは大変な作業・・・どうするか、、、煙突の先端から火の付いた新聞紙を入れて燃やした・・・藁や枯葉の集まりだから簡単に燃えるだろう、、、燻りながらも何とか燃えた・・・そして燃えカス含め、煙突内をブラシッシングで下へ落としてなんとか作業終了。

作業途中、煙突の一部を外して確認したところ、なんとエルボ (曲がり部分) までのストレート部全部に藁や枯葉が詰まっていた、羽毛と共に・・・1メートル以上ある・・・



巣作りのためとはいえ、よくぞここまで藁や枯葉を運んだものよ・・・何万回往復したのか、、、
そこではたと疑問が浮かんだ。

この煙突は直径10cmしかない、このスペース内でどうやって上下を行き来するのか ???!

スズメクラスでも羽を広げれば壁に当たる。たとえ先端から落とし続けたと考えても、その前にはH形のトップ管路がある (そもそも単に落下させただけでこんな編んだような状態にはなり得ないと思うのだが) ・・・一回や二回程度なら何とか根性で到達できるとしても、一体どうやって何万回も往復するのか・・・・・
一体どうやって・・・・・

いろいろこの田舎の地に詳しいお客さんたちにも聞いてみたが、煙突に鳥が巣を作ることは知っていても、どうやってそれを作るのかを知っている人には、今のところ出会えていない。

それにしても、卵を産み育てることに、ここまでの知力と体力を尽くす生き物のひたむきさには、脱帽。
来年からは、シーズンオフには煙突にネットを掛けることにします。私も掃除が大変ですが、鳥さんもこんなところに巣を作るのは、それこそ大変でしょう・・・もっと楽な場所は一杯ありますよ ❤





2013/11/06

以前、この地では秋が短いと不平を言っていたのだが、今年の秋はやけに長い。11月に入ったというのにまだ暖か・・・
エアコンを入れるかどうか程度でお店もまだ過ごせてる。薪用の木材到着が今年は遅れているので助かる。

この秋の時期になると何故か、ピアノの澄んだ空気の音楽に惹かれてしまう。



・・・足元の確固とした地面がなくなってしまっていくような、不思議な和音と旋律・・・

ショパンのこのマズルカは、ジャズの小曽根さんの演奏で初めて知った・・・ジャズのアレンジだからこその響きかと思っていたら、原曲の響きそのままだった・・・・200年も前に・・・
ドビュッシーの曲は超マイナー、タイトルも "負傷者の服のための小品" なんて意味深・・・・・ドビュッシー没間際の、絵本のような曲・・・



このバッハのフーガも、名前だけは "フーガの技法" なんて物々しいタイトルが付けられているので著名だが、謎が多く演奏はほとんど聴かれない。バッハ絶筆、14のフーガからなる曲集・・・としておこう。
このモスクワでの若かりしグールドの絶品演奏のほか、これぞグールドという映像も・・・

また、覚えておかなければならないヘタウマ演奏のレパートリーが増えてしまった・・・
この季節・・・・気が付けばここ何年か、ピアノ、YouTubeアップしていた・・・昨年、一昨年・・・


・・・冬が近づきます・・・





2013/10/15

もうこのお店を始めて丸七年が過ぎましたが、今でも年に何組か、このお店をやる前まで勤めていた会社の人たちが訪れてくれます。上司や先輩、同僚、後輩・・・私には階級や年齢や性別なぞ関係なく、当時からみな友人です。

この夏も掛川 (静岡県) 時代の友人家族二組が訪れてくれました。
掛川は娘が生まれた地で、二家族とも同じくらいの子供がいて、子供たちも奥さんたちも親しい仲でした。

何年振りかであったその子供たち、男の子たちですが、あの頼りなさそうでひ弱に見えた子たちがみんな立派で澄んだ男子!!! になっていて、まだウチの娘と同じく大学生ですが、医大や薬科大や早稲田理工などみんなちょ~優秀になってもいて・・・その中の一人は幼い頃の奥さん同志の密約で、娘の許婚(いいなずけ)ということになってるようなんですが・・・帰省の娘に合わせて会いに来てくれました。

大人たちの変化は緩やかでも子供たちの変化は速い ! 子供の成長が、しかも良き成長が短時間で見えるということは嬉しきことかな。子犬も稚魚も成長は速くて見ていて楽しい・・・でもちょっと寂しいか。



・・・ということもあって、ちょっと長くなりますが唐突に、「会社」 について語る。ずっと書きたかったことでもある。

この地に来て思うことは、この地では職を転々とされる方が多い。また、今の若者の離職率の高さもよく言われる。この地での転職の多さは 「ちゃんとした企業がないから」 と言ったお客さんの一言で氷解した。若者の離職も 「ブラック企業伝々」 ということで何となくは分かる。
でもそれだけとは思えないものを、カフェのマスターとしてお客さんたちの話を聞いていて感じることはある。

ちょっとした思い付きでお店をやったり (空家や空きスペースが余っている田舎では適当に開店できるのです ! ) 、適当に職を見つけたり (親の元に帰ってくれば衣食住は済む) ということは目に付きます・・・大らかといえば大らかなのですが、はっきり言って大甘でしょう。はっきりとした意志がどこにも感じられません。

これこれをしたい、あれが好きだ、だからこういう準備をしてこれこれを行う・・・当然その先には問題も起こる、だが当初の意志があるから難儀を乗り越えるべく知恵と体力を振り絞る、そうやって前進する。
周りにいる作家さんたちや専業農家さんたちなんてみなそうです。

障害のないものなんてないのだから、簡単に放り出しては何事も成せるはずはない。やり始める段階での "意志" 、それがまずは問われます。

私は長年の会社勤めでもの凄く膨大な栄養を得たと思っています。
学生時代に周りから、サラリーマンなんてお前には向かないと散々言われ、自身でもサラリーマンなんて範疇外でしたが、でも考えてみたらサラリーを受けて生活している人がほとんどのこの日本、それを知らずしては今後何をやるにしてもまずい、まずは社会を知るべき、との社会勉強の目的でそれに適う会社、即ち、大企業では歯車だけの経験、中小では下請けだけの知識、販売だけではマネージメントだけ、製造業だけでは技術バカ・・・・・それらバランスの取れた多方面の勉強が可能な会社・・・

営技部門一体の総合部品メーカー、社員4000名程度、関連合わせると4,5万人規模、事業所は欧米や南米、東アジア諸国にある東証一部企業、メジャーではなかったので比較的楽に入れました。
だが当初から田舎臭い組織の慣行に拒絶反応、「石の上にも三年」で頑張っていたところ、だんだん居心地が良くなり、途中からマズイと思うほど長くなりました。田舎臭さはあるものの会社としては優良で、何より人が良かった。だから途中離脱の私のところへ今でも遠方から顔を出してくれます。

父も転勤族でしたが私もこの企業で、福島、神奈川、栃木、神奈川、静岡、大阪、名古屋と移り住み、そこで技術屋として開発・設計部門に従事し、最後は担当製品の拡販プロジェクトの要として営業サイドにも密に関わりました。総合部品メーカーだったため直接関わった業界も多数、自動車、建農機、家電、電力、鉄鋼、造船、軍事 ・・・ 大学を卒業してこのお店まで会社勤めはこの一社のみ。個として有能と見えた人ほど早く転職していきましたが、私は別の会社でサラリーを受ける考えはなかった。
会社勤めというならここで十分、出るなら独立・・・一杯学ばせてもらえました。

これらの物事は、今の全く畑違いのこのお店の運営に、ほとんどのことが生きています。
技術的な合理性・効率の追及、様々なものの商品としてのお客様への創作、それを成すためのマネージメントと収支運営、法的規制への対応、身近なマナーやおしゃべりの話題や感性、接客・・・「えっ ? どこがよ」、と言われるお客さんもいそうですが、ちゃんと生きてますんです。

今までとは全く違ったことに転職したいと言われるお客さんもよくおられます。
それまでのことを真面目 (組織の言いなりという意味ではなく) にやってきたのなら、それはこれからのことに対しても全く無駄にならず、すべてが糧になると思えます。
一旦踏み入ったら "一所、一生" 懸命、とは思いませんが、でもまずは、ちょっとくらい気に入らないところがあっても "これ、全て勉強" と踏ん張ること、それが人含め、何事においても大事かと。





2013/09/23

今日、和紙の作品展含めた秋の連休ピークを終えました・・・多数ありがとうございました。二週休日なくぶっ通しで嬉しくも疲れた。

最近、GWやお盆、そして今日までの秋の連休時期など、ピーク時のお客様が非常に多くなり、それはたった夫婦二人のお店にとっては七転八倒の対応なのですが、大分こなれてきたというもののお客様にはまだまだご迷惑をお掛けしています。
でも、そんな一瞬の機会のお客様たちと接する中、新たな喜びとでもいうものに最近気づき始めています。

それは、みなの嬉しそうにされている笑顔です。

家内も同様のことをこの忙しさの中で感じていたようで、お客さんにぽつりとつぶやいてました。



「美味しかったです」「いいところですね、知りませんでした」「木が店内外に一杯でいいですね」「あのバイク、マスターが乗ってるんですか ? 」「二階のホール、羨ましい」「ケーキ、美味しい ! 」「えっ、コーヒー自家焙煎なんてすか」「あそこの紫色の花は何ていうんですか ?」「メダカ、いっぱい ! 光ってるのもいますよね」「この金魚、ランチュウですか ? ウチも金魚飼ってるんですが…」「ワンちゃん、かわい~」「また、きま~す」


私は、飲食店をやっているものの、例えば単に飲食物を提供して商売をやっている人たちの楽しさは、実はこれまで分からなかった、というか、興味さえなかった。

単に生活のために毎日同じ作業をして料理や飲料を提供し、お客さんとの繋がりもなく・・・何が楽しいのか。
でも一方、昔から、良いお店のダンナさんやおかみさんはみな、いい顔されています・・・若い頃から何となく思ってました。

人と深く繋がる手立てとしてのこのお店、のつもりでしたが、でも、ちょっとした出会いや、ちょっとした会話でも、一瞬のひと時で光のような繋がりを得られるものだと、何となく感じ始めました・・・・

一期一会・・・・・か。 親父が末期によく言っていた・・・


謎だった、飲食店のマスターやママたちのなにやら嬉しそうな笑顔、その片鱗を感じ始めています。


SlowBeat、8年目に入りました。





2013/09/13

明日の三連休、から一週間強に渡る和紙とフェルトの作品展。七つ森の彼岸花と合わせ無休でやります。

 

昨日大かた搬入済み。今まで自身でいろんなものの配置や照明などを調整し、全体を感じて道路看板を書き、今乾燥中・・・明日の朝カヨさんが最後の調整をして、作品展開始 !

今回、搬入されたカヨさんの作品を見て、ちょっと感銘を受けた。
" わたしは和紙漉きだけをやっていたい・・・でもそれでは生業として成り立たないので和紙の作品を作る・・・" 二年前に言っていたが、恐らく今も変わらないと思う。

でもその "作品" は、二年前と比べても、驚くほどの質感と厚みを加えていた。
まあ見て下さい。とても従来の観念の和紙とは思えない、新たな素材としての和紙のクオリティーを。


今回、竹田の街並みに惹かれて長年、北九州から写真を取りに来られている安永豊さんの写真も同時に展示します。毎年夏に地元北九州で開催されている写真展で今年、カヨさんの作品に惹かれてその案内もされました。
これも楽しい縁 ・・・ 円 ? ・・・・・宴 ?





2013/08/23

暑い夏もそろそろ後半・・・夏の想い出は・・・・

いち。一ヶ月に渡る、ワークショップ含めた三河さんとの作品展・・・・

にぃ。花火。



花火は大好き、それも出来るだけ真下で見る花火。でもこちらに来てからの七年間、多分まともな花火は見ていない。
隣村の熊本産山に住む懇意のお客さんが夕方来店、「今日、近くの神楽苑の納涼祭で大々的に花火が打ち上がる、夜店も多数出る」「なに ? こんな近くでちゃんとした花火 ? 夜店多数 ? 」
お盆営業で疲労困ぱいだった身にはオアシス、誰か仲間が来ないかと思っていたらすぐに二三人来店、「今晩のご予定は ? 」 ・・・あっという間に花火ご宴会となりにけり。

想い出、さ~ん。

三年ぶりとなる夏休みを取り、バイク&テントで鹿児島西方の離島、甑島 (こしきじま) の海へ一人ダイブ。
山に定住したものの、同等に海も好き。海に入るのはこちらに来て年に一回程度となってしまったが、昨年は水害や家内入院などでNG、これだけ暑い日々が続くと水中の魚たちが恋しくなる。



   

     


            

70cm級の紺色のブダイの群れ、幼稚園級のアカイカの群れ、小学生級のエイ、何千匹級かの生まれたばかりの稚魚の大群、イシダイ、アジ、ボラ、そして手のひら大のエンゼルフィッシュのような長い背ビレの美魚(ムレハタタテダイ?)、真っ青な稚魚の群れは至る所に (ルリスズメダイ?)、馬づらの30cm級と思っていたら70cm級にも遭遇、ヘラヤガラ? ・・・

水面からは覗えない広大な世界がこの水面下には存在する。

広いと思われている人の住むこの二次元の地べた、でも海はその2倍以上の面積を持ち、さらにそこは一万メートルの深さにも達する "三次元"の世界・・・・・水中では人も鳥のように自由に空間を飛び回れる。
昔、陽を求めて陸に上がったとされる私たち地を這う生物だが、さて、それは本当に幸せだったか・・・・


母なる生命いっぱいの三次元の水中美、堪能。





2013/08/09

生演奏の音楽を提供する身ですが、ときどき他の生演奏にも身を運びます。
先月は大分グランシアタ―のオペラ、阿蘇リゾート 「いこいの村」 の五重奏。

     
     

クラシック音楽の中でオペラは未知の領域でした。音楽は純粋に音だけでいいとの思いがあり・・・言葉や映像で表せない心の領域を音で表すのだから・・・

だが、敬愛するバーンスタインや小澤征爾、そしてカラヤンなどの偉大な指揮者たちは、オペラはシンフォニーと同等の音楽の両輪だという・・・
そういったことがいつも引っ掛かっていたところ、昨年親しくなった音楽好きのお客さんが大のオペラファン、「七月に本場のオペラの引っ越し公演 (現地のオペラハウスの舞台ごと持ってくる再演) が大分であるので楽しみにしています」・・・でも本場のオペラなんてチケットが何万円もするでしょう ? 「ええ、普通大都会では。でも今回大分は一万前後です」、えっ、そんな値段で ! でも、言語が・・・「今は電光掲示板で和訳が表示されます」

生まれて初めて本場のオペラを観に行きました。
驚くのは、マイクなしで、時には横になったままで、大オーケストラをバックに大ホール全体に声、それも美しい声を響き渡らせることができるという、そしてそれを2時間近く出ずっぱりで歌詞やメロディーを全て暗記して表現できる、オペラ歌手というものです。そして、ホール全体が醸し出す高位な空気・・・・・
でも、和訳を追ったり舞台を見たり、おっとオーケストラの演奏も・・・あちこち注意散漫でどうもステージ全体にはのめり込めなかった、というのが正直な感想。

そんな初心者の初鑑賞を見越してか、後日そのお客さんが数枚、オペラのDVDを持って来て下さった。
それを観ていると・・・・・のめり込んだ。歌詞を含めた音楽そのものもが劇なのだということが分かった。だから映像のないCDでも成り立つ、そもそもオペラの作者は作曲家であり、演劇やミュージカルとは違う。
音楽だけで物語が作れるということは、私にとって興奮の発見だった。
オペラの会話はずっと歌で紡がれます・・・・その世界に浸った後は、お店の日常会話でもメロディーを付けてしゃべりたくなってしまう衝動を発し、ワタシ的にはちょっと問題です。でも、お客さんたち皆が歌いながら話す、オペラ・カフェ・・・
いいかも。


舞台は変わって、阿蘇は、いこいの村。その名の付いたJRの駅まであるリゾート地です。
こちらも東京は銀座、王子ホールまで遠征の引っ越し公演、当店なじみのチェロ于波さん率いる五重奏団 !




このコンサートの発端は昨年末の当店の于波さんトリオのライヴ。その繋がりでこんな盛大な催しに・・・
疲労困ぱいだった年代もんのピアノも、ウチでお世話になっている安藤さんの泊まり込みの調整で復活 !
竹田方面からのお客さんは、当店からの送迎バスでホテル会場まで送り迎え !
写真でうまく撮れなかったものの、阿蘇外輪山に落ちる夕焼けとガラスの外に灯るたいまつは、いやが上にも演出を盛り上げ・・・・・

このコンサートを貫徹したホテル支配人と于波マネージャのご好意で、演奏と打上ともに 「いつもSlowBeatでは裏方で堪能されてないでしょうから・・・」 と家内含めた当店関係者をお招きいただき・・・・・

涙出ちゃった、よかったぁ ! とのお客さんたちの声の中、音楽で繋がりを持った人達と創り上げたほんのひと時、そのほんのひと時は恐らく、この場に居た人達に永遠のよき時として幸せがメモリーされたことでしょう。

いやぁ~音楽って、偉大ですね ! ( ん ? どこかで聞いたようなフレーズ・・・・・思い出せない・・・ )





2013/07/17

       

暑さ最中の日々ですが、ウチのお店は日が沈めば涼しく、雲がなければ年中満天の星空。
今の時期は満杯の天の川が南の空のど真ん中に正中線となる。

天の川、見たことのない人も多いのではないかと思う。アウトドア派であった私でさえ見る機会は少なく、ここに来るまではもう過去の風物詩かと思っていました。
大気汚染も光汚染もない、この地には年中健在です。

この大宇宙の光景を、なんとか伝えたいといつも思うものの微光の天の川の撮影はなかなか難しく、やっとこさ、肉眼の一割程度か・・・これからまだまだトライです。


霧のように輝くこの時期の天の川は、この地球在する銀河系を中心方向に見る恒星の集まり (冬は銀河系の外側を見ることになり星の数が少なく暗い)、そしてこの無数の光点に惑星があり、その惑星に衛星があり、そんな銀河がこの大宇宙には無数にあり・・・・その銀河を束ねた銀河団がこれまた無数にあり・・・・

もう、途方もなくて気が遠くなる無限の数と大きさ。
我々の地球はその無数に広がる光点の一つに抱かれる一つの惑星に過ぎず、我々はその微細な星に巣くう、さらに微々たるもの。
・・・星空の下に身を置いて五体、五感で感じる大宇宙の夜空は、自分というもの、それに付随する悩み、地球上人類の下衆な欲望、などなど・・・小さく小さく小さくなっていき・・・・・・そしてこんな美しい天空を創り出す神様 ? とでもいうものの偉大さに圧倒される。

心の浄化の効能、絶大。





2013/07/07

最近・・・今年になって、身近なペットの死に接することが多い…

先日、ウチの愛犬 " はる " の子の、 " りく " が、突然の病で両親より先に逝った。
大阪時代の親しい友人宅にもらわれ、それはもう、家族中に溺愛されていた。


四月、ジャムを通じてこの竹田で親近の友となっている "カリン" さんの愛犬リンちゃんが、亡くなった。
カリンさんのお店のブログはもいつもリンちゃんの話で一杯だった・・・

開店当初から親しい近く産山のお客さん、一か月前、飼い猫が跳ねられた・・・それを慕っていた猫も帰らず。
ネコちゃんたちのために福岡市内から移住してこられた。

ウチの玄関前にいる金魚たち、移住当初にご近所の親しいお客さんから頂いて六年・・・不治の病に侵されたのが昨年の秋、一二週間の命と思っていたものが、年を越し、三月からはついに湖底に横になったままとなり・・・お客さんに 「金魚、死んでますよ」「いえ、横になってるだけなんです、生きてます」 、という会話を何度繰り返したか・・・

それが一か月前ほどに息絶えた。その数日前に、元気に回復したと思っていたもう一匹が突然死んだ。

そして今日、何の病にも冒されていなかったと思われた、最後の大きな昔からの一匹に動きがなかった。
つい今し方絶命したと思われる、全く生きているままと変わらないきれいな姿のまま。
・・・こちらに来てからずっと一緒だった金魚は、みな潰えた。


たかが、犬であり猫であり金魚であり・・・
・・・たかが頭の悪い愚民であり、愚衆であり・・・


でもそういうものではないのです。人の想い、知性というものは。




・・・今年生まれた新しい金魚、先日いただいたばかり、死なせはしない。
速攻で今日、水槽の水を数時間掛けて入れ替えた。





2013/06/27

先日久しぶりにTV取材 !
OAB (大分朝日放送) さんの看板番組 "れじゃぐる" !





番組内の 「ランチの女王」 というグルメご紹介コーナー・・・
ウチのお店も、"食のお店" としても地道に脚光を浴びつつあるか!!!

ということで、嫌がる "シェフ" の家内が会話を対応・・・ドリアと "気分次第のデザート" の塩バニラ・シホンケーキをお出ししましたが、今回は自作アンチョコの用意なしに、かなりちゃんと受け答えしていましたよ。

私の方はといえば、アナウンサーの村島さんとツーショット、でも、家内にショットを頼んだので、笑顔もピースサインも、怖くて引きつってますですです・・・・村島さん、以前当店にプライベートでお越し頂いたことがあったそうで、珈琲とガトウショコラがすごく美味しかったと覚えて頂いていて、「えっ ? おきれいな方は大概覚えてるんですが・・・」 「汗だくでマラソン走った後でしたから ?」
撮影時も、こりゃ、演技ではない、と思う食のリアクション・・・・・撮影用のメニューを、気がつけば全部平らげておられました。「昼食取られてなかったんですか ?」 「いえ、しっかりデザート含め食べて来ました !」

・・・ニュースなども担当されているアナウンサーですが、屈託のない方で、私はファンになりました ❤




放映は、高校野球などの絡みで遅くなり、一ヶ月後の7/27(土)だそうですが、でも、ありがとうございます !


実は、いつも取材って、緊張しながらも楽しいんですよね、当店の場合、楽しい紙面や番組ばかりなので。





2013/06/17

今日、7月末の次のコンサートのチラシ配りに行って、情けない光景に出合った。

久住のサンホール・・・竹田市メインの文化会館が昨年の大水害で使えなくなってから、市の文化発信のメインホールとして機能しているはずなのに・・・今年の娘の成人式もここで行われた。

・・・いっぱいのチラシが小さなカウンターに所狭しと重ね置きされていた。当然めくらなければ何のチラシか分からない。
一方、立派ないくつかあるチラシボックスには、文化発信とはほとんど関係のない竹田市の市報や市議会だよりなどが、バックナンバー含め月別に立派に並べられていた・・・・

民間の人達が作っているチラシに、どれだけの想いと時間とお金が掛かっているか・・・何とか文化的な喜びを、知らない人にも知ってもらいたいとコンサートや展示会始めチラシ作りにまで身と銭を切っている身にとって、一体、民間の年貢で生活しているお役人さまの仕事とは、こんなにも情けないものなのか ! 一体、自身の仕事というもの、自身の人生というものを何と捉えているのか。そもそもそんな意識さえもないのか・・・?

竹田市役所内で懸命に働いている、働いていた、そんな人達を何人かは知っているだけに、余計に悲しくなります。

文化に重きを置く市長さんが文化都市としての竹田市にもしようと邁進中なのですが、もっと民間パワー含めた底辺にまでも目を凝らして頂きたい・・・・・いつも多少なりとも感じていたことですが、今日はそれを強烈に感じました。





2013/06/07

疑心暗鬼、被害妄想 ・・・最近、お店含めた身近な生活圏内でもよく感じることがある。

いったん疑心が芽生えるとその対象に客観性はなくなり、悪視しかできなくなってしまう・・・好意の対象なら多少落ち度があっても 「何か理由があったのだろう」 と寛容なところ、嫌な相手にはちょっとした言動一つにも 「またアイツは・・・」 となる。

アメリカとイスラム、最近の中国・韓国と日本から始まり、マスコミやネット、身近な町の噂話や風評、家庭内のごたごた ・・・・・ ちょっと考えれば、アメリカ人だってイスラム教徒や中国・韓国人だって、その中にはいろんな人がいることはすぐ分かる。たったこの小さな市や村にもいろんな考えの人がいるのだから。
それを十把一絡げに○○の人として悪意を持って見なすのは、ぜんぜん理におかしい。個人についても同じ・・・「アレはコレコレしたから・・・」 ということだけで、その人の全人格を十把一絡げで見なす。

・・・ 学生時代から会社生活まで、いろんな他国の人と仕事や学問を通じて親しく関わった。中国、タイ、アメリカ、ドイツ、フランス・・・( くらいか・・・意外と少なかった )  でもみな普通の良いひとだった。
会社勤めで赴任する転勤先の 「あの上司には気を付けろ」 と言われた人物は、人的にも仕事においても最上に信頼する上司となった。
足が痛くて田舎地元の病院では心もとないので大分市内の大学病院まで行き 「大したことはない、あとはリハビリを」 と言われリハビリを受けた地元竹田市の病院で、実は放っておくと命を落とす病だと判明した・・・何度か来られた松葉杖の若いお客さんとそのお母さんから聞いた。この病院、実は地元ではあまり評判は良くないのだが、大病院が見つけられなかった病を見つけた。

実はこれまでの人生、評判の芳しくない人物の方が立派な人が多かった。評判の良い人は人当たりは良いが、意志のない人が多い・・・そういった経験から益々噂や評判は信用しないタチとなった。



最近高視聴率という 「ガリレオ」 という美面天才物理学者のTVドラマ、私も見てます。小気味良い。
"色恋や狂信や、そういった情緒的なものには興味はない、ただ、現象に興味がある"

ただでさえ情緒支配の人の世・・・良い情緒は芸術でありますが、ひねくれた情緒は醜悪で、特にこの情報野方図となった現代では、噂や風評、疑心暗鬼や被害妄想に惑わされない「客観視」「公正な視線」、が益々大事と思うものです。

そして・・・・・この世に完全なる善人もいなければ、完全なる悪人もいない。
不完全もの同志、ちょっとでも相手のよいところ、自分の糧になるところを、たとえ対象の十の内の九は否定しても一つは得るものがあるかも・・・そんな公正・客観的視野の探究的な姿勢でなければ、人は人からどうやって学べるのか・・・





2013/05/23

先週から始まった当店二階でのリンパマッサージ、実は友人の多い機織りの 「ぱたんこ屋さん」 のご紹介から始まったものですが、なかなかの盛況です・・・リンパ管を圧迫している各部のシコリをほぐすことでリンパの流れを良くして体のいろんな働きを良くするというものですが、シコリのひどい人によっては結構痛いほどの強烈なマッサージのようで、つまり、かなり効きそうです。施術師はスタイルも引き締まったきれいな女性お二人ですが、「マッサージ受けてるよりもやってる人の方が効くんじゃないの ? 」 と聞くと、「はっはっ、実はそう思ってます」

まずは当店で月に二三回の予定ですが、ご興味のある方は下記、施術師の方までお気楽にお電話を。基本的に御予約制です。
■ 船瀬 090-7455-3941 または ■ 衛藤 080-5262-0717


話は変わって、バイク、ドカの話。

東京から休暇で帰省してきた、私の乗るドカのモンスターの新型と一緒に先日月曜、阿蘇くじゅうのワインディング・フルコース300K、を走りました。夜は当店二階で音楽三昧。

開店当初にお客さまで来店、でも娘の高校・吹奏楽の親しい先輩でもあり、音楽やバイクや写真など私と趣味も似ていて就職前からの付き合い・・・今は東京で大手のシステムエンジニアとしてやってますが、こちらにいるときに時々バイク貸してドカを吹聴していたところ、半年前、「ドカ買いました、いつかそっちに乗ってくので走りましょう」・・・



東京ではなかなか乗る暇がないと言っていたのに、以前より結構乗れているのでちょっと感心・・・
途中温泉に入り、「ここ、本物の温泉ですよ、お湯掛け流し ! 」 「この辺じゃ、そんなの当たり前じゃない、ずっとこっちにいたでしょ ?」 「でも東京じゃ、本物の温泉ないです」・・・都会から来た私と、今では互いに感覚が完全に逆転してることに気づいて可笑しかった。

・・・息子のような年齢差なのですが、でもその思春期の経緯を知るほどにこの地に長く親しく在しているのかと、ちょっと嬉しい想いを感じました。

彼女との初タンデム、うまくいけばいいが・・・モンスターのタンデムシート、小さいんだよねぇ・・・





2013/05/16

最近、ちょっと普段と違った業種の方々との出会いが多い。
今日は、ガラス工芸の三河さん、ピアノ調律の安藤さん (低音弦全部張替えました。ホンマにこんなお金でいいのか !!!) 、ちょっと変わった遍歴の楽しい昔からの懇意な国東ご老人・・・昨日は機織りの高木さんやバイクカフェ・茗ケ原茶寮さん、その前は和紙の加代さんや大分合同新聞の新竹田支局長さんご夫妻やテレビ大分の社長さん・専務さん・・・もう懇意と言ってよいか、フェラーリの大の音楽好きのお客さん (その方からの情報で、初めて本場のオペラ公演を観に行きます。報告はまた別途にでも)。

一昨日の定休日にはドカに乗って辛島さんライヴのチラシ配りの中で久しぶりにいろんな方に出会え・・・周辺各地の「道の駅」 や観光協会の従業員さんたち初め、竹田駅前のリンゴやさんや山本苗屋さん、久住のボイボイやワイナリ、阿蘇は宮地のethや馬肉コロッケ屋さんやいこいの村・・・約40店舗の方々と久しぶりに会え、「いつもコンサートのチラシを置いて頂いているのですが、またお願いできれば・・・」 「ああっ、お久しぶり、ありがとう」 と半年ぶりにも拘らずどこでも接して頂き・・・・竹田和菓子老舗の但馬屋さんや長湯温泉老舗の大丸旅館の女将さんたち、いつもチラシを持って行くたびに励まして頂きます・・・名士ゆえのご主人達の風評関係なく、元気で気のよい女将さんたちです。

          

ここは小さな辺境の市であり県なんでしょう・・・でもだから、長屋感覚で花びらのように、親しみが増し広がるのか・・・

・・・最近思います。





2013/04/03

もう四月になっちゃいました。早い。
今年は雪も極寒もない何もない冬だったせいか、春を待ちわびる、といった想いがなく、気が付けば春になっていたという感じ。

四月は新たな旅立ちの月ですが、ここ竹田、昨年後半から新たな旅立ちを求めた移住者が多い !
当店の主だった方だけでも、和紙スキのカヨさんから始まり、東京からのアイさんご夫妻 (奥方は後続、もう当店常連)、函館からのライダー・サイさんご夫婦、八ヶ岳からは幼子を抱えての自然農イノさん若夫婦、鹿児島は指宿からバイク乗りのヨシさん若カップル、先日は東京と岩手から画家と手工藝の若カップル・・・

・・・その他、移住検討中のお客さんたちとの話も多い。竹田市が斡旋している空家物件が昨年だけで60件以上も成立していると聞き、まったく嬉しい ! この市役所 「空家パンク」 の担当者、当店懇意の方の息子さんで、その頑張りと人柄も頼もしい限り。


若者を含め、何故今、移住者が増えているのか。
それはここに移住先を決めた私には分かる。

もはや、物や利便を追及する経済主眼の考えは限界に来ています。 その方向に、人としての本来の喜びや活力はない。そう、みなが感じ始めているのでしょう・・・そこに放射能と原発が輪を掛けた。
そんな中で、ここ阿蘇・くじゅうの地は、本来の生を耕すのに可能性の満ちた地です。

ど~ぞ皆さんお出で下さい。この地を愛する仲間が増えるのはうれしい。まだ空きは一杯あります。

実は、衰退の地・竹田と地元では言いながら、なぜか私どもが来てからの六年半は逆に大型店舗やコンビニが次々にやって来て、今では大型スーパー三軒に、衣料大手や大家電店、今年に入ってからはドラッグストアが大店舗化し、その跡地に大型百円ショップまでも開設 ・・・・コンビニ三軒とホームセンターも合わせ、これら全てが一地区内にあるため、下手な都会よりも相当便利な地になってます。ウチから車で5~10分。


・・・ そんな地のカフェ、ちょっとPR。
先ほど発売された保存用カフェ本に、当店を掲載頂きました。
数年ぶりの改訂、前回の時は半年で完売してしまったという、大分の人気本。



ほんとにありがたいことです。

また、県が推進する、大分県の食材を使った県公認のお店 「とよの食彩愛用店」 にも認定頂きました。
知事さんの署名された賞状なんて、生まれてはじめて頂戴しました。





2013/03/18

今年の冬は雪もなかったが、暖かくなるのも早い。
いつも三月終わりの桜の時期に咲くウチのスローな梅先週より満開、こんなの初めて。バイクの開花も今年は異常に早く、例年は私しか走っていないような二月の半ばより出没し始め今は普通のように多い。いつも三月も半ば過ぎにならないとこの地では出没していなかったのだが。個人的には今年に入って定休日の月曜に雨 (雪ではない! ) が多く、私は乗れてない。今日の月曜もまた雨・・・

で、何をやっているかといえば、旧ロシアの作曲家、ラフマニノフのピアノにはまっている。
年初は 「ヴォカリーズ (Op.34-14) 」、最近は 「プレリュード Op.23-4」 。

ラフマニノフは高校生の時に友人がロックのシカゴと一緒に溺愛していて、私も何かジメッとした湿度とドカッとくるスケール感、そして神経がねじれるような神経症的快感を感じて非凡なる親近感を抱いていたのだが、なぜか田舎臭さが漂う曲が多く、弾きたいと思う曲に出会えなかった。やっと出会えたヴォカリーズはピアノ曲ではなく歌曲なのでまずはピアノ編曲の楽譜探しに長年苦労した、添加物過多のいくつかの著名編曲ものがイヤだったために。次に出会ったプレリュードは純粋なピアノ曲なので良かったかと言えば、なにせ大ピアニストとしても名を馳せた作曲家のピアノ曲だけに、簡単そうに見えてぜんぜん難しい。

彼の曲は普通に三声、四声、時として六声ともなるし、聴いていれば自然に聞こえるフレーズも弾くと普通の歌い方とはテンポが微妙にずれてる。巨大な手を持っていた作曲家故か、通常とは異なる和音や遠く離れた分散音は随所だし、いつも鍵盤の上から下まで手が動く・・・これが装飾の類や単なるギミックなのなら労多くて益少なしということで端折っちゃうんだが、どの音もすべて効果絶大で、「よくぞこんな音を・・・」 という天才を感じるので一音も軽んぜられない・・・おかげで指の運びについてのもの凄い勉強と頭の体操になりました。楽譜は鉛筆書きで埋まる。

近代音楽の新しい息吹の中で旧ロマン派の音楽を愛したラフマニノフ、彼の音楽からは、彼の苦悩、寂寥、それを全て抱きかかえた上で静かに大きなものを見ている・・・大きな父親のような暖かさを感じます。

どこか田舎くさいのは、臭いとヤジられても頑張っている現代のオヤジたちと同じ、大地の優しさか。



ヴォカリーズ。
演奏者のギレリスもロシア人、鉄人の名を誇った彼にも、苦悩を内包した誠実性を感じる。

この曲はいろんな器楽に編曲されている。どれも秀逸。
  ⇒ 基本の歌曲。歌曲だが、この曲に歌詞はない。
  ⇒ 妖しげな空気の中のヴァイオリン。美貌。
  ⇒ カリスマ的、オーケストラ。




プレリュード Op.23-4 。
曲想に合った素敵な映像。私はこの曲には母に抱かれる子の風情もある。曲中盤のクライマックスの頂点での瞬間の転調は、叫びではらわたがよじれるような、私には衝撃の音使い、ラフマニノフにしか創れない・・・

演奏の風景。ゆったりした曲想の中でのおお忙し・・・でもその中で、奏者の幸福感が見える。
  ⇒「のだめカンタービレ」の裏方で大活躍したランラン。ストレートな表現が彼の持ち味。
  ⇒映像と音質は粗いが、この人の幸福感は感動。





2013/03/06

先日の北海道の猛吹雪、死者9名ともなる報道を見て愕然。
自ら盾となり幼い娘を抱き守り命を落とした父親もいた・・・私はこんな話には至極弱い。
昔、家内と映画館に行き、ターミネーターが自ら溶鉱炉の中に入っていくシーンで涙を流す私を見て家内に笑われた・・・自己犠牲の精神、自分にないものだけに、ものすごく弱い。
だが、大概の親であればみな同等の行動を取るのではないかと思う。生物の、子を守る姿は光。

自ら望んで北海道の大地で過ごしたことのある身にとって、北海道、そして雪は特別な想いがある。
もう30年ほど前の時代だが、当時も毎年何人かは凍死で亡くなっていた。自身も登山やスキーなどで雪山に入る事は多く、その中で見る女神から地獄の大王のように急変する雪の姿には、人知など到底及ばぬ神の力を感じた。

だから雪の怖さはそれなりに知っているつもりだったが、だがこの時代において人の住む生活圏において一瞬の吹雪で9人も亡くなるとは全く想像だにしなかった。

3週間前はロシアに落ちた隕石が不意なる脅威を知らしめた。1万トンが音速の50倍の速度で落下、そのエネルギーは広島原爆の30倍 ! そして今の科学においてさえこのサイズは感知出来ないという・・・
幸いにも甚大な被害に及ばなかったが、だがこの隕石というもの、美しくロマンある"流れ星"も同じもの。

優しい美と地獄のような猛威という表裏、その急変・・・番外だが、男性ならお気づきと思われるが、女という性にもそんなものの同質性を感じる。

人は、特に男は、その美と脅威におののきながらも天から授かった好奇心というもので、痛め付けられ困惑しながらも自然界の表裏に魅了されるのでしょう。


これも不意なる昨年の大水害と家内の数か月に及ぶ怪我で、昨年のお店の業績は燦々たるアンコウ、家内入院までの半年間は毎月過去最高で推移してきてやっと軌道に…と思ったのにまた振り出し・・・・・
確定申告で改めて実態を目の当りにし、力が抜ける。

だが、家やお店や家族を流された訳ではなく、そんな多数の方々に比べたら屁でもない、六年半経って気付けば本当になぜだかいいお客さんばかりのお店となっていて、感謝、力です。


     





2013/02/22

今年の冬は雪がぜんぜんない。寒い冬には雪景色も見たいのだが・・・
逆に東や北の方では雪が凄いことになっているようで、粛々・・・

なんともバランスが悪い。来て欲しいところ には来ず、来て欲しくないところや有り余っている所に一杯来る。


足りなくなったらいくらでも上乗せできる税金とか電気料金の類の公的な料金、これも全く民間企業や庶民の感覚からすれば分配のバランス、めちゃくちゃ。
「電気料金値上げに鑑みて役員報酬 5000万を3200万円にしました ! 」
九電、サクラメールなどの非難から退いたはずの旧会長や旧社長もその中にいる・・・

庶民全般から一定のお金を取るのはいい、公共のためならみんな何とか出します。でもせめてもっと有効に使っていただきたい・・・ただでさえ裕福な天下りや隠居の類いの人達を囲う有効性のない組織運営のためだけに、そのお金の大半が使われている実態は、本当に情けない。

このお店をやっているといろんな職種のいろんな階層の人たちの話を聞くこととなり、特に田舎では濃い、公的な力の支配・影響力にはいろいろと考えさせられます。各種の費用徴収のための諸々の規制、補助金という名の人を子飼とする餌、地域振興の名のもとで使われる膨大な捨て金・・・

「みなの年貢、せめてもっと有効に使って欲しい・・」 との思いは強まります。

国の負債 (=借金) 約1000兆円 ! さらにアベノミクスとやらで、ただでさえ世界一の負債、増えそうです。
借金は大半が国内のもの、即ち家庭でダンナが奥さんに1000兆円の借り金をしているだけなの話だから夫婦間の話で外には関係ない、というお話しもありますが、さていかに。


・・・温泉の湯船の長年の負の積み重ねは芸術のようにきれい。竹田、長湯温泉。
日本の負の積算も、転じて益と成したい。

    





2013/02/09

  

      

先の娘の成人式、写真撮影をお願いしていたお客さんが届けてくれました。フィルム、それも中版を含めてなので、今のデジタルのご時世、時間が掛かります。

久しぶりに写真というものの炎に触れた感じがしました。
サイトへの写真もろ掲載には一考しましたが、当店の看板娘 "はる" に次ぐ二番娘なのだから、許せ。写真なくばこの感動は記せず。人為画像処理のデジタルではない、無農薬フィルムの質感も伝わるか ?


「記念撮影的なものは全く興味がないので、あなたの感性でスナップ的に撮って」 ・・・とお願いした。

二十歳の成人式、大人になっておめでとう・・・などということは親や社会の勝手な想いであって、ご本人たちはそんなものではない、不安や希望や絶望などのごちゃまぜの時期・・・自身を顧みても。

親だから分かるような、そんな娘本人にも分からない多岐に渡る心の移ろいを、はっきり捉えている。
数秒、いや、数分の一秒の瞬間を、娘とは初対面 (だと思う) の人が、カメラへの熱意ゆえそれを捉える・・・
久しぶりに写真というものへの可能性を示唆されました。

熱意・・・人の生のみなもと、「好き」 という想い。 "人" を動かすものは、それしかないと思う。



すばらしい娘の成人式の写真、ありがとうございました。





2013/02/04

大地震や津波・洪水や原発など、大災害からは離れている地域だと思っていたが・・・

大陸は中国からの大気汚染、そうきましたか・・・
ゼンソク気味の常連さんが昨日マスクをして来ました。最近ひどい、と。

日本で一番大陸に近いここ九州、大阪・東京に行くより、韓国・中国の方が近いのです。






この世に安全な場所などはない。大宇宙の中で、ただでさえ奇跡的、瞬間的に、点のように狭い中で存在しているあやうい生命の地なのだから。

であれば、安全を求めても無意味、選択は、「好き」で選ぶしかないだろう。
場所も仕事も伴侶も。

「好き」で選んだのであれば、覚悟もあろう。





2013/01/31

連日のスマートフォン話で恐縮・・・ちょっと驚いたので。

今日、常連さんが私達の毒気に当てられたか、ドコモに行ってスマホにしたとのこと、でもここ竹田では、先日発売の最先端のスマホでも電波が来てないので・・・・と言われたと。

えっ、そんなことはないだろ、ドコモは官営電電公社の末裔、この日本ではインフラ力では圧倒的なはず・・・それにこれまでお客さんからドコモのスマホの通信速度うんぬんの話は聞いたことはない、トラブルの話は茶飯事だが…

今、スマートフォンでは4G ( 四世代の意) 、LTEといったさらなる高速通信への過渡期らしい。そんなことは何も知らずに iPhone5 に移行し、「おっ、ネットもサクサク、技術の進歩は凄い 」 と感動していたのですが (実速10~30Mも出てる ! ) 、この山の上の当店は何気なく先端の4G LTEのエリアに入っていたのです !
その後、au の iPhone5 のお客さんが、「えっ? ソフトバンクではここでLTE入るんですか? auでは、ほら、まだ3G (三世代の意で実質1~3M程度) しか入んない・・・」

そんなことが重なり先ほど各社のオフィシャルサイトで現状の最先端高速通信エリアを見てみると・・・

 

auはすごいが、ソフトバンクも猛進中、さほど遜色ない。auやドコモと違って完全民間発祥の後発でよくぞここまでのインフラを・・・au のオレンジ色は旧世代の3Gなのですが、竹田周辺はオレンジのまま。ソフトバンクは、何よりこの田舎のこの店で最先端のLTEが入るのがすごい。

で、ドコモ・・・・・唖然・・・
auやソフトバンクへの乗り換えが止まらず一人負けの状況ということは報道などで聞いていましたが、絶対的強みと思っていたインフラも 先端の4G LTEに至ってはこんなダントツの一人負けとは・・・これでは竹田にいつ来るのか、冒頭の常連さんの話が納得 ・・・・・画面の Xi (クロッシーと呼ぶ) が一般で言う 4G LTEです。何か独自の特殊技術のように装っているようですが。
ちなみに、薄いピンク色については何も説明はなく、調べると旧3Gのエリアのようです。何もないとスカスカですもんね。こんな何気なく庶民を小馬鹿にして平然としている体質こそが、そもそもの敗因だと思うのです。

            

旧国鉄から始まり最近ではJALや電力・・・国営発端の巨大企業の迷走は、時代の変化について行けない、というより、ついていこうなどとは考えなくなってしまうムラの独尊的な巨体性・・・・・恐竜の姿がダブります。





2013/01/30

ここ数週間、年初めに買ったiPhone5 の最先端科学技術による "芸術性" に魅了、何とも世の中には頭がよくてアイデア豊富な人たちが一杯いるもんだと、まったくうれしくなります。こんな小さなカードもどきでよくもここまで・・・アイデアと技術の宝庫です。

カメラもいいんです。以前からiPhoneのカメラは定評あったようですが所詮携帯のカメラ、バカにしていたのですが・・・・・携帯用にハイエンドのコンデジも持っていましたが不要になりそうです。




寒さの厳しい冬の夜は、薪ストーブの暖炉の炎をぼぉ~と眺めながら、ワイン片手に至福の時間・・・




こんな店内のパノラマが瞬時に・・・「何が出来るの?」 というお客さんにやってみせたら大そうな驚き




番外編。 あっ、そこ、ワタシ弱いんです・・・・・柴犬はるの、ツボ・・・





2013/01/15

先日の日曜日に娘の成人式がここ竹田市でありました。
一年前から着物をどうする、帯をどうする、帯締めが…髪型が…爪模様(ネイルという) が…

男の私にはまったく理解不能ですが、親しい女性のお客さんたち (…というか娘のマブダチのおばちゃまたち) と、一年も前からあ~だ、こ~だ・・・

     



娘の吹奏楽仲間は高校を卒業してからも帰省シーズンはいつもウチのお店に布団を持ち込んで同窓会 … 今年の正月も10名ほど集まり、あの極寒の中、夜半までず~としゃべりっぱなし・・・酒もさほど飲まずによく会話が尽きないと、いつも呆れます。

そんな娘たちももう立派な大人に ???? 竹田は城下町であったせいか美人が多く (コレはホントです。ちょっと前まで竹田美人という言葉があったほど)、娘の友達たちも意外とみんなきれいどころばかりなので、これからも楽しみ ♥


・・・ 私見で言えば、年齢なんて人の尺度として何の関係もない、と思っており、だから娘含めて人さまの年齢に興味はありません。「えっ、90歳 ! とてもそんなようには見えません !」 なんてのは好きですが・・・
赤ん坊にも教わることは多々あるし、お粗末なまま年を重ねてきたご年配、これもまた多々多し。

ロックやジャズ、そしてクラシックにしても、著名な作品の多くは若い頃のものが多い。
ビートルズ全盛は20歳代、マイルスの 「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」 録音は29歳の頃、ショパンの革新的 「革命」 は21歳 ! の頃、ベートーヴェンのこれまた革新的 「月光」 は30歳 ・・・・・・・ ジミ・ヘンは27歳、コルトレーンは40歳、モーツァルトは35歳、その間であれだけの革新的音楽を創り上げた ・・・それは芸術だから ? 現代 IT ビジネスの覇者、ビル・ゲイツ、ジョブズは在学中の起業、さらに信長の桶狭間は26歳、龍馬は天命31歳 !

で、今のご年配政治家は何を生み出したか・・・・・と見るだけでも、年齢なんてものは何の尺度にもならないと分かる。

ということで、若者たち ! 既成の人や社会に臆することなく、もがきながらも、でも自身の価値に対する自信は決して失うことなく前向きで進んで欲しい。
「今の若者は・・・」 なんてフレーズを吐く、美化された過去ばかり見て愚痴る大人にはなって欲しくない。
その言葉は、古代エジプトの遺跡にも見つかるほどルーチン、無視すればよい。


・・・・今日はちょっとお父さん。


PS. 若い(かな?) 撮影をお願いしていたお客さんが撮ってくれた成人式の一枚。瑞々しい感性に脱帽…





2013/01/10

2013年、始まりました ! ( というか、もう始まってます…ね )


      
      

雪のないお正月は久しぶり。ウチはこちらに来てからいつも初詣は阿蘇神社。
ここに移住する前にたまたま雪景色の阿蘇で年越しをして、その時に初めて初詣に行った神社。
「この地に住みたいと思います、どうかこの願いを・・・・」

何十年かの会社人生、熟慮の末のこの願いは、この神社に願った翌年に実現していた・・・
で、いつも阿蘇神社、という次第です。実は伊勢神宮の次の位に位置するような高貴な神社だった。


・・・年末にお店のオーブンがクラッシュ、年明けには家族携帯がクラッシュ・・・お客さんのばあちゃんたちクラッシュ入院続出 ( でもみんな軽傷でグッドでした )・・・・

・・・携帯電話、何かと恐竜体質を感じながら10数年付き合ってきたドコモのガラケー ( 囲い込み商業の故、周りの進化から取り残されたガラパコス島もどきの携帯の意 ) からソフトバンクのiPhone5 に家族全員で急変更・・・
まだ手にして二三日ですが、この操作性や筐体のクオリティーの質感は、日本のメーカーが持っていて失われつつある 「誠実感」 を感じます。オートバイのドカに接した時と同じ。従事している人たちがイヤイヤ仕事でやっているのではなく、個々それぞれのクラフトマンの熱意、それが、ソフトの操作性や筐体の質感から伝わるのです。ピアノという、音楽への情熱から生まれた精巧無比の "機械" から発せられる "生命" 宿る音楽のように。

そんな人々の熱意、そしてそれを引き出して切り開く思想、思いは同じ、2013年も切り進まんことを、共に。


         






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