2009年10月11(日) アイリッシュ・ハープ&フルートの調べ ご報告
なにか、「癒し」なんてわざとらしいものではなく、もっと清々しい、ここ阿蘇・久住の草原を思わせるような、初々しく澄んだ空気を吸い込んだような演奏でした。
アイリッシュ・ハープの音色は草原が似合いますね。
アイルランドの風景は、北海道やここ阿蘇・久住に似ているとhataoさんが話されていました(hataoさんは北海道の出身)。 木が少なく草原が象徴的なのだそうです。
アイリッシュ・ハープはクラシックなどで使われる大型化したグランドハープと違い、吟遊詩人が奏でていた頃の持ち運びができるハープの原型を残しているのだと思いました。だから初々しいのかもしれません。
曲も、アイルランド音楽とスタジオ・ジプリの名曲を中心とした、素朴で牧歌的な曲、お客様たちもリラックスした気分で楽しまれたことと思います。
hataoさんはアイリッシュ・フルート(これもフルートの原型を残した木製のフルートでした)の他に数種類の笛を持ってこられましたが、どれもやはり素朴で牧歌的な音色、最後はなんと二本、三本、ついには四本を同時に吹くというアクロバットを見せてくれました。ユニゾンだけではなく、違う旋律を吹くので驚きました。
個人的にもっと驚いたのは、ウチのお店のコップを持って行って、笛として普通に曲を演奏したことです。ビール瓶なんかでボ~という音を出したことはありますが、こんなものでちゃんとした演奏が出来るとは知りませんでした。びっくり
!
二本 ⇒ 三本、最後は左のスタンドに立ててある笛も・・・ ウチのコップ・・・!?
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