2013/08/23
2013年7月13(土)〜8月18(日) 三河祐子 ガラス作品展 ご報告
ワークショップ ! 和訳すれば体験学習 !
まずは、ガラス材料からの小皿作り。ギャラリー小屋で。
原材料は様々な色ガラスの粉 (ほとんどがドイツ製。さすがカメラレンズの老舗) 、そのそれぞれが粒子の大きさの違いで、焼くときの空気の巻き込み量が変わることにより製品時の色が異なる。さらに、透明ガラスとの混合比によっても色が変わる・・・・そんな何百何千の種類の色を使いこなすということに、まずは驚き。体積全体から個々の色ガラス量を計量しながら型に詰めるという、薬剤師のような作業も必要・・・
この小皿作りは期間中の一日だけ。午前の部はみなさま楽しそうに和気あいあいと。

午後の部は、来月当店で個展をやってくれる和紙のカヨさんがお友達と参加 !
午前の部と違って緊張感が漂います。真剣そのもの・・・・カテゴリーが違えども作家魂は同じか・・・・こんなのできるの ? と思った最初に描いたイメージ図に、即席で作った道具を使い、あれよあれよと近づきます・・・
出来上がりは炉で焼いた後日となりますが、どうなっているか、私も楽しみ !
 
もう一つのワークショップ、自分でパーツを選ぶアクセサリー作り ! これは店内で。
こちらは女性陣がきらきら和やか。計4日間やって、通りすがりのお客様も多数ご参加いただきました。

当初目標の売上は軽くいなし、いろんなお客さんにも喜んでいただき楽しい催しでした。これもひとえに三河さんのおかげ・・・おっと、重要人物がいた。三河さんの小学一年のお子さん、自らを
「営業部長」 と名乗りネクタイ姿でお客様にアピール (同席のクマのぬいぐるみは副部長とのこと…)、そうとうお客さんを捕まえてましたね。たっちゃん、末が楽しみな好奇心旺盛でアクティブな勉強家です。
あっ、大分合同新聞社さん、また写真入りでご紹介頂きました。ありがとうございました !

2013/07/29
2013年7月25(木) 宮澤等&山本実樹子 デュオ ご報告
私ども、そしてお客さま方も初めての出会いでしたが、お二方とも、俗欲というものが全く感じられない、滑らかで自然体の方でした。
演奏そのものも。

 
ピアソラの大曲を弾き終えてちょっと一息、何か話をつないで、と宮澤さんに言われた山本さん、世界中の様々なピアノに触れてきた彼女は当店のピアノについて話されました。
ピアノって、弾いた人の癖をなぜか記憶している、古い楽器の方が音に味がある、大事にされてきたピアノはタッチの反応や音色が素直で暖かい、そしてそんな素質あるピアノを調整して素敵なピアノにしてくれるのは、調律師さん、今日は本当に素敵なピアノです、あっ、今後ろにいらっしゃいますね・・・・・会場の後ろで足を組んで大観していた安藤さん、突如ホール全体が後を向き大拍手、あたふた・・・私は嬉しかった。
何十回もコンサートをやってきて、コンサートの中でお客さんに対して調律師さんに言及された方は初めて !

裏方のことを含めたところまで、心の目を注ぐことができる方たちなのでしょう。
打上の後片付けをしていて気づきましたが、ご自分たちに注がれた飲み物や食べ物を残さずきれいにされていました。なかなか出来ないんです、酒席でごった返している中では。
ラフマニノフも二曲演奏されたため、私の悩んでいたラフマニノフのピアノ曲の運指を酒席でご相談したところ、「こんな難しい曲をやっているんですか !」
と言いながらもお二人で即座にピアノに向かって理由付けも加えながら教えて頂きました。解決しました。
そういった方々だからなのでしょう・・・
今回のツアーの後、来月からはまた、大震災の被災地、石巻のいろんな施設にお二人で演奏に行かれるそうです。アベノミクスなどと騒いでいる世間から忘れ去られようとしている、いまだ瓦礫はそのままだという地へ。
・・・平日なので集客は苦しいと当初お伝えしたところ、"構いません" ・・・宮澤さんなんて打上の席で飲んでいると 「いゃ〜実は私、大人数は苦手なんです」 ・・・・・
少人数のコンサートでしたが、来られたお客様には伝わったものはあると思います。CDは、ほとんどのお客様がお買い求めされていましたから・・・東北の被災地への寄付となります。
またお会いしたい方々です。
2013/06/26
2013年6月19(水) 辛島文雄 Trio ご報告
  
 

三年目、さらにグレードアップしたこのトリオの演奏でした !
・・・ジャズの生演奏は初めてという女性の若いお客さん、「踊りたくなりました !」
昨年私がヒットした "Mr.JH "
昨年来られたお客さまたち、「やっぱ、いいね ! すごいよ !」
それにしても三年間、このトリオが発祥してから毎年来ていただいてます、感激もんです。
ピアノもこの日のために、調律師の安藤さんが弦張り替えから、部品を削ったり磨いたり・・・
いつも来て頂いている音にうるさ型のお客さんも、この日のピアノの音には感動、満面の笑みで安藤さんにいろいろ質問されていました・・・鍵盤のタッチがもの凄く軽く素直になっていて、私もうれし。
いつもながらの、お客様たち含めみなさま、ありがとうございました。
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