レポート / 2013

   コンサートなどのイベントのご報告です。

            NEXT       BACK
過去のトピックス

2013/11/26

2013年11月23 (土) 于波トリオ ご報告


今回のメイン、ドォボルザークのドゥムカというチェロ主体の組曲・・・今回打診があった時、私は知らなかった。
だからネットでいろいろ聴いてみた・・・人生のいろいろな想いを織り交ぜた曲、これは大きな"情"を持つ于波さんには、それこそはまった曲じゃないか ! だから事前には演奏者に何も細かいことは聞かず、当日を待った。

ネットでいろいろ聴いた中、当日の于波さんたちの演奏は、ダントツ ! の一番 ! お世辞は死んでも言えないタチなので、これはほんとに真摯で明朗、非の打ちどころのない、一点も曇りがないと思えるほどの、完璧と言える演奏。こんな片田舎で、この曲の至上演奏が・・・

いつか、演奏者の許しが請えれば、ネットにアップしたい。今回マイクのセッティングも見直したので音質もピカ ! 当のピアノを弾いていた中山さん自身、「鳥肌立ちました」 ・・・・・ショパンのエチュード、木枯らし・・・彼一人で弾いたこの曲、私はあまり好きな曲ではなかったのだが・・・彼演奏の 「木枯らし」 、私は好きです。

于波さん・・・音楽を知ってもらいたいとの想い、開店当初、そんな中でのお客さんの紹介から、その彼のCDを聴いて一発で感銘、なんとか当店で演奏を・・・から始まりました。

もう、いろんな演奏者を交え、もう六年近く、クラシックなんて・・・という中で彼らの真摯で情熱的な音楽のファンは増え、今回も満杯での演奏会でした。

そんな中で于波さん・・・昨年、このトリオで来ていただいた頃から、彼の本来の自然体、肩の力を抜いて・・・
もう、長年の付き合いとなってますので、何となく彼の移り変わりが分かります。一人で引っ張っていかなければいけないと意気込んでいた数年前とちょっと違って、やっと、意を託せる仲間に出会ったよう、そんな中山さんと佐久間さんとのピアノとヴァイオリン、その中で、深いチェロの音色が、実はより鮮明に際立ちます。

他者のために・・・実はそれこそが自らの生ともなる・・・・

   







ヴァイオリンの大和 (やまと) さん、今回は彼女を連れて・・・だからか?、際立って見えた音色でした。
素晴らしい音であり、人達です、お客さま含め・・・・・またいつも忘れたように于波さんが言ってました、、、

今回は于波さんだけでなく中山さんまで・・
「ここのお客さん、いいよね ! 」
音楽があるだけでよいと思っている私はさすがに今回問い返し
「ほかはそんなによくないの ? 」 ・・・一息置いて于波さん、「やっぱり、いいよね…」、でしょう ♪ !!





2013/09/28
2013年9月14(土)〜23(月) 小野加代・和紙 +フェルト 作品展 ご報告


期間中、満開に咲きましたね、七つ森古墳の彼岸花。

  

この、和紙とフェルトの "咲いているかもしれない展" も、立派に咲きました !

この秋の彼岸花の期間中はカフェも大忙しで、隣のギャラリーの様子はあまり良く分からなかったものの、かなりのお客さんが来られていたようです。
1〜2万もするバッグなんて当店なんかで売れるのかと当初ちょっと心配してましたが、沢山出ました !
来られたお客さんも、良く見ると以前購入されたカヨさんのバッグや財布などを使われていて・・・一目で分かりますからね、彼女の作品は・・・かなりファンを掴んできているようです。

  

彼女はね、将来ビッグになると思ってるんです。和紙に掛ける想いや行動力に、半端じゃないものがあります。

昨年ここ竹田に移ってきたと案内でお知らせしましたが、それまでいた八女市は道具・設備付属の工芸館、竹田移転の際にはそれら紙漉きの道具一切を自力で揃えなければならなかった・・・一般に市販されている、というものではないそうです。

「○○は竹田市の口添えで佐伯市から譲ってもらえそう・・・」「ダメでした・・・」・・・「豊後大野市の・・・」「ダメでした・・・」 道具と並行して家探しでも二転三転…四転五転、紙漉きをやるためには排水やスペース含めた環境が必要・・・若いから当然お金なんて余ってる訳はない・・・こちらに移って当初の準備期間中はファミレスやコンビニでバイトもしてました ! ・・・でもやっと数か月前から仕事の環境もひとまず整い、さあこれから和紙に専念、の時期でした。これから久留米、中津、福岡と個展ツアー、一杯、和紙の存在を知らしめて来てね ♪


  

マユさん。カヨさんと違ってグラフィックデザイン勤務の傍らの作品作りなので、なかなか作品作りに回す時間がなく、カヨさんに「もっと作って ! 」 とはっぱを掛けられてます。でも、その仕事がら、素敵な案内状やポスターなどは彼女が作っているんです !  よきコンビ。

これからも益々期待の女性作家、いえいえ、カヨさんは 「和紙漉き職人」 だそうです。それが夢なそな・・・
「和紙"好き"職人 」 だろ。





2013/08/23

2013年7月13(土)〜8月18(日) 三河祐子 ガラス作品展 ご報告
 

ワークショップ ! 和訳すれば体験学習 !

まずは、ガラス材料からの小皿作り。ギャラリー小屋で。
原材料は様々な色ガラスの粉 (ほとんどがドイツ製。さすがカメラレンズの老舗) 、そのそれぞれが粒子の大きさの違いで、焼くときの空気の巻き込み量が変わることにより製品時の色が異なる。さらに、透明ガラスとの混合比によっても色が変わる・・・・そんな何百何千の種類の色を使いこなすということに、まずは驚き。体積全体から個々の色ガラス量を計量しながら型に詰めるという、薬剤師のような作業も必要・・・

この小皿作りは期間中の一日だけ。午前の部はみなさま楽しそうに和気あいあいと。

  

午後の部は、来月当店で個展をやってくれる和紙のカヨさんがお友達と参加 !
午前の部と違って緊張感が漂います。真剣そのもの・・・・カテゴリーが違えども作家魂は同じか・・・・こんなのできるの ? と思った最初に描いたイメージ図に、即席で作った道具を使い、あれよあれよと近づきます・・・
出来上がりは炉で焼いた後日となりますが、どうなっているか、私も楽しみ !



もう一つのワークショップ、自分でパーツを選ぶアクセサリー作り ! これは店内で。
こちらは女性陣がきらきら和やか。計4日間やって、通りすがりのお客様も多数ご参加いただきました。

            

当初目標の売上は軽くいなし、いろんなお客さんにも喜んでいただき楽しい催しでした。これもひとえに三河さんのおかげ・・・おっと、重要人物がいた。三河さんの小学一年のお子さん、自らを 「営業部長」 と名乗りネクタイ姿でお客様にアピール (同席のクマのぬいぐるみは副部長とのこと…)、そうとうお客さんを捕まえてましたね。たっちゃん、末が楽しみな好奇心旺盛でアクティブな勉強家です。
あっ、大分合同新聞社さん、また写真入りでご紹介頂きました。ありがとうございました !

                  
 





2013/07/29

2013年7月25(木) 宮澤等&山本実樹子 デュオ ご報告
 

私ども、そしてお客さま方も初めての出会いでしたが、お二方とも、俗欲というものが全く感じられない、滑らかで自然体の方でした。

演奏そのものも。




ピアソラの大曲を弾き終えてちょっと一息、何か話をつないで、と宮澤さんに言われた山本さん、世界中の様々なピアノに触れてきた彼女は当店のピアノについて話されました。

ピアノって、弾いた人の癖をなぜか記憶している、古い楽器の方が音に味がある、大事にされてきたピアノはタッチの反応や音色が素直で暖かい、そしてそんな素質あるピアノを調整して素敵なピアノにしてくれるのは、調律師さん、今日は本当に素敵なピアノです、あっ、今後ろにいらっしゃいますね・・・・・会場の後ろで足を組んで大観していた安藤さん、突如ホール全体が後を向き大拍手、あたふた・・・私は嬉しかった。

何十回もコンサートをやってきて、コンサートの中でお客さんに対して調律師さんに言及された方は初めて !


    

裏方のことを含めたところまで、心の目を注ぐことができる方たちなのでしょう。

打上の後片付けをしていて気づきましたが、ご自分たちに注がれた飲み物や食べ物を残さずきれいにされていました。なかなか出来ないんです、酒席でごった返している中では。

ラフマニノフも二曲演奏されたため、私の悩んでいたラフマニノフのピアノ曲の運指を酒席でご相談したところ、「こんな難しい曲をやっているんですか !」 と言いながらもお二人で即座にピアノに向かって理由付けも加えながら教えて頂きました。解決しました。


そういった方々だからなのでしょう・・・


今回のツアーの後、来月からはまた、大震災の被災地、石巻のいろんな施設にお二人で演奏に行かれるそうです。アベノミクスなどと騒いでいる世間から忘れ去られようとしている、いまだ瓦礫はそのままだという地へ。

・・・平日なので集客は苦しいと当初お伝えしたところ、"構いません" ・・・宮澤さんなんて打上の席で飲んでいると 「いゃ〜実は私、大人数は苦手なんです」 ・・・・・
少人数のコンサートでしたが、来られたお客様には伝わったものはあると思います。CDは、ほとんどのお客様がお買い求めされていましたから・・・東北の被災地への寄付となります。

またお会いしたい方々です。





2013/06/26

2013年6月19(水) 辛島文雄 Trio ご報告
 







三年目、さらにグレードアップしたこのトリオの演奏でした !

・・・ジャズの生演奏は初めてという女性の若いお客さん、「踊りたくなりました !」
昨年私がヒットした "Mr.JH "

昨年来られたお客さまたち、「やっぱ、いいね ! すごいよ !」

それにしても三年間、このトリオが発祥してから毎年来ていただいてます、感激もんです。

ピアノもこの日のために、調律師の安藤さんが弦張り替えから、部品を削ったり磨いたり・・・
いつも来て頂いている音にうるさ型のお客さんも、この日のピアノの音には感動、満面の笑みで安藤さんにいろいろ質問されていました・・・鍵盤のタッチがもの凄く軽く素直になっていて、私もうれし。


いつもながらの、お客様たち含めみなさま、ありがとうございました。





2013/05/10

2013年5月3(金)〜6(月) 手作り雑貨展 by ぴんくる ご報告
 



GW、今年も一杯のお客さんにお越しいただきました。一日の来客数と売り上げ、ともに記録更新 !

そんな最中でのこの催し・・・

実は、家内が昨年骨折入院していた病院の看護婦さんたちが主体のプライベート趣味チーム、入院中に家内が意気投合して当店でやってみようとなったものでした。

どうなるものかと思いましたが、・・・

看護婦さんが主体とは全く見えない、一見ごく普通の気のいいおばちゃん四名の「ピンクル」さんですが、催しのやりとりのメールから始まり、開催中の当店の気に回らないところのお掃除まで・・・さすが、看護婦さん。
ギャラリー小屋は、さりげなくきれいになっていました。

当店の前は「原尻の滝」 のチューリップフェスタでの催しだったそうですが、大きなイベントなのにあいにくの悪天候で全くダメだったそうです。今回は売上げ含め楽しかったご様子で、「また、お願いします」と言って頂き、こちらも笑顔 !



              

またやりましょう !





                  NEXT       BACK