レポート / 2014

   コンサートなどのイベントのご報告です。

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過去のトピックス


2014/10/18

2014年10月15日 (水) 于波デュオ ご報告





       

久しぶりのチェロとピアノだけのデュオ、堪能 !

前半を費やしたサン=サーンスのチェロ・ソナタ2番(Op.123)、当店初公開で私も初めてのこの曲、ブッラボォー ! 全四楽章ありとんでもない曲想一杯で、とんでもなく難しそうなこの曲、凄いエネルギーで奏破してくれました。演奏前に于波さん、「どこで拍手してもらってもOKです」のアナウンス・・・毎楽章ごとに拍手が鳴りました。拍手したくなりますよぉーー
演奏後の大拍手が鳴り終ってから一息ついて于波さん、「・・・大変でした・・・」
笑い交えた壮大な拍手、再度。

ソナタというのはクラシックの世界で最高の様式の大建造物、交響曲といわれるものもすべてソナタです。数楽章から成る曲は、単なる寄せ集めの組曲ではなく全てが関連した一大絵巻。作曲家がソナタを書くということは自分の鋭意全てをつぎ込むということで、弾くにも聴くにも難曲揃いです。

そんなクラシック真髄のソナタを、于波さんたちは毎回コンサートの半分を費やしてやってくれます。「お客さんたち、ソナタにだいぶん慣れてきたみたいだね」と嬉しそうに于波さんたちは言っていましたが、でも、作曲家も奏者も最大の鋭意をつぎ込む曲、それをすぐ目の前の生の音で聴ければ、音楽形式がどうのこうのの話ではなく、感動するに決まってる !

・・・の思いで、当店のコンサート、苦難多くも喜びそれ以上でやっています。

お客さま、そしてミュージシャンの方々、ありがとうございます !
ブラボォー !




2014/09/23

2014年9月13日 (土)〜23日 (火) 織と和紙 作品展 ご報告




盛況。レポートは、→
コチラへ !






2014/07/22

2014年7月19日 (土) 于波トリオ ご報告


この人たちはね〜 前半戦がまずは一次本番、後半戦はお客さんと一緒に自ら楽しむタイム、で、アンコールが二次本番で、さらに飲んだ後の三次本番にこそ命を懸ける・・・・・ん?

今回の一次本番のメンデルスゾーンのピアノ三重奏第一番、いつにも増して凄かったですよ・・・珈琲淹れながら階下で聴いていたのだが、おおっおおおおっ〜 珈琲の味がどうなっていたか定かではない・・・終わってコーヒータイムで降りてこられたお客さんたちからの感動の声数々・・・

彼らは福岡、東京、スイスと異なる場所で各々ベースの活動をしながら、毎年ユニットで弾くメインの大曲を定め、修練し全国で披露する。当たった一曲を何年何十年もやって食い繋ぐ芸能音楽家とは全く異なる真正の "音楽びと "。





中山さん独奏の シューベルト「魔王」 も凄かったが、、、ビルマンさんのヴァイオリンに、惚れた。
昨年まで来てくれた佐久間さんのヴァイオリンがファンのお客さん共々私も大ファンだったため、今回のビルマンさん、どうなのか、実はちょっと不安でしたが、佐久間さんとはまた別の太い艶やかな音色、そして佐久間さんに勝るとも劣らない技巧、、、フランス人父と日本の母のハーフで神戸育ち、、、ピアノの中山さんとは東京芸大同窓がらみでもう十数年のカラミとか、、、どおりで中山さんとは何の合図なくとも演奏の息が合う・・・





さて上、お客様たちと一体の後半戦、そしてアンコールが過ぎ・・・

"お疲れー、"
残ったお客さんたちといつもながらの打上げ、中山さんのピアノに感激して「六年間弾いてないですがレッスンして下さい ! 」 の若い熊本からの初の女性の公開レッスンもあっての夜半は零時直前・・・

・・・あるお客さん 「私、明日誕生日」

そのフレーズから誰がやり始めたか知れないがまた二階に上がって演奏会再開 ! ハッピーバースデイで始まり、ビルマンさんがバッハの無伴奏、于波さんがフラメンコ、中山さんが「酔ってると弾けないので即興で・・・」と言ってのショパンの幻想即興曲、、、最近心が病んでそうな常連さん、泣いたと・・・

みな真剣 ! 音楽びとであり、料理人たちであり (?) 、まったくの血の通った人たちの集まりでした !


             

ありがとうっ !





2014/06/25

2014年6月22日 (日) 辛島文雄トリオ ご報告


またまたやってくれました ! 伝説ライヴ !
事前まで集客が思いの外ままならず、ちょっと泣きべそ掻いてましたが当日にはそれなりにみな集合 ! いつもチラシを持って行く度に励ましてくれるここ竹田一番の温泉旅館の女将も当日のサプライズで来ていただいた、うれし。



今回は初めてキーボードも入れてのことだったので、辛島さん、上へ下への大忙し、ほとんどスクワット状態のようでしたが・・・でもいつも多摩川沿いを何時間も歩いているとのこと、"えっ、そう? なんてことないよ"・・・でした。(笑)





今回はベースの楠井さん得意のエレキベースが大大活躍 ! 新たな五弦ベース ! ハーモニクス奏法を駆使し・・・・・

"楠井バンドと名を変えた方がいいんじゃないですか" "そうなんだよ、楠井&小松バンド、で、with カラシマとか" と辛島さんも若者ミュージシャン達の大成長に嬉しそう。



先ほど多摩川沿いを散歩、と言いましたが、その誰もいない多摩川の散歩中に曲想が浮かんだという 「Riverside Nobody」。 "リバーサイドと何の関連もない曲想じゃないですか !!!" "はっはっ、そうだよ、ただ散歩中に浮かんだということで・・・" 曲のネーミングはいろいろ深し。

事前に送って頂いたCDの中でもこれがものすごくカッコよく、今回のトリだろうなと思っていましたが、でもこれはシンセサイザーがなければ成り立たない曲、ウチのライヴでどうやるのか・・・現代はポータブルキーボードの性能がもの凄く、ヤマハから借りてきたという先端のシンセ、ピアノの畳んだ楽譜台の上に小さなモニター含めセッティングして、ウチのPAやミキサーに繋いで実現してくれました。
"でもPAのないところではどうするんです ? " "PA一式、車に積んで持ってきている "

心底プロですよ、彼らは。

でも今回私に一番ヒットしたのは、これも辛島さんの曲 "Late Autumn" ・・・晩秋、凄かった。

事前のCDでは聞き流す曲だったのだが、実演は違った・・・スローテンポの曲なのだが当日はCDにはない展開、半ばの楠井さんのペースソロからみな何かに感化されたようにアップ、超アップテンポになり、三人みなものすごい盛り上がり ! 

あとで辛島さんに聞いたが、"事前の打ち合わせはいつも何もないんだ、この曲、以前一回だけこんな展開になったこともあったかな・・・そう ? よかったぁ ? "

" 一番乗ってたでしょう ! "・・・辛島さん、大笑。



これだから生のジャズはやめられない。





2014/05/08

2014年5月3日 (土)〜6日 (火) ピンクル手作り雑貨店 ご報告




盛況。レポートは、→コチラへ !






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