Cafe'  SlowBeat




 

コラム

気がついたときに、思うことを記していきます。


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2010/12/20

この時期は毎年お客様が少なく、陰鬱な気分になってしまいます・・・・・このままずっとお客様が来なかったらどうしよう・・・・・と。

でも今日の休日、阿蘇の山をドカティとともに駆け巡り、改めて大きな自然の息吹を体中に浴びて蘇生・・・・おおらかな気分と共に活力も湧いてきました。


     


  


まったく、大自然の蘇生力は偉大です。
人間だって自然物なのだから、弱っている時は自然の中に入って体と心を治しましょう・・・





2010/12/10

冬ですよ、寒くなってきました。
最近では日中でも4、5℃が珍しくはなくなってきました。もう朝は零下です。
ストーブ全開 ! ・・・これがなきゃ、冬の楽しみは無いですね。

炎が何とも妖しくも暖かく、お客さん達からいただいた薪、そして薪ストーブ仲間のお客さん達のワイガヤから得たノウハウを毎年加えながら、大分こなれてきた暖かな火が燃えます。

  

その中で煽るお酒。

先日、ご近所のお客さんご夫婦たち中心に、忘年会という訳ではないのですが、年の瀬を感じて、みなで飲もう ! ということになり、十人程度が当店の火を囲んで "飲みました。"
・・・最後はほとんど動物園状態・・・・ラッパからピアノから雄叫びから、泣き、笑い、悲鳴・・・・・
火の中で飲む酒は、人を原始の時代に連れ戻すかのよう。

・・・お酒は、大好きです。
昔から、お酒が無かったら人生の楽しみの70%は無いと思っているほど ・・・ その昔、猿が作っていた"猿酒" をこっそりと盗み飲んだことから人の酒造りが始まったとか ・・・ お猿さまには感謝です。
体質的にお酒を受け付けない方々とは沢山出会いましたが、残念に思い、申し訳ないと思います。

酒飲みに悪い人はいない・・・勝手な私の自論です。
お酒好きな人は、否応なしに自らをさらけ出してしまいます。それが醜態となることも随時です。
そうする中で、"ああっ、私はなんてバカなんだろう、なんてツマンナイんだろう、どうしようもない。" と頭ガンガンのゲロゲロ状態で、時には顔から記憶にない血を流しながら、翌日布団にくるまって思うのです。

"自分は大したものではない" と思い知らされ、生物の中で弱者であった頃の原始の感性に戻らされることが、多々ある酒の効能の中でも一番かと思っています。そこからまた、新たな出発があり、人に対する寛容や優しさも生まれるように思います。


       


とはいえ、これからの年末年始・・・ご同兄諸氏、ご自愛のほどを。





2010/11/17

サフラン。花言葉は「至福」とか。
水も土もなく、全くの自力でそのまま球根から花が咲く。
そして、その美しい花は誰にも目を留めてはもらえず、赤い雌しべだけが摘み取られ、人に染料や薬用として商用される。

ここ竹田はサフランのメッカ。
国内の9割を生産し、その品質は世界有数と言われる。
1gが1000円ともなるが、この雌しべだけを集めて乾燥させての1gなので、むベなるかな。

サフランといえばサフランライスしか知らなかった門外漢の私は、先日お客様からいただいた球根が、 "何もしなくても花が咲く" と言われてそのとおりに、しかも紫・赤・黄が鮮明な美しい花が、次から次へと球根から咲いていくのを見て・・・驚いた。
玉ねぎを放っておいて芽を出す程度なら経験あるが・・・

他からの援助も評価も無く、ましてや誰に見てもらえるかも知れず、すぐに雌しべだけが摘み取られてしまう運命、でも、自分の力だけで精一杯自分の花を美しく咲かせる。けなげ。

KYといった類の観念を礼節と思い、全力をもって己に対する人からの評価や評判にエネルギーを費やす、そして疲弊する、という現代日本人に散見される営為は、このサフランのまっとうな姿から見ると非常に屈折して見えます。・・・就職難、うつ、自殺、民主党政治の貧困・・・

他からどう見られるかではなく、もっと、それぞれに思う大事なものにこそ、自身の全力を費やしたい。


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若い貧乏学生だった頃、ヒッチハイクで旅をしていたことは以前この欄で触れたことがありますが、最初は恥ずかしくてしょうがなかった。こんな汚い乞食のような格好をしていて、見も知らぬ人にタダで車に乗っけて下さいなんて、バカにされ見下げられる。 托鉢にも似たような感じだったと思います。

でも、北海道の人気のない山中から雑踏の東京都内のど真ん中でも、一時間も手を上げていれば、必ず誰かは止まってくれた。
その頃から何かが私の中で変わった。
人の目を気にする必要はない。自分を一生懸命やっていれば、誰かは見てくれると。

都内ではさすがに恥ずかしく、状況的にも無理かと思ったが、若いカップルの彼女が " 面白そうだから戻ってと彼に言って引き返して来たの" と言って、"富士山に登る" という私の言葉から富士吉田まで乗せて行ってくれました。"どうせ宛はなかったから…富士山、山頂まで行けるといいね… "

東北の陸中海岸では、すごくきれいな30前後の女性が一人で、むさ苦しい私を乗せてくれた。危険とは感じないのかと不思議に思って聞くと、"私も以前北海道でヒッチハイクしたことがあるの … "
都内の東北道入り口のインターで乗せてもらった長距離トラッカー、"北海道まで帰る" "俺は秋田だからそこまで行くか " ということで、秋田のご自宅の大庄屋の大広間に寝かせていただいた・・・
いくらでもある、ヒッチでの人との深い思い出は・・・今でも貴重な心の財産。

そこで知ったことは、大多数の人が "あれなに ? いやぁ~ね ! " という中でも、100人に一人は、通り過ぎる車の中の一時間に一人は、共感を感じてもらえる人がいる、という事実だった。

なにも全人類から称賛を得る必要はない。でも、全人類の中でたった一人ではやはり淋しい。
たった一人でもいい、共感を感じてくれる人がいれば、それで勇気は百倍 ! 我が道をゆかん。
・・・ そんな人達だけが、歴史を前進させてきた。


サフランさん、あなたの姿、しっかりと私は見ました。


                    



2010/11/09 

もう、すっかり秋ですねぇ~

今日、煙突掃除をしました。
当店の冬の暖房、薪ストーブを使うために不可欠なセレモニーなんです。

暑い暑いと言っていたのがつい最近のことだったように思えたのに、一二週間前から急に寒さが感じられ、えっもうストーブなの、といった感じであたふた・・・今日までエアコンの暖房で凌いでいました。
過しやすい秋のシーズンなんて、一か月もなかったんじゃないの、といった今年です。

ところでこの煙突掃除、これが大変なんですよ。

高所に上がって煙突を全部バラして、ススやタールをバーナーで焼いたりしながら除去します。まぁ、当店の場合、一シーズンに一二回で済むのでまだマシなのですが、一ヶ月はたまた一週間に一回掃除と言われるお客さんもいらっしゃいますので。

この辺は薪ストーブをやられている方も多いので、お客さん達といろいろ情報交換しながらやってますが、皆さん薪ストーブを楽しんでますね。薪ストーブをするためだけに、こちらに民家を買って毎週福岡から来られるような猛者もいらっしゃるぐらいですから。

これからは、暖かな薪ストーブ ? の季節です。


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急に深まった寒さに今年は山に登っていないと思い当たり、祖母山の支尾根を回遊するルートを一人プチ縦走してきました。3,4時間程度の軽いものだと思っていたら、ちょっとしたルートミスもあり、結局6時間・・・・
中高年の登山死、そういうことか、と納得。要注意。

でも、紅葉にはまだちょっと早かったものの、空気は秋満点・・・・誰一人として出会わないマイナーなルート、山行好きで遠方からいつも山行帰りにお寄り頂くお客さんから教えてもらったルートでしたが、こういった秘かな山行も、また、秋を楽しむ一興です !





2010/10/28

先ほど発売の conka という雑誌に当店を掲載いただきました。
「大分県に "来んか !"」 という、大分県の良いこと紹介誌です。
今回は「農業」特集ということで、"おいしい大分を食べにでかけよう ~ 新鮮素材を美味しく演出してくれるお店 8 選 " という中で取材に来られ、掲載いただいたものです。

掲載スペースとしては小さいのですが、その中の文面で紹介いただいている "野菜カレー "、実は数年来試行錯誤を繰り返して、やっと最近出来あがった新メニュー !
10種類以上ものご近所の新鮮野菜を三日間掛けてじっくり煮込んだ、コクのあるベース、スパイスも十分に利かせてます。

       

食べた後で知ったら驚かれると思いますが、実は肉類を一切使っていないんです。本場のカレーも肉なんて使わないのでしょうから、それでコクのある美味しいカレーが出来るんです。

そんなヘルシーで、野菜とスパイスの旨味一杯のカレー、どうぞ。





2010/10/14

チチチ、レレレ、でしたっけ ! とにかく、人、万歳 !!!

絶望視されていた中で、全世界の総力、米国はNASAの宇宙技術から掘削プロまで、そして、33人を引き上げたクレーンは、あの中国 ! が短期間で製作したもの。日本も民間企業が、宇宙開発で得た"下着"や"プチプチ"など、日本人ならではのきめ細かい心使いの支援物資を送っていたとのこと・・・

チリの落盤事故、奇跡ともいえる、33人全員が救出されました !
閉じ込められたのが一人ではなく、多人数の人達だったからこそ成し得た奇跡だったと思っています。

政治がなにかと便乗、との論評も垣間見ますが、そんなものだけではないでしょう。


会社勤めを辞めて単なる飲食店の自営業、となるまでいろんな生き方の形態を考えました。人の煩わしさを避けて無人島での生活、なんて夢想も若い頃は結構ありました。
でも、会社勤めをしていていろんな人たちと関わる中で、「人との繋がり 」、という重みが醸成されました。
それが人の集まる現在のカフェ、をやり始めた動機のひとつです。

当たり前のことなのですが、人は 「人間」、即ち 「人と人の間」 で生きる生き物と書きます。 「人」 という一文字を見ても、一人では成り立たない、お互いにつっかえ棒のように支えあっている、の字体です。
人は、人と関わってこそ、というものなのでしょう。人と関わってこそ、何倍にも生きられる、窮地に至っても前向きに生きられる。

・・・ でも、人は、良心が共鳴したときの素晴らしさと共に、戦争を初め、"仲間"を欺き、殺してしまうまでの悪意を持ってしまいます・・・・・
人は、人と関わることで、天使にも悪魔にもなれます。

今回、救出された方の中で、 「闇の中には神と悪魔がいた。でも私は神の手を握った ! 」 とのコメントを見ました。


神の手を、握りましょう ! その方が、ぜったいに気持ちがいいハズ。
チリの皆さん、おめでとう !!!


            





2010/10/09 

中国は、獄中の人にノーベル平和賞 !

私の愛する北の母校にノーベル化学賞が送られたとの吉報に喜んでいたところ、そんな喜びなど吹き飛ぶくらいの凄さ。

正しいことを正しいとする、そんな当たり前のことが当たり前ではないという、有史以降の人の世。



・・・・ 犬。犬好きだった父のおかげで、物心ついたときからずっと私のそばに居ます。

彼らには、正義、忠誠を尽くす、武士と同じような姿を見ます。
彼らには、「悪意」 と言った感性は微塵もなく、ただ、忠信を尽くすのみ。
ご主人様がお金持ちでも、乞食でも獄中の人でも、彼らにとっては何も関係はない、ただ、愛する人。
何の見返りも求めないこの無償の愛に、どれだけの人が救われていることでしょう ・・・

・・・ 阪神大震災の数年後に会社勤めで転勤した大阪には、あちこちのプルーテントで、ホームレスと一緒にいる犬たちを見ました。私は、なんて優雅な、と思った。
悲惨な状況下で、都会の雑踏でかき集めた食事を、同等に犬たちに与えて一緒に生きてる。
一見優雅に見えても殺伐とした内面の現代の社会人と比べて、落後者と見なされる彼ら人間と犬との、なんと心豊かな営みか。

そんな心を持つ、心をもたらさせてくれる犬と同じような、と言っては失礼なのかもしれませんが、でも原始的でありなからも、崇高な感性に基づく生を授かったものの良心・・・・・
種々の圧力を抗してと思われる、ノルウェーの、人の英知と意志に感動します。
人間さまも、犬にバカにされないような、 「まごころ」 と、その 「行動力」 を持ち続けていたい。


        





2010/09/25

なんか最近とても重いですね。
あろうことか検事が証拠を改ざん、尖閣諸島では中国の傲慢と日本政府の情けなさ ・・・・・
まったく世の中、不健康なヤクザもどきの構図ばっかり。

そんな虚飾や欺瞞あふれた世の中で、派手さを求めず地道に真摯に築き上げてきた、
イチローの10年連続200本安打に救われます。
お彼岸を終えてやっと涼しくなった、澄んだ秋の夜空にも救われます。

この高原の秋の満月 ・・・・・憂き世を俯瞰しながら・・・・・
ピアノの音色が似合う季節になってきました。


 





2010/09/16 

12日の日曜日、3時でお店を閉店し、久住高原のレゾネイトという高原リゾートへ、結婚式の披露パーティーに夫婦で行ってきました。
やっと明かせますが、このホームページでもちょこちょこ登場してもらっている、大分随一のジャズスポット 「ネイマ」 のマスター夫婦と、なんとご親戚になっちゃったんです !!!

             

ちょっと長くなりますが、なにせ、この一年、この奇遇の縁を書きたくてウズウズしていたもので、お付き合いの程を。


「ネイマ」 は大分県や九州のみならず、ジャズ通には全国レベルで知名度あるジャズの老舗。大分のFMにご自分のジャズ番組を持っていたほど。

「全然関係のない都会から山の上に来て、ジャズのライブなんて食えないことやってるアホがいる・・・」 という憐憫の情からか、はたまたジャズ溺愛種という絶滅危惧種保護のためか、こちらに来ての当初から何かと気を掛けていただき、今では、会えばいつも漫才になっちゃうほど親しくさせていただいてます。奥様にも、いつも酔っ払ってお世話になってます。

さて、ここからが本題なのですが、マスター自身はノンプロドラマー、その一人娘のマイちゃんは、そのお父さんの影響か、数年前にニューヨークに渡り、細くて小さな女性ながらもプロでジャズのドラマーをやってます。今は年に一二回帰国するのみ。一昨年の夏ごろだったかな、久しぶりに帰国してお父さんと一緒にウチの店に来てくれました。

「ニューヨークでジャズのドラムやってるんだって ? だったら "内田豊" ってドラマー知らない ? ジャズで、同じくらいの年齢、ニューヨーク辺りでやってるはずなんだけど・・・私の親しい従姉の息子なんだよね・・・」 「あっ、名前は聞いたことありますけど・・・」
で、次に会った昨年の終わり、 「彼と結婚することになりました」・・・・

"なっ、なんなんじゃぁ~"

マスターと共に、「えっ、どうゆうこと ? 」 「そうゆうことみたいよ・・・」 「オレたち親戚ということになるの ? 」 「そうみたい・・・」 ・・・・・

"こりゃ、すごいじゃん ! "

実は私の親戚筋でジャズ好きの異端児なんて私だけ・・・と思っていたところ、ちょうどバークリーに旅立つ豊君と出会い、「おおっ異端どうしだな、頑張れよ」、と言って送りました。でもボンボンのお遊びで、すぐに帰ってくるものだろうと思ってたら、もう在米13年で、リーダーアルバムも出してプロとして益々血気盛ん ! さらにはマイちゃんと結婚なんて、遥か私の予想など超えた展開、いいねぇ。

実はちょっとオチがあって、そのリーダーアルバム、最初、 「ウチの親戚でNYでジャズやってるヤツがいて、そいつが初めて出したアルバムで・・・」 と言ってジャズの御大にお聞かせしたところ、「ああこうゆうのね、あっ、もういいよ・・・」
で、娘が結婚する相手となった時、「あっ、彼のCD持ってたよね、ちょっと貸してよ・・・」
しばらくしてから、「いやぁ~じっくり聞いたらコレいいわ、すごいよ・・・うんうん」

ジャズの大御所も結構イイ加減なもんで・・・ (笑)

パーティーではネイマ所縁のジャズマンが大集合、次から次へのジャムセッション大会となりました。




その中で、新郎新婦の息ぴったり (お世辞ではなくホント感動した) ツインドラム (初めてやったと言ってた) 、持ってけドロボー、コンニャローの爆裂おやじと、スミマセン息子のツインドラム (マスターがここまで叩ける人とは知らなかった。凄かった ! )、そして最後に愛する父娘の、嬉し悲しやツインドラム・・・・・やったね !

ジャズドラマー同士の結婚なんて、恐らく世界で初めて。さらにおやじも加わって・・・・・演奏を聴きながら、もしかしたらこりゃあ、斬新さで世界的なメジャー・ユニットになるかも・・・なんて思いが過ぎりました。

             

             


本当に人の縁とは不思議なものです。
地縁も血縁もないここ大分で知り合って仲良しになっていたご家族と、それとは全く関係のない、私が子供の頃から一番親しくしている横浜の親戚・・・その子供たちが、大分でも横浜でもなく、なんと、地球の裏っ側のニューヨークで知り合って結ばれ、みんな親戚になっちゃった !

・・・奇遇の縁を結んだのは、音楽でしたか・・・・・


                 







2010/08/31

ここ竹田の薪 (たきぎ) 能。こちらに来てから非常に気になっていたのですが、縁あって4年目にして初めて観に行くことが出来ました。

予想に違わず、素晴らしいの一言。
街から随分離れた稲葉川の渓谷の河原の水上の舞台で、これぞ日本の美・・・渓谷・川・夜・月といった自然の中で、それらと一体の洗練された音と舞、自然を同化してきた日本でしかありえない美の極致・・・

今回で27回目だそうです。
商業的な人寄せのイベントが多い中、真面目に文化を愛する人たちが継承してきた本物でした。だから経費に四苦八苦しながらも長年続いているのでしょう。当店も小さいながらイベントをやっている身なので共感を覚えました。

ちなみに「能」はユネスコの文化遺産になっているそうですが、その中でも、こんな自然の美の中で行われる「能」は、自然が豊富にあるこの地と、その文化を育んできたこの地の人々の賜物でしょう。

     

     


ここに来てまる4年となりました。

お盆休みにはお客さん達が、帰省してきた子供達や兄弟、親戚を連れて来てくれるまでになりました。
都会環境の中で歪みかける危惧を感じた娘も、健康的で素朴な人達の中で、健全な源を育てたように見えます。
妻も随分と強くなってしまいました・・・!?
大好きな音楽も、多様なコンサートが開け、個人的にもグランドピアノが弾き放題、万全の信頼がおけるピアノのお医者さん (調律師さん) にも出会えました。
ドカ (オートバイ) も快調のまま4万5千キロ、素晴らしい道一杯の環境下で年中走ることができ、無事故・無転倒 (無違反、とまでは言わない)。バイク乗りのお客さんもそこそこに多くなりました。

4年経って、なんか、望みのまま全てやり尽くしたようなのですが・・・・・でもね、肝心根本の、お金の収支だけがまだまだ危うい。
お金には興味がないといっても最低限の糧は得なければ・・・・

がんばろ。




2010/08/22 

  

  

  

  



     

お盆明けに連休を取って二年ぶりにテントのバイク一人旅。二年前は本土最南端、今回は本土最西端を目指す。
やっぱ、男はたまには旅に出ないといけません。旅は人生の縮図。ちょっとした旅でもいろんな天国と地獄が舞い降り、様々な教訓と共に、人やこの世の素晴らしさを改めて知らされる。今回も様々な災難があったものの、捨てる神あれば拾う神あり・・・・・松浦の小さなカマボコ工場のおいちゃん、いろんな道具や資材を持って来てくれて、動けなくなったバイクを三時間も付きあってくれて一緒に直した。ありがとう、本当に助かりました。 「・・・・・ 自分も若い頃、バイクで小豆島まで行ったことがある。困った時はお互いさまだ・・・」


今回、雲仙から野母崎、大島、平戸島、生月島と、図らずも岬巡りになってしまったが、どんな小さな岬や島でも人は住んでいる。都会に出ていけないから否応なしに住んでいるといった感じではなく、その地が好きで住んでいる風だ。であれば、「道」 は大事だ。バイクで走っていると良く分かるが、昔ながらの田舎道では神経を使いながら一時間掛かるところが、整備された道だと気楽に10分となる。

末端の隅々まで道路を整備して流通を良くする・・・昨今、公共事業削減イコール無駄削減という風潮だが、国全体を一つの体と捉えれば道路は血管、末端の毛細血管までスムーズに血液が流れるということは健全な国作りに思える。
心臓や脳や消化器官だけが大事で、末端手足の指先など腐っても生きられる、という考えでは人は生の喜びを享受できないであろうし、実際に都会の生活を支えているのは農村漁村の食材だ。都市生活のストレスを治癒するのも農村漁村、それを育む自然。そこへの血管を腐らせて、どうやって生きるのか ?

都会一極集中の歪みはもうあちこちに見られる。今年の猛暑の一因ヒートアイランド現象から、大気・水質汚染、そして誰も指摘しないが自分の経験から言って、都会の通勤・通学に費やされる、全く無駄で膨大なエネルギー消費、即ち膨大な二酸化炭素や熱・排気ガスの排出と体力の消耗・・・はすごい。そしてそれに発する人のストレスは、個人の心身障のみならず、犯罪の要因ともなる。


ネット網も整備されつつある現代、合わせて道路も末端まで整備するということは、現状の改善のみならず、将来、様々な問題を生み出す都会一極集中を分散し大きく緩和する、有効な手段にもなるではないか・・・私たちが都会から移ってこられたように・・・
岬巡りをしていてそう思った。




2010/07/29

この高原の地ではピンときませんが下界の各地は猛暑とのこと、まだまだこれから夏本番といったところですが、鈴鹿8耐も終わり、娘の吹奏楽県大会も終わり、当家の真夏のイベントは終わったぁ~といった感じです。
陰ながら応援していた鈴鹿8耐の熊本ラ・ベレッツァ/ ドゥカティも完走はしたものの転倒で規定周回に達しなかったもよう、一年生の時から九州代表を目指していた娘最後の吹奏楽も、九州代表はおろか県代表にも届きませんでした。

でも、競争といったものはそういうもの。トップに立てる者はほんの一握りだけ。その他大勢は負けということになりますが、でも、そんな効率の悪い勝敗だけの話なら誰も競争には参加しないでしょう。
目標を目指して懸命にやるその過程で、いろんな喜びや充実感、そして団体競技であれば仲間との連帯感、が得られるからこそ、相も変わらず世界中でいろんなレースや大会が繰り広げられているのでしょう。

   

  

夢を追う、そのことだけが大事であって、夢の実現そのものにはさしたる意味はない。
だって、その夢が実現したとしても、また次の夢を目指すことになるのだから。

大きな喜びは要らないからそこそこ楽に安全に生きたいとする最近の草食系日本のようですが、でも夢を追って前のめりにもがき苦しまなければ、喜びどころか決して楽にもなりゃしない・・・
夢を追う人、即ちチャレンジャーには苦難が待ち受けるが、救われ、
楽を追う人、即ち逃げの人には、救いは来ない。

逃げて逃げて、逃げるところもなくなってしまって真正面とご対面せざるを得なかった経験には豊富な、我が回想録でした。

夢追い人たち、みんなガンバレ !




2010/07/02

梅雨のうっとうしいこの季節、今年はそれに加えて九州では口蹄疫もあって、バイクのお客さんが寂しい日々です。

そんな中でも走りたい私は、携帯で10分毎に更新される 「雨雲の様子」 を見ながら雨雲を避けて毎週月曜日は走ってます。
今週はサーキットもやられるビューエルのお客さんと一緒に初走行、国は違えど同じ空冷Vツインスポーツを愛する者どおし、雨を逃げて約300k、久しぶりに楽しい、ハイ・ラン・ランデヴーが楽しめました。 (…結構、疲れましたです…)
ビューエルさん、ありがとう、また走りましょう !

ところで、オートバイの祭典 「鈴鹿8耐」 がもう間近、今年もサポート・カェとして応援します !
特典もあます。コチラ、鈴鹿サーキットのHPへ。
( 左側バナーの"Infomation > バイカーズカフェ、から )

オートバイの楽しみ方は一杯ありますが、近年人気のハーレーに代表されるドコドコ・ツーンリグ以外にも、スピードとコーナリングのスリル、これもオートバイの楽しさの原点だと思います。

その日本最大のイベント 「鈴鹿8耐」 !

盛り上げましょう !




2010/06/14

祝 100温泉 !

年初にバイクで近郊の温泉巡りをしていると書きましたが、先週ついに100軒に到達しました。

最初は好奇心でいろんな温泉を巡っていただけでしたが、軒数が増えていくに従い、だんだん数字が意識され始め、取り合えず100軒と。

こちらに来てからの4年弱での100軒ですが、さらには、ずっと温泉好きだったこともあって、北は北海道から始まってこれまでの人生、一体いくつの温泉に浸かったのか・・・
でも、近郊だけで何百軒にもなる大温泉地帯は、日本広しとはいえ、この地だけの特権でしょう。

政治が管政権に変わりました。鳩山さん、小沢さん、そして亀井さんなど、古い自民党の垢がすっかり洗い落された、そんな湯上りの身ぎれいさで始動し始めた政権ですが、鳩山さんは掛かり湯だったとして、今回は効能新たかな本湯であらんことを切に願います。


             


ともあれ、当店で明日から 「音で繋がるモノづくり展」 開催、今年はどんな楽しみが見つかるか・・・
多数のご来店、お待ちしております。




2010/05/25

定休日は雨や雪が降らない限り、愛機ドゥカティであちこちの山々や海沿いを走っています。
そんな中で最近感心するのが、小中学校や郵便局。
どんな山深い山村や、うらぶれた漁村にもある。

廃校になっているものもあるとは思いますが、でも昔、道路も十分に整備されてなく、物資も乏しかった時代に、これほどの津々浦々までそれらを造り得たという不思議・・・・・

・・・これは、次の選挙、次の選挙と近視眼しか働かなくなってしまった今の先生方とは全く違う、数十年、百年後の国や人々のあり方を真剣に考えるところから来る大きな理念、そしてそれを成し遂げる頭脳と行動力、が当時の政治家にあったのだと、つくづく思いました。

沖縄米軍移設問題、結局、"辺野古のまま" と鳩山さんが表明したとのこと。
何かどんでん返しの秘策でもあるやと密かに期待してましたが、本当にそのままなら、ホンマに 「アホか ! 」
大政界の家系で東大の理系も出て、胡散臭いお金の心配はなく・・・・・理想だけではなく、それなりの頭脳とノウハウもあるものと思ってましたが、結局ただのバカ・ボン・ボンだったのですか・・・・・ガックリ。


民主主義は、気長なお話です・・・


             




2010/05/06

ふぅ~やっと終わった。皆さん ! お疲れさん。

今回のGW、ちょっと凄かった。

4/30 まではそこそこだったもんの、 5/1 からは連日の満客、こない連日多数のお客さんには慣れてないんで疲労困ぱい。お待たせしてしまったお客さん、この場を借りてお詫び申し上げます。いつもはもっとゆったりしてるお店なんで、これに懲りず、またのお出でをお待ちしています。

連休前に急きょ決まった 「ぱたんこ屋」 高木ご夫妻の工房展も大成功 !
全く期待外れ (?) のびっくりの売れ行きで、当店共々ご本人も驚き ! 、手を取り合って喜び合いました。
それにしても高木さんのお友達には変わったお方が多いようで・・・・・楽しかった。

  

個人的にもサプライズ。

会社時代親しゅうしてたスキー仲間、カナダへも一緒にスキーに行った友人が、子供二人のお披露目がてら、これまた親しくしてた奥さん共々、突如、広島から来訪、びっくり。 
と思おてたら次に、これまた会社当初親しくしててご無沙汰だったバイク仲間が突如参上。それですごい驚いたことが、彼の実家が当店から4~5kmのご近所 ! 「なんでここにおるん ? うそやろ ! 」 向こうも私どももびっくり。昨年末まで出向してた地球の裏っ側のスウェーデンでネット検索していて 「似た人がいるなぁ」 とたまたま知ったとのことで、「えっ、連絡してなかったっけ、ゴメン ! 」 でした。

さらに家内の母が初めて横須賀から来訪、私の弟夫婦も、先ほどめでたく結婚とあいなった長男夫婦を連れて福岡・広島から来訪、でバーベキュー。 その他、娘の演奏会を聴きにわざわざ福岡や北九州から来てくれた常連さんたち・・・・・

             

娘のガッコの定期演奏会もやんやの楽しい中で無事終了、1000人以上入る竹田市の大ホール、満席の前で部長としての娘の挨拶がたどたどしかったのがご愛嬌で・・・・・ ( 大体、いつも言うとるように、普段、お店でもちゃんとお客さんに挨拶せぇへんからそういうことになるんや ! という親の声は届かず、花束で嬉々。 )





まぁ、ということで、盛り沢山のにぎやかに楽しい、でも、もの凄く疲れたGWでした。
ちなみに所どころ関西弁になってますんは、ぱたんこ屋の高木夫妻の影響です。
関西弁の他に及ぼす伝染力には、こわいもんがありますねん。一週間ご一緒でしたからねぇ~





2010/04/21 

  


先ほどご案内したジャム、4月17日の県下№1の大分合同新聞にも大きく取り上げられました。
いろんな取材や問い合わせ、さらには生産も追いつかなくて、家内はあたふた。

一方、娘は41回目という伝統ある母校の定期演奏会を部長として仕上げるため、これまたあたふた。
昨年の県代表 ! 無料なので行ってあげて下さい。私の撮った過去の風景写真の数々もバックで流れるようなので、部長としての挨拶ともども、楽しみです。


家族それぞれ、個々の活動でメジャーになってますね・・・


メジャーデビューの第一弾は
ウチの愛犬 "はる"でした。
次に私がバイクで・・・

そして、家内も娘も独自にメジャーデビュー・・・凄い一家なんですね。ホント。
でも、なんてことはない、みんな、勝手にマイ・ウェイやってるということだけで。




2010/03/24 

また、記念すべき日なので。

一昨日、当店初のTV取材が入りました ! 大分朝日放送(OAB)と、たけたケーブルテレビ(TCT)の2社。
OABはその日の夕方のニュースで大分県全土に放映、TCTは後日放映予定です。(お楽しみに ! )

   

      



以前ここでちょっと触れたジャムのお話、実は家内は3年近く、竹田市がフォローするジャム創造グループに参加しており、今般やっとブランドが名乗れるまでにグループが成長したということで、当日、当店でそのブランドの出航式があり、その取材でした。

そのジャムのブランド名は " 竹田ジャム暦 (ごよみ) "

竹田市で採れる四季折々の素材を、季節のお便りのようにジャムにしてご提供しよう、というコンセプト、一年間で50種類 ( ! ) のジャムを目指しています。全て無添加、手作りの自然食です。

2月より当店で試験販売していますが、山ブドウ、キューイ、プチトマト、さらにはニンジンからジャガイモまで ・・・・・目新しさもあってか、結構な売れ行きです。

当店の他、大分パークプレイス住宅街にある "anabana flower cafe' " と竹田市中の "菓子工房 karin
" さんでもお求めいただけますので、これからヨロシクご愛顧のほどを !




2010/03/18 

記念すべき日なので一言。

ブロードバンドがやっと開通しました。それも最先端の"光"です。
思い返せばここに移住する時にネックだったのがネット環境。
・・・今の時代、田舎でもネットがあればどうにでもなる、でもネットがなければ、ただの田舎・・・・・

採算の合わない過疎地には民間のブロードバンドは来てくれない、という事実を知りました。
でも、「2~3年後にはここにも光ケーブルが来るから」 という話で移住を決定、ずっと待ち焦がれながら、昨日までダイアルアップに毛の生えたISDN ("ADSL"ではない) という過去の遺物で踏ん張って来ました。

民間が来ないので、市が国の補助金をベースに紆余曲折ありながらも、地デジや防災無線とセットで光ケーブルによるインフラ整備を行ったものです。
しかしこれで、高齢化と人口減で衰退しつつあるこの市にも、未来への道が開けました。

それにしても、いつもの儀式ながらパソコン環境が変わると、各種サービス会社とパソコン内のセッティングで一苦労。特に当店の場合は "お店" のホームページとメールなので、今までアクセスして頂いていた方やリンクを張って頂いている方々に不都合があってはいけない、ということでほとんど寝ずの数日でした。

でもこのコラムで案内を出して作業は終了・・・・・寝ます。

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* 新しいこれからの当店のアドレス、参考のため、付記しておきます。
 ・ホームページ : http://www.oct-net.ne.jp/~slowbeat/
 ・メール : slowbeat@oct-net.ne.jp




2010/03/12

確定申告。毎年のごとくドタバタしながら、昨日提出してきました。
収支を目の当たりに突き付けられるコレ、ホント暗くなりますねぇ・・・(笑)

不況もあり、初の横ばい業績でしたが、でも、まだまだ伸びなければ収支が成り立たない我が家・・・・・
お店を引き継いだ当初にネガだと思った数々は、この三年半でほとんど潰してきたつもりなのに、でもまだ当初目標の客数に届かない・・・・・不況の中でも躍進しているメーカーやお店はあるので、不況は言い訳にはならない・・・何が足りないのか、何がいけないのか・・・・・

まあ、最初から何もかも旨くいっていたら、苦労して成長する産みの楽しみがない、と開き直って、店経営の "楽しみ" (…と敢えて言おう) を満喫させられています。

でも一方で、数々あった課題の中の「客数」 以外のこと、例えば先般ここでも書いたミュージシャンとの繋がりから始まり、 地域との繋がり、家族それぞれの地元の個人的な繋がり、そして何よりも、友人や家族のように親しいお客さん達が一杯なこと ! は、たった三年での予想を超えた業績です、と威張っちゃいます !

* * * * * * * * * * *

脱サラ・脱都会のこのお店を始めた当初、友人達から 「"優しい時間"みたいだね」 とよく言われました。
TVをあまり見ない私は "優しい時間" という番組を知らず、早速レンタルビデオを借りて全編見ました。

同じように脱サラ・脱都会で北海道の大自然の中、富良野にお店を構えている主人公、でもあちらはどうも資産家、こちらの庶民感覚とは違いそう・・・・・・・でも何よりこたえたのは、当時だれも知り合いのいない当店と違って、家族のように親しげなお客さん達がカウンターに座っている・・・それが遥かに豊かに見え、遠い憧れの空間のように思えました。


    

でも三年半経った今は違う。 "優しい時間" のあの豊かな空間の遥か上をいく、人との暖かい繋がりが一杯ある、と自信を持って言える。それが当店の誇れる、数字には表れない無名の決算です。

そんな中、そんな親しい繋がりからの作品を昨夜に夜なべして、別棟の "ギャラリー小屋" にコーナーを設けて追加展示しました。

毎週のごとく北九州から阿蘇・くじゅう周辺の写真を撮りに来られる方の作品、一年前まで福岡におられて九州各地の大好きな鉄道の写真を撮って今は東京に転勤された方の作品、他の、同じくいろんな繋がりからの作品と共に展示してありますので、ちょっと覗いてみて下さい。




2010/03/02

冬季オリンピック、終わりました。
メダルが少なくてちょっと残念、という空気ですが、でも私は冬のオリンピックは大好きです。
というのも、自身スキーが大好きで、実は今回の開催地カナダ・ウィスラー、若い頃一週間近く滑りつくしたことがあるのでなおさら。

当時行ってまずびっくりしたのは、崖のようなところにもシュプールがあること。次に、こんなところ滑れるのかという急斜面もゲレンデの一部になっていること、さらに驚いたのは、3時にリフトが終わってしまうこと。

崖や非常識な急斜面は、"危険、上級者用、自己責任で" という意味の標識があるだけ。
上級者用と言っても日本のゲレンデの"上級者用"とはまるで意味が違います。

     

日本では何か事故があった時に "こんなところを滑らせるスキー場が悪い" ということになってちょっと危険な場所は滑らせませんが (それでも私は山スキーから発した身なので、こっそりとゲレンデから外れて新雪を楽しむ外道 )、欧米では "なんでこんな面白そうなところを滑らせないのか" と、逆にクレームが付く文化です。

何でもお上のせいにしがちな、草食と徳川300年で培われたDNAと、鉄砲を撃ってでも何でも開拓してしまおうとする肉食人種の違い、当時カルチャーショックしました。

3時にリフトが終了、これは、ゲレンデの広さによるものです。
日本で大きいゲレンデ、八方や安比、ニセコにしても、多少滑れる方ならばノンストップ、上から下まで20分程度で降りられますが、ウィスラーは無理でした。へとへとになって1時間近く・・・・・つまり、2、3時間余裕を見ておかないとゲレンデから人を降りさせられないのです。3時リフトクローズ・・・・・その意味は滑った後で分かりました。

ウィスラーの醍醐味、それはゲレンデだけでも日本とはケタ違いですが、さらに上の山に行くヘリスキー・・・・これはスキーヤーにとってはこれ以上のない、天空のスキーです。私自身は、もう後は余生、と思ったほどで・・・・・機会があればぜひお試しを。

              


オリンピックで触発された前置きが随分と長くなってしまいましたが、実は今日書きたかったこと、それはなにはともあれ、「観る・聴く」 よりも、下手でも "自分でそれをやった方が10倍楽しい ! "

自分でやっていると、自らやっている楽しみに加え、それをやっている人の凄さも100倍分かります。
・・・あんな凄いところをあのオリンピックの選手たちは・・・・・・・
ケタ外れの凄さ、それがもの凄く分かります。

便利になった今の世の中、TVやDVD、オーディオ、はたまたネットや携帯・・・・・一昔前までは王様にしかできなかったような 「鑑賞」 が庶民一般にでも身近に出来るようになりました。
それはそれで素晴らしいことなのですが、でも、お金を払えば何でも誰かがやってくれるという環境下、"自分でやる" ということが希薄となりました。そして、それに付随して "評論家" も多くなりました。

概して"評論家" は 「悪さを探す」 体質を感じますが、自らコトを行っている人は、雑多の中からも自らの糧になる 「良さを探す」 体質にならざるを得ません。
この違いは、 「楽しむ」 という感性の中で大きな違いです。


"鑑賞"でバカにするような簡単な楽曲も自分で弾くとまるで楽しい・・・・・下手くそでも自ら雪の上を滑ってみる、転んでもバイクを駆る、手マメを作りながらでも薪を割ってストーヴにくべる、よく分んなくても花や木や生き物を飼う・・・・そして恥ずかしくとも初対面の人と対話する・・・・・・・


ぜったい、自分で体を動かしてやった方が、"鑑賞" しているより楽しい、とお伝えしたい。




2010/02/18

当店のコンサート、私の好奇心もあって、出来るだけ初めての人を、新しい音を、という気持ちでやっています。バイクが空冷エンジン好きなように、音楽もアコースティックがメイン・・・原始的なんですが。

このお店を始める当初、地縁も人脈もない、しかもこんな都会から離れた山の上に、まずはミュージシャンが来てくれるのか、ということが一番の課題でした。
しかし、「犬、犬好きを知る」 の類でしょうか・・・・・お客様を含め、ちょっとした出会いや繋がりから始まって、今ではいろんな方々の紹介やミュージシャンからの演奏のお話があります。
当初危惧していただけに、本当に嬉しいことです。

元々、会社勤めをしていた頃に娘とともに 「グランドピアノが欲しい、自由に弾きたい・・・・・でも転勤族の身でそれは不可能だし、そもそも趣味にそんなお金は掛けられない・・・」 と思っていたある日、家内が 「ライブハウスみたいなことをやれば、お店のピアノだし、自分たちも自由に弾けるんじゃない ? 」・・・・ !

この言葉を聞いて全てが氷解 ! ずっと探し求めていた本来の仕事、「音楽と自然、そして人、に囲まれた、微力でも社会に貢献できる仕事・・・・・」 一気に今のカフェにたどり着きました。



ということで、今日"トピックス"に今年の6月までのコンサートスケジュールをアップしましたが、演奏者の皆さんは、本当に音楽が好きな、というか、音楽が全て ! という方々です。

まずは、3月27日、鈴木利枝さんの津軽三味線からお聴きください。

抜群の音響下、演奏者を間近に感じて音世界を共有できる当店のコンサート、その空気が皆さまに何がしかの力を与えんことを期待して。




2010/02/05 

大分寒さになれて来たのか、3,4℃ あると "おっ、今日は暖かいな" と思っちゃいます。
生き物はよく出来てます。ウチの金魚やメダカなんて氷の下でもずっと生きてますし、暖房もない氷河期でも人は生き抜いてきたと云いますしね。でも逆に、今の体で夏の30℃を想像すると、たまらなく熱そう。

寒い時期でも嬉しいことは一杯あります。田舎で、しかもお店をやっているせいもあってか頂き物が多いということは以前にも書いたことがありますが、ここ一週間もすごいです。

つい先ほど頂いた豊後水道の1m級の天然ヒラメの頭 (カラ揚げにして今食べてます。絶品 ! ) から始まって、大分県佐伯の甘夏と無農薬のミカン、地元竹田のキュウイ、熊本のデコボンとミカン、宮崎県門川の "太刀魚の干物" (これ絶品 !)、蕎麦焼酎で有名な宮崎「雲海」の "純米酒"(これもびっくり、旨い !))、極め付けは、お隣の農園を荒していた"イノシシ" の生肉 ! (いろいろ食べ方試してます)、さらに一週間遡れば、北九州の生牡蠣、新潟の純米吟醸、博多の銘菓、久住の骨付きウインナー・・・

地元を含め、各地のお客さんの方々からのお土産なんですが、あっ、別にお土産が必要なお店ということでは、決してないので・・・


でも、いろいろ頂くものには、規格外品で出荷できない、即ち、捨てるものだから、と言われるものも多いのです。私が見てもよく分かりません。ちょっと傷が付いていただけだったり、ちょっと小さいかな、といった程度。
食べてみても美味しい。お客様にお裾分けをしています。
今の日本の食材は工芸品と同等の外観を求められているようです。食糧難で苦しんでいる人が一杯いるというこの世界の中で。

本当にこんな小さいことを大多数の消費者が気にしているのか ? 
生産物を買い上げる側が価格維持や過剰商品の選別手段のために、生産者と消費者にとっては無意味な基準を設けているというのであれば、ため息が出ます。
生産者、消費者という話以前にも、この世に生を成した健全な "果実" が、誰にも価値を認められずに捨てられていくということには、忍びがたいものがあります。


        


上の写真、規格外で市場に出せないという甘夏とキューイ。一杯頂きました。
どこがいけないのか、私にはよく分りません。食べてみても両方とも非常に美味しいです。

キューイは家内が参加している地元のジャム創造グループで、飛び切りのジャムに変身予定です。
その詳細はいづれまた。




2010/01/26

今年の冬はちょっと寒い。各地のスキー場は久しぶりの大雪に喜んでいることでしょう・・・

その寒い中、お隣 (と言ってもこの地では数百メートル隔てての、ですが) の 「竹田ドライブイン」 が1/20をもって閉店となりました。

40年余りと聞きましたが、トラックを含め、ドライバーの一息付けるポイントとして親しまれてきました。
当店も、コンサートのポスターを貼って頂いたり、ちょっとした買い物や腹ごしらえなど、従業員の方々とも親しくさせて頂きました。 ・・・・・ 「もう、"ドライブイン" の時代ではなく "道の駅" の時代だから・・・」 という店長さんの、やり遂げた、 といった感じの言葉が印象的でした。ちなみに黒字のままの閉店です。
皆さん、 長年お疲れさまでした。

そうなんです。竹田ドライブインは、実は4月1日から新しく 「道の駅」 として生まれ変わるのです !

以前からこの高原野菜やトウモロコシの一大産地に、地の作物を中心とした「道の駅を」 という地域の要望がありましたが、昨年市長さんが変わられたことから急きょ、市を母体とした"道の駅"が実現化しました。
その中で、微力ながら、当店も「道の駅」の要望書に署名しました。

すぐ横に大資本の"道の駅"なんて出来たらお客を取られてしまうのに、という考え方もありますが、それ以上に、この地域の活性と賑わい自体がまずは嬉しいし (私どもはこの地の住人! ) 、ひいては当店を懇意にして頂ける、新たなお客さん達との出会いが増えるかもしれない、という考えに加担しました・・・

早速この一週間、ドライブイン閉店に伴ってか、この寒さと不況の時期、当店を訪れる新しいお客様が増えています。ドライブインを当てにして来られた方もおられるのでしょうが、これを機に当店と親しくなっていただければ幸いです。



ともあれ、どんな道の駅が出来て、どんな風にこの周辺が変わるのか・・・・・楽しみですね。


                   




2010/01/16

人類の歴史の中で、20世紀という時代の、しかも日本という国に生まれたことを、時間的にも地理的にも、ものすごく面白いところで生を受けたものだと常々思っています。

地理的な面では・・・

 ・・・この小さな国が、でも南北に長いということで、どれだけ多様な自然の恵みを享受できているか。

 ・・・この小さな国が、大陸と隔たった島国ということで、どれだけ独自の文化と伝統を培えてきたか。

 ・・・この小さな国が、険しい山々と急峻な川と荒い海、台風、地震という自然の脅威に囲まれたことで、
    どれだけ自然との共生の文化を築いてきたか。

時間的な面では・・・

 ・・・19世紀まで、百姓の子は百姓、職業選択の自由はなく、一生同じ土地から離れられなかった。

 ・・・19世紀まで、石油が使われるまで、飛躍的な果実をもたらすテクノロジーというものはなかった。

 ・・・19世紀まで、世界の小国だったこの国は、今日世界トップレベルの国になっている。

こんな面白い地に、こんな面白い時間に生を受けた身、これを幸運と思わずにいられようか・・・
若い頃にそう思いつき、今もそう思います。

--- 南北ではなく東西に長ければ北国の雪も南国の海も知らない、大陸と繋がっていたら法隆寺もお茶も着物も日本語もない、平坦な地では八百万の神を愛でる文化はなく、20世紀に生まれていなければ、親の仕事を継ぐだけ、ステレオも車もインターネットもなく、海に閉鎖され取り残された田舎の途上国 ---

私たち今の日本人は、地理的にも時間的にも、もの凄く恵まれた中に生を受けていると思えます。
ちょっと歴史をひも解いてみても、また、今の中東・アフリカ・中南米・そして中国奥地の状況を見ても、いかに今の日本に生まれたことが恵まれているか、ありがたさが分かるというものです。

この恵まれた時空の中で、お金が、年金が、政治が・・・などと言うことはもうやめましょう。
私たち21世紀の日本人は、多少これまでの状況が悪化しようとも自らを嘆く立場では全くなく、その時間的・地理的な恩恵を感謝して楽しみ、雄々しく生き、そして他の人に還元する立場にさえあると思えますが、いかがなものでしょう。




2010/01/04

新年明けましておめでとうございます。
本年もご愛顧のほどを、よろしくお願い致します。

こちらに来て4回目の年越しですが、毎回年末年始は雪景色になっているような気がします。
周りが雪景色になるのは年に数回程度なので、偶然とも思えず、何か神がかり的です。
雪に囲まれたお正月は、清らかで新鮮な気持ちになれて良いものです。


雪景色ということは寒い、元旦は日中も氷点下でした ! 外の水槽の金魚やメダカは氷の下。
一方、世の中もお寒い状況が続きそうで、当店のような小さな店でもその影響が昨年末辺りからじわじわと感じられるようになりました。土日の交通量が少ない !

こんな心身ともにお寒い中では、温泉の温かみが逆にしみじみと幸せを感じさせてくれます。

      

ここ九州の中心、阿蘇くじゅう周辺はバイク天国のみならず、恐らく日本で一番の温泉天国です。
阿蘇、黒川、菊池、九重(ここのえ)、久住、長湯、湯布院、別府・・・・・
どこでも銭湯料金の300~500円程度で湯船に浸かれ、温泉旅館のほとんどが立ち寄り湯もやっているため、温泉の数は幾百になるのか・・・当店からも車10分圏内で4つ、30分圏内では数十となります。

料金で言えば、各地に昔からある地元向けの街湯 (ガイド本にはあまり載ってません) は100~200円、
"無料"の立派な露天風呂さえもあります !

関東や関西に居たころは立ち寄り湯と言えば1000円前後の料金が普通で、しかも一般の旅館は立ち寄り湯はやっていないため、土日はイモ洗い状態・・・こちらへ来てからはお店の定休日の月曜に行くことが多いため、ほとんど貸切状態、しみじみと風情を感じながら立派な温泉の湯船に毎週浸っています。

そう、週に一回は欠かさず温泉に行っており、現在、83カ所、更新中です。これがすべてバイクで一時間程度の圏内なんです。凄いでしょう、温泉天国なんです、この地は。


心身に寒さを感じたときは、みなさん、火の国大国、九州のど真ん中の温泉に行きましょう !
心身ともにリフレッシュできます。

ご案内致します。


      


                     





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