平成25年11月9日(土)、ホームページの取材をかねて、大南大橋下の河川敷(大分市中戸次)で開催された『第9回大野川合戦まつり』を見学してきた。このまつりは、大南地区(戸次、判田、竹中、吉野)の住民らでつくる実行委員会が、今から420年前に、大友、四国連合軍と島津軍が戦った「戸次川の合戦」にちなみ、戦没者の慰霊と地域活性化を目的として開催している。
会場には、地元の特産品や地域の味を楽しんでもらうための「大南市場」が開かれ、多くの人でにぎわっていた。河川敷に設けられた舞台では「合戦ヨサコイ」や「吉野臥龍梅太鼓」などが披露された。
夜になると、合戦さながらの騎馬隊の早駆け、火矢弓隊や鉄砲隊の演武などの「合戦絵巻」が繰り広げられた。暗闇の中で音響と照明を使った演出は、戦国時代にタイムスリップしたような幻想的な空間と時間を与えてくれた。最後は、盛大な打ち上げ花火でフィナーレとなる。
|