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門司港レトロを散策

 平成27年11月23日〜24日にホームページの取材をかねて、「門司港(もじこう)レトロ」に行ってきた。門司港レトロは、JR門司港駅周辺に残る観光スポットで、大正、昭和のモダンな建物が今でも残っており、当時の雰囲気が感じられる。
 外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットで、国土交通省の都市景観100選にも選ばれている。
 門司港駅周辺は古い物と新しい物の織りなす景観がうまく調和し、訪れる人に不思議な魅力を感じさせる街となっている。

(2017年3月26日作成)


JR門司港駅

明治24(1891)年に建てられた門司港駅は、大正3年にネオ・ルネッサンス調の木造建築として建て替えられている。当時のモダンさは、トイレにある青銅製の手水鉢や水洗式トイレ(当時としては非常に珍しい)、大理石とタイル貼りの洗面所、御影石の小便器などに残されている。訪れた時は、改修工事(2013年10月〜2018年3月)の最中で、駅舎は白い壁板で覆われていた。

(2015年11月撮影)


旧門司税関

旧門司税関は明治45(1912)年にレンガ造り瓦葺2階建て構造で建設され、昭和初期まで税関庁舎として使用されていた。平成6年に北九州市が建物の復元を行い、近代的なデザインとネオ・ルネッサンス調が交わる奥深い建物として生まれ変わる。1階は天井吹き抜けの広々としたエントランスホール、休憩室、喫茶店、展示室、2階はギャラリーと展望室となっている。
(2015年11月撮影)


旧門司三井倶楽部

旧三井倶楽部は大正10年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られている。建物はハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られ、大正モダンをうかがい知ることが出来る。また、アインシュタイン博士が来日した際に宿泊した部屋が当時のまま残されている。
(2015年11月撮影)


国際友好記念図書館

門司港と中国の大連市は、かつて国際航路で結ばれ交流が盛んだったこともあり、昭和54年に友好都市を締結し交流を深めてきた。そして、友好都市締結15周年を記念し、ロシア帝国が明治35(1902)年、大連市に建築した東清鉄道汽船事務所をこの地に複製されたものが、この国際友好記念図書館になっている。
(2015年11月撮影)


旧大阪商船

旧大阪商船は、大正6(1917)年に建てられた大阪商船門司支店を修復したものである。当時、門司港からは1ヶ月の間に台湾、中国、インド、欧州へ60隻もの客船が出航していたといわれる。このビルは1階が待合室、2階がオフィスになっており、外国へ胸躍らせて旅立つ人々で大いに賑わっていたことが想像できる。
(2015年11月撮影)


海峡プラザ

複合商業施設「海峡プラザ」の1階は、お土産や地元の海産物、雑貨があふれるマーケットとなり、2階は眺望が自慢のレストランとなっている。施設前では、路上パフォーマンスとしてインカの笛が披露されていた。当日は連休日とあって、近くの広場では肉フェスタやアイドルグループのパフォーマンスでにぎわっていた。
(2015年11月撮影)


レトロ展望室

門司港レトロ展望室は、日本を代表する建築家、黒川紀章氏が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階にある。高さ103mから関門海峡や眼下の門司港レトロの街並みも見渡せる絶景のポイントとなっている。夜景も非常にきれいで恋人たちのデートスポットとしても人気が高い。
(2015年11月撮影)


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