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ワードローブの管理

ワードローブ保管に必要なこと@

★ 材質保持と形態保持=洗濯・防水・防虫・防カビ 
ワードローブ保管に必要なこととして、保持している物を有効に使うために、そのものの材質や形体をなるべく手に入れた時に近い状態で保っていることが重要です。
被服の場合、使用着用時の損傷(カギざぎをつくる、破くなど)しないように使用することもポイントですが、一般的には、洗濯時にキチンと汚れを落としておくことや型崩れ・洗浄時の磨耗・染み抜き時の磨耗・アイロンかけに注意することなどがあげられます。
雨などの浸水による染色状態の劣化・収納時の防虫・防カビにも注意する必要があります。
リセッショニスタに限らず、収納時、おろそかにしてはならない必至事項です。

ワードローブ保管に必要なことA

★ 材質保持と形態維持=形崩れさせない収納 形を整えて保存すること
ワードローブ保管に忘れてはならない要因には、収納の仕方・状態もあります。
材質・形態の保持として
・容量の許す限り余分な折り目がつかないようにたたんで保存する
・しわがなるべくつかないように何枚も重ねない(間に油の出ない紙をはさむ方法もあり)
・型崩れするほど小さく折りたたまない(真空密閉などをふくむ)
・襟や袖などに見苦しいしわができないよう重みをかけない
・ハンガーにかけたほうがよいものはハンガーにかける
・日焼けしないように、埃よけに、カバーをかける
などですね。
なかなか徹底することは難しいかもしれませんが、心がけた結果が明らかに出ます。

存在を忘れさせない保管

★ ワードローブ全ての把握=管理の徹底
保有するワードローブ、どこにどういう風に保管しているか、どういう色でデザインでどんな材質だったか、夏物か冬物か、オールシーズン使えるものそうでないもの、一切を頭の中だけで管理することは困難です。
アイテムごと、季節ごとに、判りやすく取り出しやすい収納を心がければ、持っていることを忘れてしまうことはなくなり、コーディネートの時間が節約できます。アイテムを活性化させる時にもコーディネートを考えて新調できます。
処分する場合でも、リメイクなどに利用する時にも、役立ちます。
ワードローブ有効活用可能な無駄の少ない保管管理が、リセッショニスタの衣生活を充実させるキーポイントです。

上記内容は、参考資料 お茶の水女子大学家政学講座「被服整理学・染色化学」より参照しました