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コーディネートの注意点

色・柄・デザイン・配置・分量・ニュアンス

★コーディネート初歩は、まず、メインに何をもってくるかを決めることです。
トップスに何を着、ボトムスに何をはくか、どっちをメインに着こなすかをテーマに沿って決め、コーデを選んでいけば、ちぐはぐな上下にはなりません。

★色の選択の例として、膨張色か引き締まって見える色か、は重要です。
柄も、柄と柄を合わせるかそうでないかは見逃せません。
デザインも、上下吊りあいのとれるニュアンスを考えましょう。
上下共、目立つ色・柄・デザインになると、ボトムスをメインにするかトップスをメインにしたいかはっきりしません。
インパクトの強いもの同士は、失敗すると全体的に悪目立ちしてしまいます。
しかし、この上下二つだけのコーデでなく、アウターにベストかジャケットなどを着るとしたらどうでしょう。色と柄、上下の分量とニュアンスがあいまいになり、ちぐはぐに見えたり、バランスをくずしたり、また逆に個性的で決まってきたり、可愛くなったり、変化するんですね。ベルトやストール、アクセサリーなどの小物使いでも同様です。

★重ね着で、連続する平面をちいさなパーツに区切ることや、ポイントになる部位(レースなど)を隠さないアウターを選ぶ、ベルトでギャザーを寄せる、ブラウジングを取るなどの方法で、着こなしをアップして、流行を取り入れたり、個性をアピールする手段にしたり、体形をカバーすることができるのもコーデの効果です。

★手持ち服のコーディネートは、着る人それぞれの個性や目的が違いますから、こうしたら良くてこうするとだめだとか、決まりが無い代わりに、いちがいには決められないのです。
色・柄・デザイン・配置・分量・ニュアンスの微妙なバランスに成功した時が、洗練されたおしゃれなコーディネートになる時です。

★リセッショニスタは、自分自身の感性・センスを磨き、自分自身で自分を演出します。
おしゃれな着こなしに必要な時間をさくという習慣をこれまでより増やし、「ファッション誌」「メディアの模倣」「アドバイス」で経験値を積み、自らの目指すコーデの技を自らで磨くことが、ローカルリセッショニスタのコーデレッスン。