私は乳房再建を受けることはできますか?
現在では様々な再建方法があり、どんな傷あとの方も再建することができます。ただ、その傷の状態によっては再建が困難であったり、再建しやすかったりさまざまです。
また、最近は様々な乳房切除の方法がありますが、乳房温存法で部分切除を受けた方も同様に再建をすることができます。

内科・胃腸科・循環器科・放射線科・形成外科 Dr.Hiroko speaks English. (Appointments are required.)
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現在では様々な再建方法があり、どんな傷あとの方も再建することができます。ただ、その傷の状態によっては再建が困難であったり、再建しやすかったりさまざまです。
また、最近は様々な乳房切除の方法がありますが、乳房温存法で部分切除を受けた方も同様に再建をすることができます。
乳房切除後、1~3年程度たってからのほうが、再発などの心配もなくまた傷もやわらくなっているため適当です。それ以降は何十年たっていたとしても再建可能です。
乳輪、乳頭はその位置や高さ、場所が重要ですので、まず乳房の高まりを再建し、再建後1年程度経ち傷が安定してから乳輪、乳頭を再建します。
手術を受ける場合、その手術を受けられるかどうか、術前検査を行います。呼吸機能、心臓機能、じん機能などを検査します。
これらは持病がなくても加齢とともに動脈も硬化し生体の機能が低下しますので、乳房再建をご希望される場合、体力のあるうちに手術を受けられることをおすすめします。
乳房再建をすることが原因でがんが再発したり転移することはありません。しかし、乳がんの定期健診は受け続ける必要があります。
乳腺外科の先生への定期的な受診は継続していただく必要があります。
放射線治療がされていると、放射線のあたっている皮膚や脂肪が変色し硬くなって縮こまっていることが多くみられます。
するとその部分は、皮膚のしなやかさがなく人工乳房などの挿入が困難であったり、手術などの操作が加わると皮膚が傷んで部分壊死(皮膚が死んでしまう)に陥ることがあります。