第34回利き酒会

〜1999年夏・・県産大吟醸と義侠・東一・・〜


 1999年、今年2回目の夏のきき酒会は、6月11日(金)午後7時半から開かれ20人の参加者で盛り上がりました。
 
 今回の選酒コンセプトは「大分県の実力蔵の大吟醸対県外の義侠・東一など有名大吟醸の飲み競べ」というわけで、楽しみにしていたメンバーがいそいそと集合。

 日にちを間違えたかわいそうな人もいましたが・・
 今回は、当初予定していた部屋でなく、広い部屋になったために広々しているのはいいんだけど、なんだか閑散としてしまって、もう少し狭い方がいいという贅沢なもんくも・・・

第34回のきき酒対象酒

4合瓶のぶんです。

左から、虚空蔵(大分・三和酒類)
奥播磨(兵庫・下村酒造店)
亀の井(大分・亀の井酒造)
はなり(大分・佐藤酒造
千羽鶴(大分・佐藤酒造)

以上5銘柄で、いずれも大吟醸。
「虚空蔵」以外は生々で、また「はなり」だけが純米となっています。

価格的には、奥播磨以外の県産酒はほぼ同ランクです。 
 
1升瓶のぶんです。

左から、鷹来屋(大分・浜嶋酒造
義侠(愛知・山忠本家酒造)
開運(静岡・土井酒造場)
東一(佐賀・五町田酒造)

すばらしいラインナップです。

いずれも大吟醸で、「鷹来屋」以外は生々、「義侠」だけが純米となっています。

量的には、ひとり3.5合計算でしたが、少し多すぎたかな。

(詳細は34回テキスト版を見て下さい)

私です。

なにも私が酒瓶を独占してしまっているのではありません。私が酒談義をしているところに、だれかが酒瓶を集めて写真を撮ってくれたんです。

こういう写真って、なかなかないので、それなりに感謝。

なんの話をしていたんでしょうね。目の前の瓶の感じからすると、「千羽鶴」と「はなり」の味がやや落ちたなーというあたりかな。
豊後高田のジャッキー・チェンだそうです。
田染荘の津田さん

最近は、津田さんの田染荘にこの会の酒のほとんどを頼っています。「義侠」にせよ「東一」にせよ、ほかでは手に入らないのですから。

先日、北九州市の「ひらしま酒店」に行って来ましたが、ここの品揃えはすごいけど、「義侠」も「東一」も無かったから。

まあ、今後ともよろしく。
日本酒を愛する会ですから、当然の酒の話に花が咲くわけですが、いろんなジャンルの人がいますから、話題にこと欠くことはない、そういう楽しさもあるんです。

今回の初参加者は、お坊さんと電気工事会社のひと。

最近、女性の参加率が落ちているんですが、常連のおふたりの顔が見えています。  

それにしても、みんなよく飲む。
おきまりのポーズです。

この2本の酒を持ったのは特に意味があるわけではなくて、単に初めて飲む酒だと言う程度ですが、左側の鷹来屋大吟醸は、実は前回3月に浜嶋さんが提供してくれたお酒。
あれから3ヶ月、冷蔵庫の中で保管してあったのですが、やはりあのときに飲むべきだったという気もします。

とにかく、「きき酒」というとどうしても構えてしまうので好きではないのですが、「好きな酒」ということで、アンケート型式で人気度を測ってみました。
なかなか面白い結果が出ています。


アンケート結果や今回の酒の評価など、詳細は34回テキスト版をご覧下さい。




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