石仏の里の酒屋・田染荘

〜すごいぞ!義侠・奥播磨・東一等々がずらり・・・〜


 これがパソ通コアラの居酒屋会議室名物、「利き酒会」になくてはならない存在の、津田さんの店「田染荘」(たしぶのしょう)の外観。

 仏の里、国東半島の付け根に位置する豊後高田市真中、石仏観光のそれこそ真ん中に、ここ「田染荘・たしぶのしょう」があります。
 ごらんのように一見みやげ物屋風で、なんてことない酒屋のイメージだけど、ちょっと雰囲気が違うのは一歩中に入るとわかる。
 まあ、知る人ぞ知るの酒屋なんだから。
 
「田染荘」の公式ホームページはこちら・・・
 中にはいると大きな冷蔵ショーケースが立ち並んで、これだけでも店の性格がわかる人にはわかるというものだ。

 店先の酒に日があたるなんてことは、ここでは絶対なさそうだ。

 清酒から焼酎、ワインにウイスキーと、
もちろんたいていの酒があるのだけど、まず清酒のこだわりようを見て欲しい。
 ちょっとびっくりすると思う。
 率直に言って、ここはほんとの田舎だ。なんたって豊後高田市もはずれ、国東半島の中央部にも近いという、観光バス以外、静かな石仏の里・・・・

 だから、義侠、東一と並んだラベルを見て驚く人もいるだろう。どうしてこんなところにこんな酒が?ってね。

 そして少し酒のことがわかる人なら、この冷蔵ショーケースの中を見たら絶句するのではないかな。

 ほんと、ちょっとびっくりの品揃えの写真。













98年6月の試飲会で・右が津田さん)
 津田さんは、自ら仕入れた酒の試飲もし、もちろん客に試飲もさせる酒屋だ。
 
 すこしこの世界のことを知っているなら、「試飲」という行為がどういう意味を持つかわかるだろう。

 客は自分が買う酒がどんな味か知りたい。だからといって試飲用に開けた酒は、もう売り物ではなくなるわけだ。だから、気軽に試飲できるってすごいことなんだよ。

 少なくとも、大分市から1時間半かけて買い出しに行く価値は十分にある。
 
 店から15分ほど走ると「田染耶馬」という景勝地がある。

 ちょっとスケールは小さいけど、なるほど奇岩のならぶ耶馬溪を思わせるような景色があります。

 秋に、お弁当とお酒持って来たいところ。

 みなさんもいかがですか?
 
 豊後高田といえば、ここははずすわけにはいかない、知る人ぞ知る、ラーメン「来々軒」です。見てのとうり、いかにも風情があります。

 ここでチャーシューワンタンメンを食べて、田染荘でお酒買って帰る。それが一般的なコース。

 どうぞ、お奨めです。

(おことわり・・このお店はもうありません。残念です。記録の意味でとりあえず写真のみこうしてとどめてあります)

なお、「田染荘」の住所は 豊後高田市真中420 TEL 0978−26−2008 です。

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