第35回「居酒屋」きき酒会

〜1999年秋・・県外人気銘柄と県産大吟醸・・〜


「巨匠」もいいし、「游」もいいし、おいしいお酒を楽しんだ3時間。
 1999年9月10日、今年3回目の秋のきき酒会が開かれ、13人の参加で合計7銘柄のいいお酒を楽しみました。
 
 さて今回の選酒コンセプトは、「人気の有名銘柄と、大分県産の大吟醸飲み競べ」というわけ(なんか、いつもそうみたいですが・・・・)で、すべて大吟醸の豪華な顔ぶれとなりました。

「義侠」は毎回飲みたいというひともいて、そこで今回は火入れの「游」を選んでみたのですが、そういった当の本人は今回欠席でした。ははは。

 

 これが会場です。

 
 今回の会場となったのは、大分市末広町にある大衆酒場「松竹梅」の2階座敷。
 3部屋に分けることもできるのですが、それの仕切りをはずしてあるので、ごらんのように奥に向かって広く、あと何十人でも入れるほどなので、今回の13人という参加者には少し寂しいくらいのゆったりしたスペース。
 それでも「四ッ谷めぐみ」さんの乾杯の音頭で、にぎやかに楽しく始まりました。

第35回のきき酒対象酒

人気有名銘柄。


 左から、

「瀧自慢」大吟醸斗瓶取り本生。

「米鶴・巨匠」大吟醸斗瓶袋取り。

「義侠・游」純米大吟醸。

 なかなか豪華な顔ぶれとなりました。

 今回のうち「瀧自慢」だけが生であとは火入れ。また「義侠」だけが純米であとはアル添大吟醸です。
 

県産大吟醸。


左から、

「薫長・瑞華」

「一の井手・九六位」

千羽鶴

「銀蝶」

 いずれもアル添の大吟醸で、「一の井手・九六位」は初めてです。
また「銀蝶」も今回初顔でした。

(詳細は35回テキスト版を見て下さい)

 お料理もおいしかったし・・・


 お酒を飲む会なのですが、だからこそ料理がどんなものなのか気になります。
 今回の会場となった「松竹梅」もなかなか気合いの入った料理を提供してくれました。刺身の盛り合わせもおいしかったし、テンプラ、焼き物、どれも好評でした。

 大吟醸主体のきき酒会としては、どうしても和食志向となるのは仕方のないことです。油っけの濃いものとかは、難しい面がある。
 
 豊後高田市・田染荘の津田さん(写真左端)は、酒屋としてお酒を持ってきてもらうのですが、もちろんそれだけでなくメンバーとしての参加です。

 津田さんところからは、今回は「瀧自慢・義侠・米鶴」の3銘柄を調達しました。田染荘は、九州でも有数のこだわりの酒屋ですが、ぼちぼち銘柄としては飲み尽くしたかな・・と。
 そうはいいながら、当分は津田さんが頼りです。もう、次は何にしようかと話に花が咲きました。 
 
 私の、おきまりのポーズです。

 今回の「瀧自慢」「義侠」「米鶴」は、どれが一番おいしいかと自問自答して答えに困るほど、みんな好きな酒でした。しいていえば「瀧自慢」かな・・・と。

 「瀧自慢」は今回の中では唯一「本生」でした。その関係もあるかもしれません。「義侠」もおいしく感じましたが、少し穏やかすぎるかなと感じました。
 
 いろいろいっても、とにかくお酒はおいしい。

アンケート結果や今回の酒の評価など、詳細は35回テキスト版をご覧下さい。



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