最新ページはこちら 2021.12.31
はやしファーム
大分県・国東半島の小さな農場
原木乾しいたけ、米、干しぜんまい生産
持続可能な農林業を目指します。

Hayashi farm products;
1:Dried Log wood cultivated Shiitake
2:Rice
3:Sun-dried japanese royal fern
Osmunda japonica Thunb.)
,a traditional preserved food in Satoyama

 
2021年12月13日 田んぼのレンゲ 順調に生育

本ホームページ利用規定、著作権について


アクセスカウンター
(2016年2月26日より)

 人目
(旧ページ2016年2月25日まで)

講演・発表・研修受け入れなどの予定 
2022年1月18日 日出中学校
2022年3月 東京 予定
2022年9月 豊後高田市開催学会 特別講演 予定


はやしファーム、世界農業遺産を知るための報告
林 浩昭(2020)「世界農業遺産認定と地域振興の取り組み クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環
  ARDEC 第62号:21-25 引用文献はこちら(一社)日本水土総合研究所海外情報誌本文こちら)
林 浩昭(2019)「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」の保全活動で地域振興を
  農業 vol.1658:38-45
 
Mana Shioya, Arata Myoga, Atsuya Kitagawa, Yukihisa Tokunaga, Hiroaki Hayashi, Yasuo Kogo, Hiroaki Shimada and Shin-ichi Satake, Analysis of deflection and dynamic plant characteristics of Cyperus malaccensis Lam. Plant Production Science 22:242–249 (2019)

https://doi.org/10.1080/1343943X.2019.1588075


林 浩昭 (2018)日本の世界農業遺産第3回 クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環 世界の農林水産 2018年春季号(通巻850号)p28-31
林 浩昭 (2018)Designation Process of GIAHS in Kunisaki Peninsula Usa Area:Rediscovery of Interlinked Multiple Irrigastion Ponds and UNU (国東半島宇佐地域 世界農業遺産認定課程 ~複数連携式ため池群の再発見と国連大学
In The Road to Globally Important Agriultural Heritage Systems(GIAHS)
(世界農業遺産への道のり~国連大学と地域の歩み~)Corresponding authors and Editors: Ivonne Yui and Akira Nagata , Published by UNU-IAS OUIK :74-77(2018)

林 浩昭(2016)世界農業遺産「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」の潜在的価値」
   農村計画学会誌 35(3):375-378

林 浩昭(2016)乾しいたけを食すると地球温暖化防止に貢献できます 理大 科学フォーラム 389:20-23
林 浩昭(2014)世界農業遺産「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」での重要な特用作物シチトウイ
   (七島藺:Cyperus malaccensis Lam.)の栄枯盛衰と試験研究 肥料科学 36:1-25

2021年度のコメの栽培履歴 2021.12.14
 
2015年はこちら、2016年はこちら 2017年はこちら 
2018年はこちら 2019年はこちら  2020年度はこちら
  過去のホームページ
2018 
20192020
20172016
 
2021.12.14 最新のプロフィール personal profile  

2020年以前のプロフィール、講演などはこちら
問い合わせ、七島藺筆のご注文はこちらから  
2021.12.31
今年一年間大変お世話になりました。2022年も何卒よろしくお願いいたします。


2021.12.14 はやしファームの今年の米作りの結果です。
施肥窒素は2年連続0、レンゲの固定窒素鋤き込みのみでした。地域の作況指数は98(478kg/10アール)。
はやしファームの収量は、416.5kg/10アール 検査機関での検査等級は、一等でした。栽培の概要、収量の変遷は下図をご覧下さい。
赤い棒グラフは、はやしファーム10アール当たりの収量(03年以前の青い棒グラフは、両親作付け)、黒い折れ線は、10アール当たりの窒素施用量。


 
 

2021.10.6より稲刈り開始。
窒素は、レンゲの固定窒素鋤き込みのみです。よく実っています。
 

2021.7.22 水田雑草、コナギとウリカワ・オモダカの違いを認識。この時期、ウリカワあるいは、オモダカが問題
 


2021.6.23 山の中のため池、世界農業遺産ツーリズム取材対応で訪れました。
 
 若葉の緑がまぶしい。クヌギの萌芽更新も順調


2021.6.5  田植えも終わり、”さなぼり”中
   
 6月3日田植え直前のイネ苗。超高密度に播種(300湿籾/箱)  6月3日 一枚田植え終了


2021.5.9 今年のゼンマイ収穫終了しました。   
   
 4月19日 太いゼンマイ、環状に出てきた  5月6日 ゼンマイ収穫終了まじか、栄養葉を大きく

2021.4.2  今年のイネの栽培履歴を開始しました。意気込みを書きました。


2021.3.27 シイタケ菌を接種した原木を山肌に伏せ込み中。
   
山肌に鳥居伏せ。  枝で遮光、この状態で2年ほどシイタケ菌を養生

2021.2.23  シイタケ駒うち作業進行中です。
   
 電動ドリルでの穴あけ
心強い助っ人も
 コンコン駒うち

2021.1.27  クヌギの短材作業進行中です。
 
 11月に伐採したクヌギを1.3mにチェンソーで短材。
急斜面での作業  2021.1.25


2021.1.6 新年おめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
コロナ禍の終息を祈っています。
新年早々大雪、自宅に閉じこもった正月でした。

2020.12.8
 
11.14 クヌギ林の伐採
 
11.21~12.6一昨年駒打ちしたホダ木を起こし、ホダ場へ運搬、ホダ場の整理や周囲にシカよけネットを張りました。
     
 11.14チェンソーで伐採
2004年伐採した株からの
萌芽更新採
  11.21ホダ降ろし 2019年1-2月に駒うちされたクヌギ原木、
いいホダ木になりました。軽トラで、自宅の裏山のホダ場へ運びます。
  11.29 ホダ木をたてていきます。周囲にはシカネットと
風よけのダイアネット(黒)を重ねて貼っています。


2020.10.14 米の出荷と生産履歴の提出、今年のコメ作りを振り返りました。
 
今年のコメの単位面積当たり収量は、465.2㎏/10aでした。
   棒グラフが、10a当たりの収量。赤は私自身が生産を行ったもの。
稲作を始めて、17年になりました。青は両親が耕作していた時の収量です。
九州農政局9月15日発表データによると、はやしファーがある大分県湾岸地域の作況指数は95、予想収量は446㎏/10a、平年収量は、469㎏/10aでした(いずれも篩目幅1.80mm)。はやしファームの選別篩目幅も1.8mmです。したがって、はやしファームの出来は、比較的良かったと思われます・
 
 黒の折れ線が、窒素施用量。2020年は、窒素肥料は施用せず、レンゲの固定窒素のみに頼りました。推奨されている窒素施用量は6㎏N/10aです。
レンゲの生育量は、6.4㎏生重/㎡(0.75㎏乾物/㎡)でした。含まれる窒素量は、約3.1%(レンゲ乾物)。窒素肥料は全く施肥しなかったのですが、窒素に関しては、イネの生育には十分であった可能性もあります。

 除草剤(キマリテ)は1回散布しました。それでもコナギが多かった田んぼは、八反どりを押して除草もしました。また、大きくなってきたヒエは手取りしました。
 殺虫剤(成分:エチプロール)、殺菌剤(成分:イソプロチオラン)を含むフジワンラップ粒剤を8月11日に散布しました。なを、イソプロチオランには、ウンカの密度抑制効果、植物成長調整効果もあると記されています**


https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/toukei/attach/pdf/200930_33-2.pdf
**https://www.env.go.jp/water/sui-kaitei/kijun/rv/a13_isoprothiolane.pdf

2020.10.8 稲刈り終了、今年のコメの品質
 
 2020年産玄米は、2019年産に比べ、少し良いようです。

2020.9.16 今季最後の畦草刈終了 ヒガンバナも咲き始めました。
 

2020.8.11 幼穂のモミ数測定しました。
 


2020.7.20 除草剤で抑えきれなかった雑草、八反どりで除草

     
 2020年7月11日 コナギを埋め込んでいきます   2020年7月11日 昔からある八反どり  2020年7月11日

2020.6.7 田植えも終わり、ゆったりとした時間を過ごしています。
   
 2020.6.4 田植え機で  2020.6.4 作業終了、日が沈む前に。遠くに両子山。

2020.5.7 田んぼの準備順調です。
 
 レンゲ7割ほどすき込みました。
 花盛りのレンゲ、7割ほどをすき込みました。残りは種が実ってからすき込む予定です。すべてをすきこんでから、水を入れ代掻きなどの作業です。
5月にすき込まれたレンゲの種は(一部のレンゲの種は、イネが実るころすでに発芽していますが)、イネ収穫後のワラを10月中にすき込むとすぐに発芽し、
翌年にかけて旺盛に生育します。新たに種を蒔くことなくレンゲの循環的利用が可能になります。
 また、開花期のレンゲ、窒素含量が多くすぐに分解し田植え後のイネの生育に有効のようです。種ができる頃のレンゲ、窒素含量は少なくなりますが、
ゆっくり分解し肥効は長いようです。レンゲをすき込む場合、イネの生育後期の窒素切れが問題になる場合があり、3割を遅くすき込むことで、長く
窒素を効かせることができるかもしれません(イネの生育後期の肥料不足は、白未熟粒発生の原因の一つです)。


2020.5.3 久しぶりの雨、作物が喜んでいます。
2020.4.24 今年の田んぼは、レンゲの生育が順調です。
     
 2020年4月24日 レンゲ満開。すき込む後、かなりの肥効が期待できます。  2020.4.24 レンゲの開花状況  

2020.4.29今年もゼンマイの収穫が順調です
   
 2020.4.19 30年以上前に植えた株からの新芽。  2020.4.29 ゼンマイあく止めに茹でています。ついでに朝食も。

2020年4月1日
ゼンマイの収穫が、例年より少し早く始まっています。

   
 ゼンマイの初収穫 3月23日  はやしファームでは棚田でゼンマイを栽培。3月29日

2020年2月29日
 今日は雨、暖かかった2月も終わろうとしています。
 
   
2月に寒切りしたクヌギの短材(9日)この後駒うち伏せこみ。
通常は11月中ごろ伐採、一か月葉枯らししてから、短材。
 田んぼでは、レンゲの生育が旺盛(2月20日)
 


2019年12月18日
 暖かい一日、まだ青い七島イ刈り取り、ビニールかけました。
 稲刈り後、耕しておいた田んぼでは、レンゲ草が旺盛に生育しています。
   
 ビニールで覆われた七島イ株  田んぼには、一杯のレンゲが元気

2019年12月12日
 
大分県湾岸地域(はやしファームが含まれる)のコメ作況指数が82で確定しました。
はやしファームのコメの収量や生産管理の変遷のまとめをお知らせ致します。
2019年の収量は、426.5㎏/10a、窒素施用量は、2kgN/10aでした。5月にレンゲすき込みました。
コメの品質は2等米(白未熟粒)でした。
 

2019年6月26日 七島イ筆 
 今朝のNHKおはよう日本 まちかど情報室で、書家 松本重幸さんと
作り上げてきた七島イで作った筆、紹介していただきました。
七島イという植物、そして、そこから生み出される 
”くにさき七島藺表”(GI取得)が益々生活の中で使われていくこと(琉球畳になります)を祈念しています。






日本土壌肥料学会のホームページはこちら