第32回利き酒会

〜大吟醸飲みくらべの・98年忘年・利き酒会〜



 32回目の利き酒会はおなじみ1998年忘年利き酒会で17人が参加して楽しくにぎやかに!

 今回の選酒は友田・松村の二人が担当しました。私の基準は松村氏の選酒を想定して選んだもので、「香露」「満寿泉」「水芭蕉」というアル添大吟醸に徹した選酒となりました。
 全体としては、大分の2銘柄を含む九州4銘柄と、兵庫・愛知・富山・群馬の4銘柄、さらにはアル添4銘柄と純米4銘柄という違いも面白いところ。
 今回は忘年会を兼ねてということで、17人が参加しました。
 会場は大分市内の竹町西口にオープンした「それいゆ」ビル2階の和食の店「花邨・はなむら」で、初めての会場でしたがお料理の内容はなかなか力が入ったもの。写真の鍋はチャンコにうどんが入ったもの。ここでまたやろうという声もあったようです。
 今回は忘年会として気楽に飲もうということで利き酒アンケートもありませんでしたが、なかなか熱のこもった酒談義があちこちで・・・
 

第32回の対象酒


















 ネームバリューでは、「香露・大吟醸」が一番でしょうが、実際のところは飲んでみないと・・・・。まあ東一か、奥播磨か・・・満寿泉か。
義侠 生40純米吟醸 愛知・山忠本家酒造 1800ml \8000
香露 大吟醸 熊本・熊本酒造研究所 720ml  \3800 アル添
亀の井 大吟釀 大分・亀の井酒造 720ml  \4000 アル添 
水芭蕉 大吟醸生々 群馬・永井酒造  720ml  \3500 アル添・初顔
満寿泉 限定大吟醸 富山・桝田酒造店 1800ml \7200 アル添 
東一 純米大吟釀斗瓶 佐賀・五町田酒造  1800ml \7800  
奥播磨 純米新酒 兵庫・下村酒造店 1800ml \2950 
千羽鶴 純米朝絞り 大分・佐藤酒造 1800ml \3000

 計8銘柄 プラス<差し入れ 2銘柄  >


 皆さんもうすっかりまわっちゃったという感じですが、左がこの利き酒会には欠かせない存在となった津田さん。

 豊後高田市の「田染荘」という酒屋をやっていますが、大分県で唯一「義侠」を扱っています。つまり津田さんのおかげで我々は義侠を気軽に入手できるともいえるわけ。

 左側はその田染荘の常連であり、また居酒屋利き酒会の常連でもあるふたり。左側ひろみさんはこの前ミセスになった。今回はダンナを連れて参加だけど、実はこのダンナももとコアラメンバーだった。

 まあ、どうしても「限定」とかいう言葉には弱いんだよね。こんなふうにナンバー入りのお酒となると、つい恐れ入っていただくというふうになるんだけど、思ったほどのことはないというのがふつう。

 このラベルは「満寿泉」の大吟醸なんだけど、決して悪くはないんだけど私の好みからするとちょっと中途半端な印象で、「東一」や「義侠」にはやや分が悪かった。

 しかしこういうお酒を比較するって、本当はとても難しい。この満寿泉だって、単独に飲めばたぶんすごい味だと思う。

 えー、まいどおなじみのポーズですが、一応こよなく酒を愛すという気持ちを具体的に表現するとこうなっちゃったわけで・・・。

 東一も、満寿泉もいいお酒でした。
 しかし、やっぱり義侠というか・・・

 お酒って、すごい。
 


今回の酒の評価など詳細は32回テキスト版をご覧下さい。

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