第32回利き酒会 1998年12月25日(金)


会場 花邨 (はなむら)

(大分市中央町「それいゆ」2階 097−538−5550)

会費 6000円
開会 19時30分

「大吟醸飲みくらべの・忘年・利き酒会」


対象酒


義侠 生40純米吟醸 愛知・山忠本家酒造 1800ml \8000
香露 大吟醸 熊本・熊本酒造研究所 720ml  \3800 アル添
亀の井 大吟釀 大分・亀の井酒造 720ml  \4000 アル添 
水芭蕉 大吟醸生々 群馬・永井酒造  720ml  \3500 アル添・初顔
満寿泉 限定大吟醸 富山・桝田酒造店 1800ml \7200 アル添 
東一 純米大吟釀斗瓶 佐賀・五町田酒造  1800ml \7800  
奥播磨 純米新酒 兵庫・下村酒造店 1800ml \2950 
千羽鶴 純米朝絞り 大分・佐藤酒造 1800ml \3000

計8銘柄

<差し入れ 2銘柄  >


参加者


1.00021/友田哲郎
2.00285/佐々木義朗
3.02529/江藤邦雄
4.01581/石田孝一
5.01361/石田洋子
6.01544/浅井秀二
7.00692/石井哲
8.00054/久保木真人
9.01084/松村亮司
10.01966/津田紀芳
11.09354/小園容子
12.01895/中川尚義
13.guest/戸田誠
14.guest/宮添春彦
15.01394/手塚ひろみ
16.?????/手塚英治
17.01580/田中幸治

計17名


私の利き酒リポート


義侠: 

どっしりとした濃潤な味わいなのに、含んでキレよく、旨味があり、すっきりとして喉ごしよく、とりあえずケチのつけようのない酒。


千羽鶴: 

義侠の次に飲むのが間違いというか不運というか・・。単独に飲めばそれなりのレベルなのに。ただ去年の同じ酒の方がよかったみたい。


奥播磨: 

これは驚いた。すっきりして柔らかく、それでいてちゃんと自己主張がある感じ。C/Pを考えるとこれはお奨めですね。


香露:  

アル添大吟の正統派の味という印象。すっきりしたきれいな味ですが、個性は感じられません。ただほかの酒が個性たっぷりの味だからかも。


亀の井: 

いかにも「亀の井」の味でややクセがあるというか、香露と比較するとやぼったさはあるが、いかにも九州的な主張のある味はそれなりに評価。


水芭蕉: 

純米や生原酒を飲んでみた経験から、かなり期待していたのだけど、大吟醸としてはやや期待はずれ。ただし香露や亀の井よりは私好み。


満寿泉: 

いかにも満寿泉の味で悪くはないが大吟としてはやや物足りない。普通吟醸クラスに比べるとむしろ造りが中途半端な印象。


東一: 

いやこれは、立派なものですね。いいかげん舌が麻痺してたのに、いっぺんに目が覚める思い。濃淳ですっきり旨口、これは飲めます。義侠と互角に行ってます。九州の酒のレベルの高さがうれしい。


というわけで、私の好みでの評価の順番は、
1 義侠
1 東一
3 奥播磨
4 満寿泉
5 水芭蕉
6 亀の井
7 千羽鶴
8 香露

義侠と東一は同点ですが、しいて言えば義侠がわずかに上かも。気持ちとしては東一を第一としたい思いですが・・・。

自分で買って飲むなら、もちろん奥播磨です。
従って、今回のお奨め第一位は、「奥播磨純米新酒」です。



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