第31回利き酒会

〜また新たな出会いを求めて、新顔酒特集〜


 31回目の利酒会は、人数も10人とこじんまり・・・しかし、中身は濃いよ! 
 
 選酒の基準は、「大吟醸と」「純米吟醸」の、今までに飲んだことのないお酒。それにリファレンスとして、おなじみの佐藤酒造の「はなり」を加えました。


今回も豪華に! 奥深い清酒の世界!


 このところの利き酒会は、松村−津田ラインに全面的にお世話になっていて、いわゆるおんぶにだっこ状態。

 あれこれ悩まなくていいのですが、探求心にやや欠ける傾向も出てきていたのは事実だなあ。

 「義侠」「東一」などの定番が毎回のように並ぶ・・それはそれでいいのですが、やはり時には大胆に、新しいチャレンジも必要・・と勝手な理屈で、今回は私がお酒を選ばせていただきました。

 いやー、久しぶりでけっこう苦労したよー。

今回の利き酒対象酒

芳水 特別仕込大吟醸 金賞受賞酒 徳島県・芳水酒造 720ml \4200    
賀茂緑 今朝しぼり 純米吟醸・生 岡山県・丸本酒造 1800ml \3500 H8年
半蔵 純米吟醸・生原酒 三重県・大田酒造 1800ml \3500   
はなり 純米大吟醸・生々雫酒  大分県・佐藤酒造 720ml \3500 はかり屋
信濃薫水 大吟醸・生絞り  長野県・大信州酒造  720ml \3600   
日本響 純米吟醸  山形県・小嶋総本店 720ml \1600   

 (番外・湯布院地酒 濁り酒「草枕」 )



 今回の参加者は10人でした。前回の30回記念に比べてずっと少ないのですが、そのぶんゆっくり座れて、落着いて飲め、みんなと話すことができました。

 参加はゲストなしの全員コアラメンバーですが、インターネットだけで通信の方はのぞいたことがないという人もいます。でも、それではどうもさびしいということで、こんど通信に挑戦するとか。

 一日も早いおいでをお待ちしておりますよ。
 常連メンバーが少し欠けたとはいえ、もともと常連だらけだ。すこし寂しくなるかと思ったけど、相変わらず楽しく賑やか。

 酒談義からパソコン、インターネット、マイクロソフト批判と、話は多岐にわたって、時間のたつのも忘れ気味。

 結局この日は午後10時40分解散と、えんえんの大宴会。

 実は私はこのあと二次会に行って、いささか飲み疲れた。
 今回が3回目? 2回目?というお嬢さん。これはいい、という「はなり」と「芳水」を両手にしてにっこり。
 ただ飲むだけでなく、しっかりとメモをとっていましたが、その内容も正直びっくりするほど本格的な評価でした。きいてみたらワインにはいささか自信があるとか。

 「女性向け」のお酒は・・・とかつい考える私たちの、常識はもう時代遅れなんだろうなとおもえるほど、しっかりと考えてお酒(清酒)を楽しむいまの女性なんですね。
 かくいう私ですが、やはり「はなり」が一番というポーズ。

 香りはそれほどではありませんが、含むと芳醇な味わいで、ふくらみのある豊かさを感じます。適度な酸味もあって、いかにも佐藤酒造らしい重厚な味と、すっきりした喉ごしとを併せ持った酒です。

 飲み慣れた味と言うことで点が甘いかも知れませんが、この味はどこに出しても決して恥ずかしくないと信じます。


今回の参加者の評価など、詳細は31回テキスト版をご覧下さい。

前のページへ     利き酒会メニューに戻る     最初のページに戻る     次のページへ