年金はいくらもらえる?

年金の受給額は、一人一人違います。夫婦合わせて月額30万以上の人もいれば、国民年金だけで夫婦合わせても13万円、加入期間が少ない場合はさらに受給額は少なくなりますので、参考として見て下さい。

■老後の大切な収入基盤となる年金は、いくら貰えるのでしょうか?
                                           (H27年 金額の更新)
会社員世帯のモデル年金は月額約22万6千円(日本年金機構発表:厚生年金に40年加入している会社員の夫と国民年金の妻、夫婦の年金の合計) 自営業夫婦であれば、国民年金に40年加入していたとしても、夫婦合わせて約13万円です。
 実際には年金機構の統計によると、会社員であった夫婦合わせて平均月額は200,926円(H26年) と言われています。これではゆとりのある生活というわけにはいきません。
しかし、20万円あればいいほうです、人によっては若い頃に年金未加入だったり、転職を繰り返していて、厚生年金ではなく国民年金の期間が長かったりすれば、この額はさらに減ることになります。

■年金額の見積もりは50歳を過ぎれば出来る。

正確な年金額を知るには、年金機構事務所の年金相談の窓口で過去の年金加入記録の照会と、おおよその年金額をシミュレーションしてもらいましょう。
年金機構事務所へ行く際には、年金手帳(基礎年金番号通知書)が必要です。
ご夫婦二人でシュミレーションしてもらえば、より将来の年金生活設計を立てられるでしょう。
平日に年金機構事務所へいけない人は、日本年金機構のHPにアクセスして、「年金見込額試算」を行いましょう。(あくまでも試算です)

■公的年金だけでは、これからの生活は不安。

私も実際に社会保険庁に行き、加入記録と年金額を試算してもらいました。マスコミで騒がれていたほど、対応は悪くないという印象でした。

年金の試算では、WEBで計算したのとそんなに大きくは変わりませんでしたが、年金だけでは生活維持は出来ても、豊かな老後の生活は期待できないという思いがしました。

個人年金や退職金で補填するか働くか、切り詰めた生活をするか、あるいは資産があれば運用して、収入源を確保するのか生活設計の重要なテーマです。


2012年より、私も年金を受給することになりました。