H編集長の気まぐれ編集日記

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2002.9.8  テキストファイル中心のつもりで立ち上げた当HPであったが、いろいろな意見を参考にし、最近ではそれなりに工夫し、ビジュアル面でかなり親しみを増してきたように思う。とはいっても過去20年の登山記録の、まだその多くは依然として添付画像なしの文字情報として、当HPの階層深くに眠っている。

 次々と岳友から送られてくるファイルのアップや、何よりも自分自身の紀行文などのアップも、ともすれば滞りがちではあるけれども、今日は朝からサンデーモーニング、サンデープロジェクト・・・とTVを見がてら、古いファイルのレイアウトの修正作業を少しずつ行った。

 各種新聞やメールマガジンなど文字情報サイトでは、1行文字数40字以内、4〜5行毎に段落を取りかつスペース改行というのが、だいたい基本のようだ。実際、画面いっぱい文字ばっかりというのは、ちょっと読みづらい。朝から30ファイルほどの修正に今日を費やしたが、この作業が全部終わるのはまだまだ先になりそうだ。

 途中、見知らぬ訪問者(★メグさん)から、おゆぴにすとHPを勝手に某有名サイトの掲示板に紹介した旨のメールが入った。そういえば、昨日から今日にかけていつもより多い(といってもしれているが)アクセスがあったのは、このためか。
2002.9.5  新任地での不慣れな仕事の影響からか4月以降中断していたトレーニングを、学生が夏休みに入ってしばらくした8月頃から再開した。肉体的仕事量としては相当しんどかった今夏にもかかわらず、だ。石鎚山での無様さがきっかけとなったこともあるが、それよりも(学生が)夏休みということで気持ちのうえで幾らか余裕が生まれたことの方が大きかったろう。

 で、新学期を迎えたのが2日。早速にストレスを感じるような出来事がなかったわけではないが、少なくともここ数日それにもめげずに走っている。挫折感や失望感を克服するほどの精神的成長を果たしたわけでも、何かこれといった上手な対処法を会得したわけでもない。強いていえば、ある種の開き直りと言えようか。

 人間、真面目さが一番大切なことは重々承知しているが、真面目に努力しさえすれば道が開けるかというと、必ずしもそうではない。物事に正面から100%めいっぱいぶつかってそれでも乗り越えられないとつぶれてしまうではないか。つぶれるくらいなら、最初から90%(または95%)くらいの頑張りにしておき、10%(または5%)は‘逃げ場’として取っておくことが大切だろう。そんなのは不真面目とは言わない。非真面目な生き方こそストレスからの打開の道だ。

 ストレス対処法としてもう一つ加えると、生物が本来持ち合わせているホメオスタシス(自動修復機能)への確信だ。躰のバランスの崩れは躰自らが持つ、安定した状態に戻そうとする力を信ずること、「まあ、そのうちどうにかなるんじゃないの?」といった程度の気楽さを持つことだろう。

 先週、Yからジャヌー第1回の原稿が届いた。遙かなるアンデス第7回のアップが滞っている時だったので、ちょっと追いまくられるような気持ちになった。一方で週末(8/31〜9/1)はパソコンの環境整備とデータの移転などに、いわば‘オタク’になった2日間であった。数年前(のつもりが実は8年前)のトムラウシの紀行をまとめる途中であったのだが中断し、とりあえずアンデスを優先・立ち上げてちょっぴりホッとした。 (前月へ戻る) 

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