
佐田の名所
佐田神社両部鳥居
石造の両部鳥居。
民間ながら反射炉を築き大砲を鋳造した実業家、賀来惟熊の寄進によって、弘化2年(1845)に造られました。
両部鳥居の正面、2本の柱には、惟熊が師事した帆足万里の所が刻まれています。
また、鳥居の背面には、鳥居の寄進者でもある惟熊の名が刻まれています。
海防強化の緊急性を強く唱えた帆足万里と、彼に学問を学んだ賀来惟熊。2人ゆかりの両部鳥居は、反射炉の姿が佐田から消えた今もなお、反射炉が築かれた佐田神社境内の入口に残されています。
佐田神社境内にはそのほか、佐田社の板碑(県指定有形文化財)、反射炉碑(市指定史跡)、耐火煉瓦塀などがあります。
民間ながら反射炉を築き大砲を鋳造した実業家、賀来惟熊の寄進によって、弘化2年(1845)に造られました。
両部鳥居の正面、2本の柱には、惟熊が師事した帆足万里の所が刻まれています。
また、鳥居の背面には、鳥居の寄進者でもある惟熊の名が刻まれています。
海防強化の緊急性を強く唱えた帆足万里と、彼に学問を学んだ賀来惟熊。2人ゆかりの両部鳥居は、反射炉の姿が佐田から消えた今もなお、反射炉が築かれた佐田神社境内の入口に残されています。
佐田神社境内にはそのほか、佐田社の板碑(県指定有形文化財)、反射炉碑(市指定史跡)、耐火煉瓦塀などがあります。
- [参考文献]安心院町身心すこやか事業推進委員会(1988)『ふるさと佐田』
鳥居の裏。左の柱に「惟熊」の文字が
両部鳥居への道(秋)