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今回は11人とややこじんまり・・
年末の忘年きき酒会が約30人の参加だったのでその3分の一と小規模なものになりましたが、なんとか端と端で声が届くので全員で話題が共有できるし、本当はこのくらいの規模が望ましいのです。
問題は、少人数の場合は酒代予算の関係で銘柄選定が制約されることがあるわけで、そのへんがなかなか難しいところです。
どのようなお酒を選ぶか、予算立てを含めて幹事交代制で運営していますが、毎回会費設定には苦労するところです。 |
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八鹿酒造から参加して頂きました・・
大分の「八鹿」といえば、今でこそ焼酎メーカーのイメージが強いのですが、もともとはかなりの規模の日本酒蔵でした。
今回参加して頂いた八鹿酒造の営業さんのお話では、やはり八鹿の原点である日本酒に力を入れるべきだと、これからしっかり取り組んで行きたいとのこと。
県産日本酒の向上発展のため、期待しています。 |
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やはり人気は「飛露喜」「東一」・・
県産酒もなかなかがんばっているのですが、全体としての人気はやはり県外酒の方がやや優勢・・・と感じられました。
面白いと思ったのは、県外の3銘柄のうち「東一」と「能古見」が佐賀の酒らしくやや甘口に感じられ、「飛露喜」も未だけっこう濃淳系ですから、県外酒はやや甘口・旨口と感じたのに対し、県産酒はかなり辛口すっきり指向に感じたことです。
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私の好みは「能古見」でしたが・・
「東一」は純米大吟醸ほどのインパクトは無いもののやはり旨さという点で頭一つ出ている感じがします。
また「飛露喜」は往年の圧倒的な力強さはありませんが、C/Pを考慮すると今も他の追随を許さないと思えます。
「能古見」も味のバランスが良く、やはり売れっ子でした。
私の好みとしては、僅差で「能古見」かなあ・・という感じ。 |
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「鷹来屋」おりがらみは旨かった・・
今年の「豊潤」はぐっと辛口指向で、去年の酒とは別物と思えるほどでした。これはこれで蔵元の主張と理解でき、酒質的には向上していると感じますが、私の好みの範囲からはややはずれます。
「鷹来屋」のおりがらみはさすが田染荘オリジナルで、おりの旨味がちゃんと感じられました。これはかなり私の好みです。
「八鹿」は可能性を感じます。これからに大いに期待したいです。ただ、1801酵母はやはり私には合わないなあ・・・と感じました。
「智恵美人」はサンプル参考品なので感想は書きません。 |