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銘柄 |
私の感想 |
1 |
大吟醸 |
すっきりきれいな大吟醸ですが香り控えめ、しっかり味があります。フレッシュなのは良いが、今飲むのはいささかもったいないくらいの若々しさ。 |
2 |
特別純米ひやおろし |
度数はやや低めですが、酸があるため味の厚みがあります。ひやおろしとしては、まだ堅さが残っているので、ほんとの飲み頃はまだまだ先かと思う。 |
3 |
特別純米 |
スペック的にはひやおろしとほぼ同じだが、全体にクセ無く控えめな印象。だらだら飲める食中酒としてはこの辺が一番向いているかも。燗も良さそう。 |
4 |
特別純米中取り生 |
生のせいか、スペックのわりにかなり濃淳甘口に感じます。佐賀の酒らしい?味わいですが、人によっては飲み詰まるかもしれません。でも好みのひとつ。 |
5 |
純米吟醸 |
度数が1度高いぶん味に厚みがあるが、傾向としては特別純米と同質同方向で、並べて飲んだからその違いがわかる程度。味はきれいだが濃厚です。 |
6 |
純米吟醸あらばしり |
当然のことながら、純米吟醸は全体として非常によく似た傾向なのですが、この酒は少し異質な感じがしました。「あらばしり」のせいだろうか? |
7 |
純米吟醸中取り生 |
きれいさもありますが、とりわけ重厚な存在感がある。純米大吟醸と言われたら、そうだろうなと信じるでしょう。生原酒だがまだ十分フレッシュ感がある。 |
8 |
純米吟醸活性にごり |
瓶内発酵でガスを含んでいて、グラスに泡が立ち上るほど。舌がガスに刺激されて味がわかりません。楽しいですがもったいない飲み方になりました。 |
9 |
山廃純米 |
前述の通り熱めの燗に向く。冷やでは堅く味がほぐれないので、ほとんど燗酒専用と思っていいかも。これもまだ若くて、来年の今頃ぐらいが飲み頃か。 |
10 |
本醸造 |
丁寧なアル添と言うと変かな。酒質レベルの高い本醸造でC/P はけっこう高い。ぬるめに燗をつけてみましたが穏やかに味がふくらむ良い酒です。 |
どれを選ぶかというと難しいですが、燗にも向く日常的な常備酒としてはC/P を考慮すると本醸造で十分と思いました。これにたまに飲む酒として、純米吟醸中取り生原酒の2本で決まりでしょう。
山廃も好みの味傾向なのですが、やっとこれから旨くなるのかと思います。 |