2021年はとにかく「コロナ・ウィルス」に振り回された1年であったと言い切って間違いないと思いますが、この「お酒研きき酒例会」も2020年1月に108回を開催以来、2年近く開催できないままでした。 2021年の秋頃から県内での感染もやや下火になったことから久しぶりに開催に踏み切ったわけですが、感染が急激に拡大したらどうするか、毎日の感染状況を見ながらひやひやの中での開催日を迎えたわけで、参加者の皆さんのお顔を拝見してほっとしたのを、よく覚えています。 |
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今回のお酒の詳細一覧 (上記写真の左から)
第109回お酒研きき酒会お好みアンケート |
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今回は「お好み」の順にアンケートをお願いしました。最もお好みから5銘柄に順をつけて下さいとお願いしたので、直接酒質等の評価をしたわけではありませんが、結果としては同じことであったと思います。なお表中「M」の列が私の採点です。 「5位」までの採点をお願いしたところ、4位までしか記入が無かった方、9位まで記入があった方などありましたが、すべて5位までに揃え、それ以外については全て6位として集計したものが以下の表になっています。参加19人でしたが、回収された回答票は17枚でした。
壱岐の「よこやま」については、私は経験済みでしたのでたぶん上位にあるだろうと見当をつけていたのですが、このようにダントツの第一位の評価を得たことはいささか驚きでした。また「鷹来屋」は田染荘オリジナルでしたが、さすがに蔵元でタンク指定をしただけあって、吟醸レベルと言ってよい酒質で、高い評価も当然の味でした。 佐賀の「七田」の高評価は当然としても、「薫長」のキレ味の良い味わいに驚いたという声が多かったことなど、あらためていまの県産酒を見直すよい機会ともなりました。ただ、C/Pにはいささか問題ありですが・・・。 「豊潤」が最下位になりましたが、価格は最も安価なものだったので、いささか可哀相なところではありましたが、酒質としていささか特徴に欠けるように思われ、奮起に期待したいものと感じた次第です。 大分県産酒の酒質は、間違いなく向上しています。 |
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