第54回IZAKAYAきき酒会 2004年12月30日 テキスト版詳細リポート


会場 居酒屋木の花 (大分市内某所 会員プライベートスペース) 
会費 4000円 
開会 15時 (終わったのは・・20時30分)

テーマ・「第54回IZAKAYAきき酒会」 〜 忘年会を兼ねて飲みまくる 〜

    参加者 9人 (女性3人 男性6人 )


今回のお酒一覧・飲んだ順 (ビジュアル版はこちら

  銘柄・特定名称 その他 蔵名・県 量・購入価格
鷹来屋・純米吟醸 山田錦 浜嶋酒造・大分県 720ml \1890
郷乃誉・純米吟醸   須藤本家・茨城県 720ml \2305
千羽鶴・大吟醸   佐藤酒造・大分県 720ml \3360
龍梅・大吟醸   藤居酒造・大分県 1800ml \????
倉光・大吟醸 沙羅 倉光酒造・大分県 720ml \????
蒼田・大吟醸   喜多屋・福岡県 720ml \1575
蓬莱泉・純米大吟醸 関谷醸造・愛知県 720ml \5300
醸し人九平次・純米大吟醸 別誂 丸九 萬乗醸造・愛知県 720ml \4000
道潅・純米吟醸   太田酒造・滋賀県 500ml \????
9番目「道潅」は開栓後に試飲用として500ml瓶に移したもののため、番外としてあります。
このほか「八鹿・源大吟醸」も一部出しましたが少量のためリストには入れてありません。

お酒のラベル等はこちら54回きき酒会ビジュアル版



 参加メンバーの「好みの順」アンケートから

参加者に「好みの順」で無記名アンケートをしてみました。アンケートを回収できた8人の好み順位の合計による総順位を出してみました。「九平次」が全般に比較的好まれているのが目立ちます。
「鷹来屋」と「九平次」の差は実質的に無いと判断できますし、「千羽鶴」「蓬莱泉」「郷乃誉」「龍梅」もほとんど同レベルと考えていいと思います。
  九平次 鷹来屋 千羽鶴 蓬莱泉 郷乃誉 龍梅 蒼田 倉光
7※ 7※
合計 18 21 35 36 36 41 47 53
順位
※は評価順記入が無かったため、「7位」評価として計算しました。

番外の「道潅」は参考出品のため評価対象としませんでしたが、「2位」及び「3位」相当との意見がありました。


 今回のお酒について、私のひとこと感想ご紹介

「価格」は無視できない要因ですが、この感想では一応C/Pは考慮していません。
  評価順 私の感想・・・ひとこと
九平次 香り穏やか フレッシュ感あり 旨み・酸味のバランスが良い すっきりして力感あり 際だった個性はないが存在感がある 
鷹来屋 キレ良くきれい すっきりした辛口バランス 純米吟醸の見本みたい C/Pを考慮すれば九平次に匹敵するかそれ以上かも  
蓬莱泉 すっきり軽さのある純米大吟 飲み詰まらない きれいで華やかさもあるがもう少し旨みの奥行きが欲しい
千羽鶴 アル添大吟の典型 バランスは悪くないがやや個性に欠ける 香り強すぎるかも 個人的には昔の大吟の方が格段に上と思う 
郷乃誉 ぱっと広がる高い香りは好き好きか 柔らかくすっきりした純米吟醸だがパンチに欠ける 温度が上がるとほぐれて味の奥行きが出る印象
龍梅 昔の龍梅からは格段のレベル向上 アル添大吟の典型だが決してバランス悪くない 今後に期待
蒼田 軽快ではあるが個性乏しい やや雑味を感じる 大吟醸とは言えないと思う 蒼田は純米の方が良いようだ
倉光 やや強いアル添を感じた 酸味などそれなりに個性はあるが妙なクセも感じる 現時点では龍梅の方が無難にまとまっている   
道潅 バランス良く穏やかな純米吟醸 しっかりした旨み・力感もあり九平次に次ぐ2位クラス相当に評価できる 
 つけ加えますと、試みに「燗」を付けてみたところ「鷹来屋」「郷乃誉」の純米吟醸組が高い評価でしたが、「龍梅」もぬるめの燗で味がぐっと引き立ちました。「倉光」はかえってクセが強くなりました。

いや、今回もなかなか面白かった!

来年の予定は・・未定です。



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