第54回IZAKAYAきき酒会

〜 きき酒忘年会 〜





2004年IZAKAYAきき酒忘年会ビジュアル版リポート・・お酒の詳細はテキスト版



 2004年の第3回は通算54回目、ことし2004年最後のIZAKAYAきき酒会は再びメンバーのプライベートスペースを借りての忘年会となりました。
 年末とあって参加人数は9人とやや少なかったのですが、そのぶん話が遠くならずに話題がみんなで共有できてよかったと思います。
 ただ飲むだけではもったいないので、例によって「きき酒アンケート」を実施しました。

 5月末に続いてメンバー某E氏の自宅下の半地下室を借りての会場です。

 隠れ家的なスペースは「工房」でもありますので、壁面に沿っては工具類が並べられていますが、その作業コーナーに自作のテーブルなどを並べて酒や料理等を置きます。

 料理は刺身等一部購入したものもありますが、多くは某E氏の手造りのものでした。

 12月30日とあって、おりからの寒気でかなり冷え込んでいましたが、あちこちで七輪などで火を使っていたため、寒さに震え上がるというほどのことはありませんでした。
 
 「焼き方」はメンバーの某I氏、煙のむこうで顔がよく見えません。
 大学教授が煙にむせながら丁寧に焼く魚は・・なかなかのもので、I氏も「焼き方」が板についていました。

 まず「エビスビール」缶で乾杯して、用意した日本酒8銘柄プラス参考1銘柄を順次飲んでいきました。
 一升瓶1本と4合瓶7本、500ml瓶1本を用意して、量的にはかなり余ると予想していたのですが、結果的にはほとんど残っていなかったようです。

 午後3時に開始して午後8時半頃解散、なかなか充実した時間を共有できたと思います。

今回のお酒は8銘柄プラス番外・・・

お酒の銘柄等詳細はテキスト版リポート

 メンバーの舌に慣れているせいもあるのだろうか、今回も「鷹来屋」の評判はなかなか高いものがあった。

 個別の細かい評価等はテキスト版の方を見て貰いたいが、ずっとランクの高い「九平次」といい勝負というのが実感だった。

 「千羽鶴」は、とにかくアル添大吟の典型といえばいいのだろうか、これといった欠点もなくそれなりにバランスのとれた吟醸酒であるが、私は昔の方がいいと思う。

 「龍梅」は県産酒として予想以上のレベルで、「千羽鶴」クラスを追い越す可能性もあるかと感じた。
 「倉光」は、大分市内では唯一の造り酒屋となって頑張っているようだが、この大吟醸「沙羅」はあまり感心しなかった。

 「蒼田」も「蓬莱泉」も今回はあまり高い評価ではなく、特に「蓬莱泉」は最高価格だけに期待はずれといえるかも。
 右奥に隠れているのが「九平次」で、予想通り全体の評価も高かった。

 右端は参考出品として滋賀県の「道潅」純米吟醸を持参したが、開栓してから時間が経っているものを500ml瓶に詰め直したもので、アンケートの対象外としたが、けっこう評判はよかった。評価すれば2〜3位ぐらいかも。

というわけで、忘年会を兼ねての楽しいきき酒会でした。


お酒の銘柄等詳細はテキスト版リポート


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