第53回IZAKAYAきき酒会

〜 N氏博多行き壮行会を兼ねて、昼間のきき酒会 〜





2004年第2回IZAKAYAきき酒会ビジュアル版リポート・・お酒の詳細はテキスト版



 通算53回目、ことし2004年第2回のIZAKAYAきき酒会は博多に転勤するN氏の「送別会」を兼ねて、メンバーのプライベートスペースを借りての初めての「日中きき酒会」となりました。

 これが今回会場となった、メンバーE氏の自宅半地下にあるプライベートスペース。

 本来は基礎部分として埋め立てる予定だったということですが、それをコツコツと手を入れ、流しを作りつけ冷蔵庫も置いて、趣味の作業場兼仲間との歓談場という、絶好のプライベートスペースとしたというわけです。

 このように、机はブロックの上に載せた板だったり、椅子は輪切りにした木株とかいろんなものがあります。 

 最初は12人ぐらいまでを想定していましたが、だんだんと参加希望者が増えて、結果的には15人+1人という大人数になったため、ちょっと狭かった。 
 このプライベートスペースにはちゃんと「居酒屋木の花」という立派な名前がありまして、建築会社に勤務するあるじのE氏はれっきとした一級建築士です。

 建築士だから木工が得意ということはないのですが、この半地下作業場の壁周りには電気かんなやボール盤など木工用機械もあって、それを生かして収納棚や壁板なども手造りで、E氏の趣味の幅広さをうかがわせます。

 E氏の着る作務衣は、ちゃんと胸に「居酒屋木の花」の刺繍入りという念の入ったものでした。
 
 15人プラスひとりという人数が集まると、ちょっと全員が座るには狭かったのですが、それよりも・・・、

 なんとこの日は今年最高の暑さ!

 いやー暑かった暑かった。まだ5月というのに各地で30度を超す暑さの中、この半地下の「居酒屋木の花」には残念ながら冷房が無かった上に、室内3カ所で炭火を使ったのだから暑いわけだ。

 おかげで一応「きき酒会」というのにビールの人気が高く、「エビス生ビール」10リットルがすぐ無くなってしまった。

この暑さの中だと無濾過生原酒は重たいという声も・・・

 今回の酒は純米吟醸と特別純米の2種類で5銘柄。

 私としては、「飛露喜」を中心にやや軽めの「鷹来屋」と「開運」、やや重めの「九平次」と「星自慢」というバランスを考えたのだけど、この暑さの中でお酒の温度も上がってしまい、濃淳系で生酒の「九平次」や「星自慢」にとってはかなり厳しい状況になってしまったと思う。

 やや軽めの「開運」がすっきり飲みやすかったし、「鷹来屋」もクセがないぶん飲みやすかった。また「飛露喜」はこういう時でもバランスが良く、変わらぬ人気。

 「星自慢」は涼しい季節の方がよさそうだ。
 

お酒の銘柄等詳細はテキスト版リポート

 この暑さの中、テニスの試合で準優勝して駆けつけたI氏も、まず第一声は「ビール」で、きょうはIZAKAYAきき酒会だというのに・・・・・。

 料理の方は、主としてメンバー中の女性ふたりがお手製を持ち寄ってくれましたが、ビールにも日本酒にもある料理で皆さんにも好評でした。

 メンバーの中からは、こんどは涼しくなった頃にまたやりたいねという声が上がっていました。
 
 今回の主賓であるN氏は2001年の春に大分に転勤して来て、それ以来IZAKAYAの主要メンバーとして活躍(なにぶん、今年のきき酒選手権大分県第一位なのです)して来ましたが、このたび惜しくも転勤で博多の方に行くことになりました。

 お別れするのは残念ではありますが、また「博多で酒談義をする」という楽しみが増えたと思うことに致しましょう。今後も引き続きIZAKAYAのメンバーとして、博多から参加して欲しいな。
 
 例によっての「お酒美味しい!」ポーズです。
 

というわけで、暑い中ですがユニークで楽しいきき酒会でした。


お酒の銘柄等詳細はテキスト版リポート


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