第26回利き酒会 1997年5月9日(金)


会場 旬しょく亭
会費 5500円

「南極の氷も利いてみました」


対象酒



千羽鶴・大吟醸 「雫」  佐藤酒造・大分県  
はなり・「雫」  佐藤酒造・大分県 はかり屋オリジナル
亀の井・大吟醸 「雫」  亀の井酒造・大分県  
義侠・生40%  山忠本家酒造・愛知県  
手取川・大吟醸 あらばしり   吉田酒造店・石川県  
写楽・(寫楽)   純米吟醸 難波酒造・兵庫県  
美丈夫・雄町50% 濱の鶴酒造・高知県  
松の司・山廃吟醸「心酔」  松瀬酒造・滋賀県  

計8銘柄



参加者



gest/金田      /板山さん友人)さん
gest/        /後藤さん友人)さん
はかり屋の山野         )さん
00018/菅 健一 /ひろっぱ )さん
00021/友田 哲郎 /トモさん )さん
00285/佐々木義朗 /コーヒーBパパ )さん
00511/結城孝一郎   /有機酸 )さん
00692/石井 哲    /はぐれ )さん
01084/松村 亮司 /弟デス )さん
01129/後藤 明子    /アキ )さん
01361/石田 洋子 /マダム  )さん
01394/板山ひろみ         )さん
01544/浅井 秀二    /チフス・コレラ )さん
01580/田中 幸治 /セカンド )さん
01581/石田 孝一 /ムッシュ )さん
01716/橋本 吉彦   /ハッシー )さん
01966/津田紀芳    /     )さん
02529/江藤 邦雄 /920 )
03429/木村 由美   /きむゆみ )さん
03524/佐藤 洋輔 /ぼぶ )さん
04044/加藤京子 /むーみん )さん
05517/一万田 範彦  /     )さん

計22名


私の利き酒リポート



千羽鶴・はなり・亀の井・義侠というところは定番です。
手取り川・写楽は初めてですね。
松の司、美丈夫は何回か利きましたが、今回の出品酒は
はじめての銘柄ですね。

会場が畳の上に10人、カウンターに12人と分かれたために、
いつもの近況報告その他は省略してさっそく乾杯!
あとはぜいたくに大吟醸を飲み上げて、めでたくよっぱらいました。

さて、最初は利き酒会定番中の定番、
「亀の井」大吟醸雫
「千羽鶴」大吟醸雫
「はなり」雫という、豪華3連発!

私としては、「はなり」の柔らかさ、バランスの良さが印象に残りました。

「亀の井」 香りは華やかで、やや甘口でこってりした後口がある。
かすかに渋みがあり、悪くはないけど、全体に少しやりすぎかな。
この酒は前の方が格段によかった。

「千羽鶴」 香りはけっして派手ではありません。むしろ少な目で、
全体にすっきりしています。やや濃淳な味わいで、酸味もあるんだけど、
邪魔にならない程度。バランスは悪くないと思います。

「はなり」 とても柔らかくて、そのくせしっかりした主張があるって感じ。
同じ佐藤酒造の酒なのに、千羽鶴とはかなり傾向が違います。むしろ
全体に好ましい方にバランスがとれている感じで、あえていえばこちらの方が
酒としては一枚上手。

しかし・・・そのあとに飲んだ「義侠」には・・脱帽!

はっきりいって、前記3銘柄よりもさらに一枚上手だと思いました。
かなりこってりした濃淳系の味のはずなのに、すっきりしていて、
抵抗なく舌の上を転がって行く・・・喉ごしもいうことなし。
そのあとじわーっと後口が広がって、2度おいしい・・かな。

一押しは、やっぱり義侠だなあ・・


途中で「南極の氷」のためにウィスキーのロックで口にしたために、
あとの酒は何がなんだかわからなくなってしまいました。
やっぱり、お酒だけににすればよかった。

しかし、「南極の氷」は最高!
ピチピチ・・プチプチ・・チチチ・・・
みんなで耳のそばにグラスを持っていって、聞き入りました。
・・氷が、ないている・・・
本当に、ロマンチックな経験でした。



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