第24回利き酒会 1996年8月23日


会場 三姿郎鮨
会費 6500円

「大分県産酒の大吟醸利きくらべ」


対象酒

亀の井・大吟醸 金賞受賞酒 亀の井酒造・玖珠町
薫長・大吟醸 金賞受賞酒  クンチョウ・日田市
八鹿・大吟醸   八鹿酒造・玖珠町
千羽鶴・大吟醸   佐藤酒造・久住町
西の関・秘蔵酒    萱島酒造・国東町
龍梅・大吟醸     藤居商店・野津町
一の井手・大吟醸「慶」    久家本店・臼杵市
若牡丹・大吟醸「虚空蔵」   三和酒類・宇佐市
丹誠・大吟醸       丹誠酒類・緒方町
 
合計9銘柄



参加者



1.00021/友田 哲郎 (トモさん ) さん
2.00285/佐々木 義朗 (コーヒーBパパ ) さん
3.01581/石田 孝一 (ムッシュ ) さん
4.01361/石田 洋子 (マダム ) さん
5.01084/松村 亮司 (弟デス ) さん
6.01580/田中 幸治 (セカンド ) さん
7.02529/江藤 邦雄 (くにを )
8.02516/井上 正文 (マーボー ) さん
9.05517/一万田 範彦 (norihiko ) さん
10.00097/後藤 幸彦 (YUKI ) さん
11.安東洋子    (後藤さんお連れ) さん
12.02555/佐藤 雅徳 (MASA ) さん
13.03450/山野 英幸   (ハカリヤ ) さん
14.01716/橋本吉彦 (ハッシー ) さん

計14名



私の利き酒リポート



大分県内九つの蔵の大吟醸を飲み比べました。
今回は、今まで以上に「アカデミック?」な利き酒でした。ただし、
評価は、どの銘柄か当てるのではなく、どれが好きか・・ってやつ。

まず最初に「亀の井の」の金賞入賞酒を乾杯に使い、これを基準に
評価しました。

評価は10点満点とし、最初の亀の井6BY大吟醸を全員共通に
10点満点の6点とし、それ以降を採点してもらいました。

実は私は、疲れていたのかまわりが早くて、採点中から酔いがまわり、
終わりごろは足許があやしい感じでした。

さて、初めての県産大吟醸オンパレードの企画でしたが、結果として
なかなか面白かったですね。まず大成功でした。

味の方は、ほとんどがYK35(山田錦35%精米、協会9号酵母)の
造りだったのでしょうが、味そのものの差はあまりないと感じました。
上位の方はほとんど好みの問題といえるでしょう。

私は、飲み慣れていることもありますが、やはり「千羽鶴」「亀の井」が
いいと感じました。特に「亀の井」はいかにも大吟醸の味わいです。
一方で「龍梅」「丹誠」は、大吟醸として評価するのは、
ややためらうところがあります。

定番の千羽鶴・亀の井の他にも、県内の蔵もなかなか力を入れて
作っているなと思わせるものもありましたが、全体の平均レベルとして
考えてみると、全国トップレベルにはいま一歩というところでしょうか?

今回の一押しは「亀の井」とします。

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