働く環境


60歳以降の働く環境

 雇用安定法の改正により、60歳定年制度が延長されようとしています。
本人が希望し、これまでの勤務態度など特に問題がなければ、働き続けられる環境が整いはじめています。 しかし、現実には60歳で定年退職を余儀なくされたり、継続雇用されても、
給与などの条件を下げられる場合が多いのも事実です。

 働かなければ、年金の受給は厚生年金の報酬比例部分だけとなりますので60歳以降も働く必要があるのに退職することになった場合、雇用(失業)保険を利用すれば、ほとんどの方が、3〜5カ月間は失業給付を手にすることができますので、再就職先が決まっていない人は失業給付を受給しながら、職探しをしましょう。


雇用保険
(失業保険)
を利用する
・すぐに求職活動するという方は
 退職後、約1ケ月後から失業給付を受けられます。
・しばらく休養してから求職活動というかたは
 手続きをしておけば、受給期間を最長2年まで延長
 できます。
年金を
もらいながら
働く
・年金をもらいながら働くには
 1、従業員5人未満の個人事業所で働く
 2、パート・アルバイトとして働く
 3、個人事業主として仕事を請け負う
従前の会社で
引き続き
働く
・給料が下がった場合
 「在職老齢年金」と「高齢者雇用継続給付」で下がっ
 た給料の一部を
 補填することができます。 


  「在職老齢年金」と「高齢者雇用継続給付」については、社会保険庁HPで確認しましょう。