H編集長の気まぐれ編集日記

2003.3.26  昨夜は職場の送別会があり中途半端な飲み方をしたせいか今朝は短眠型人間を自称する自分としても予想以上に早い目覚めだ。何故中途半端かというと、職場ということ、自分の年齢、それに立場等々で、飲み方もそれなりに自粛するせいだろう。あとさき考えずに飲み挙げ句の直上的昏睡という、おゆぴにすと仲間での時のようなわけにはいかない。これでもそれなりに意識しているということだ。

 で、深夜にごそごそ起きだし、吉賀の回想録第2弾・ジャヌーへの挑戦(第2回)をアップした。大分での壮行会での一コマの中に懐かしい仲間達(大分登高会の青春群像)を見たときはちょっと感慨深いものがあった。苦心の労作・「遙かなるアンデス ヒリシャンカ南東壁回想」では、登攀記録もさることながら、当時のアンデスの人と生活を興味深く拝見させてもらった。第2弾は山屋にとって少なくともヒリシャンカよりは馴染み深い山だから、反響が聞かれることを期待しよう。

 ところで送別会といえば、おゆぴにすとHP共同製作者の一人・K副編集長が唐突に博多へ行ってしまい、残された小生としては茫然自失(オーバーな!)、「今後のHPの管理をどう考えてんだ!?」と叫びたい心境だが、よくよく考えてみるとハスモンヨトウ(脚注参照)のような習性をもつ彼のこと故、結局のところ今までと大して変わらないだろうとの結論に落ち着いた。まあ、編集会議と称する、居酒屋「迎楽」での飲み会の回数が減ったことは確かだ。

 その替わりといっては何だが、家での晩酌の回数が増したこともまた、事実である。晩酌といえば、最近上市された焼酎・栄花はコストパフォーマンスから考えてお薦めだ。なんと言っても、あの「兼八」を世に出した四谷酒造製だから悪かろうはずがない(この手の考えはやや短絡的ではあるが)。それに同じ宇佐市の久保酒造場の「文殊」もまた自分の口に合う。講釈をたれる程の聞き酒能力を持ち合わせているわけではないが、自分が「旨い!」と思えば「それでよし」だ。HPの更新は、当分、焦らずじっくり構えるとしよう。

ハスモンヨトウ:雑食性の害虫、老熟幼虫は一夜にして野菜の葉っぱを食べ尽くすほどの旺盛な食欲をもつ。夜行性で、行動範囲が広く、マーキングした成虫での調査結果によると、法則性のない行動習性はまさに東奔西走、役行者顔負けといったところだ。
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