警察犬の制度について 嘱託警察犬と直轄警察犬の違い
- 嘱託警察犬
- 大分県では嘱託制度の方式です。
一般家庭で飼い主さんが所有する犬を飼育・訓練して試験に合格した犬。
民間施設(○○訓練所等の名前)が所有する犬を飼育・訓練して試験に合格した犬。
の2種類あります。
試験に合格すると警察の要請を受けて、指導手(訓練士)とともに事件捜査等に出動します。大分県警察が毎年審査を行い、優秀な犬を選考します。
- 直轄警察犬
- 都道府県警察が直接飼育し、管理・運用する警察犬。警視庁等


警察犬訓練士(警察犬指導手)について 嘱託警察犬指導手(訓練士)と公認訓練士の違い
- 嘱託警察犬訓練士
(指導手)
- 上記に記載している大分県警察本部の行う嘱託警察犬審査会の試験に
1.飼い主さん自身が訓練した犬で上記の試験に合格した方。
2.民間施設で犬を訓練して飼い主さん自身がその犬で上記の試験を受け合格した方。
3.民間施設の訓練士が犬を訓練して、その犬が上記の試験に合格した訓練士。
※試験を受けるのは犬です。犬が合格する事により、その犬と試験を受けた方が同時に嘱託警察犬指導手になります。
飼っている犬が日本警察犬協会の訓練試験に合格しても、それは警察犬の素質がある事の証明で嘱託警察犬になることは出来ません。
あくまでも大分県警察の審査会に合格する必要があります。
大分県は嘱託制度の為、下記の公認訓練士等の資格は必要ありません。
犬を飼っている方なら誰でも試験を受ける事が出来ます。
- 公認訓練士
ドッグトレーナー等
- 公益社団法人(日本警察犬協会等)や一般社団法人(JKC)等の協会に所属して、
その協会の試験を受け、合格した訓練士。
一般家庭の犬のしつけや訓練等を仕事として行っている訓練士。
犬の訓練士やドッグトレーナーと呼ばれている方の事です。
大分県嘱託警察犬の犬種 について
大分県では、警察犬の試験を受ける事の出来る犬種が指定されています。下記の7犬種です。
エアデール・テリア
ボクサー
コリー
ドーベルマン
ゴールデン・レトリバー
ラブラドール・レトリバー
ジャーマンシェパード
大分県嘱託警察犬の試験について
- 足跡追求
- 人の残した臭いをもとに犯人や犯人の遺留品、行方不明者を捜索するもの
- 臭気選別
- 犯罪現場に残された犯人の遺留物を保管しておき、容疑者が判明したときなどに、その物と容疑者の臭いを嗅ぎわけ調べるもの仮想犯人のにおいを嗅がせ、約10メートル離れた台の上から同じにおいの付いた布片を持ってこさせる。
- 爆発物捜索
- 爆発物の捜索
- 捜索救助
- 一定の地域内で迷子や行方不明者、遺留品などを捜索するもの
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