 |
今回の参加者数は21人
今回の会場は大分市中央町というか、竹町アーケードの西口角、レストラン石合船(いしがっせん)です。本来洋食レストランなのに、鱧が出たりと和食系のメニューでした。
今回の参加者数は21人で、まあまあの数というか、よく考えたら去年の秋の会は22人だったので、概ね同じ数でした。
この写真、最後の石焼き肉のため室内が多少煙っていて、フォーカスが甘いように見えますが、これは煙のせいです。
|
 |
「一の井手」がなかなか良い感じ
まず最初は続けて県産酒の2銘柄、「一の井手」はなかなかしっかりした味わいで、県産酒も健闘しているなと感じました。多少雑味を感じますがこれは燗をつけると気にならなくなるもので、まあまあです。
「豊潤」は、すっきりした中甘口の感じだが、度数がやや低いせいか特に個性を主張することも無く、ごく普通の酒のように感じた。
「笑四季」は、これもすっきりした中甘口の印象。豊潤のあとで違いはわかるが、少し離して飲むと意外と違いがわからない。
|
 |
「鷹来屋」か「大七」か
「鷹来屋」は最初はやや辛口に感じますが、あとから意外に旨みを感じる酒です。香りが高いわけでは無いのですが、含むときにふわっと吟醸香を感じる、すっきり穏やかな酒です。
「五橋」は、1801酵母を使っている割りにそれほど香気が立って来るわけではないのですが、多少私の好みとは違うと思った。
「大七」は生もとだけあって、やはり燗のための酒と言っても良いかもしれない。常温ではまあ普通の酒という印象なのですが。これはけっこう好みに入るかもしれない。 |
 |
「十九」と「米鶴」は別な世界感
高知の「船中八策」はプラス8という日本酒度ですが、それほどの辛口という感じでは無かった。熱燗がまわって来ましたが特に燗上がりという印象は無く、燗には向かないのかなと思いました。
「十九」は未検査米使用のため純米表示ができませんが、生原酒であり舌を炭酸ガスが刺激して面白い味わいでした。この酒が一番の好みという人が最多の6人もいたのが面白いです。
「米鶴」は特別出品ですが、まあこの中では別な世界・・という感じで、それなりにしっかりした良い純米吟醸です。 |