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「繁桝」がしっかりした味わい
会場は大分市都町の「ん」です。
「美丈夫」は山田錦30%の高級酒。すっきりきれいな吟醸ですが、からっと喉を流れて行く感じで、やや淡麗に感じました。
「鷹来屋」は、うーんこれは何というか淡麗辛口というか、それなりにきれいですが、これといった特徴の無いように感じました。
「繁桝」は鷹来屋よりもやや深めの味に感じました。どちらかというと燗にも向きそうな味で、意外に自分好みかなと思いました。 |
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「豊潤」がそれなりに良い感じ
「三井の寿」Porciniというのはきのこのことだとか。味は可も無し不可も無しですが、加水のせいかなんとなく水の味を感じた。
「豊潤」は同じクラスでも飲むたびに味のポイントが違う印象があるのですが、この酒は芯のしっかりした味わいと感じました。もちろん燗酒としてもいいところを行きそうです。けっこう面白いと思いました。
「岩の蔵」天山の「七田」と反対に、これは「九州内だけ」だそうです。すっきりした吟醸ですが、もう少し何かひとつ力が欲しい。
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やっぱり「菊姫」
「能古見」は穏やかですっきりした吟醸っぽい味ですが、ちょっと能古見っぽくは無い感じかもしれない。でもこの味は燗酒に向いてる。
「一の井手」は最近日本酒に力を入れている・・というのが良くわかります。バランスとしてはもうひとつ・・というところはありますが、純米の本道・・という印象。燗酒も良かった。久家社長はいぜんこの会にも参加していました。
「菊姫」やっぱり菊姫だなあ・・というお酒です。ちと甘口に感じますが冷や良し燗良しのお酒ですなあ・・・・。 |
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資料が力作だった
今回の選酒係Eさん作成のレジュメは力作でした。
左の写真はその一部ですが、16世紀の後半に豊前・豊後など九州6カ国を支配した大友氏をテーマにした詳細な資料でした。
会場の灯りの下ではいささか読みづらく、皆さんお酒を飲むよりもまずこの資料を一生懸命に眺めておりました。 |