第29回利き酒会 1998年3月13日(金)


会場 三姿郎 
会費 6000円

「酵母の違い、新酒シリーズ利き酒会」


対象酒



奥播磨・鑑評会出品酒・おり酒   下村酒造店・兵庫県 \12000
三井の寿・金華 山田錦50%・7号酵母 井上酒造・福岡県  \3500
松の司・純米吟醸 山田錦50%・14号酵母 松瀬酒造・滋賀県  \3900
美丈夫・舞 純米吟醸 松山三井50%・9号系酵母    \3000
開運・吟醸 山田錦・五百万石50%・静岡酵母  土井酒造場・静岡県  \3000
國稀・吟醸     丸一本間・北海道 差入れ

計6銘柄



参加者



00021/友田 哲郎さん /トモさん
01084/松村 亮司 さん /弟デス
01581/石田 孝一さん /ムッシュ
01361/石田 洋子さん /マダム
00285/佐々木義朗    /コーヒーBパパ
01966/津田 芳紀さん(予定)
00511/結城孝一郎さん   /有機酸
00097/後藤 幸彦さん /YUKI
01394/手塚ひろみさん
浜嶋弘文さん(蔵元の特別ゲスト)
01716/橋本 吉彦さん   /ハッシー
02529/江藤 邦雄 /920


計12人


私の利き酒リポート



今回の目玉は・・・「奥播磨」の鑑評会出品酒・別仕込み でした。
おり酒で瓶内発酵しているんですね。栓がぽん!と音を立ててはじけて、
天井まで飛んで行きました。いやー、おどろいた。


さて今回のテーマは「酵母の違い」でした。

率直にいってその差は、なんとなくわかったというところです。
これが7号か、これが9号かと、比較しながら飲めばわかる。
だけど、そのままではそれがなんの酵母かは、わからないだろう。

実際問題として、酵母による差よりも米とか精白度とか、造りによる差も
むしろ大きいのではないか。

ふだんもっとも身近なのは9号酵母のはずなんだけど、
他の酵母の酒の方が身近に思えたのは面白い。

どの酒を一押しとするかは難しいが、「奥播磨」はともかくとして、
一般的には「松の司」ではないかと思う。


ただ、今回初参加の浜嶋酒造専務・浜嶋弘文さん持参の試飲用酒は
なかなかうまかった。
このあたりの味を安価に出して欲しい。



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