第13回利き酒会 1994年4月15日(金)


会場 三姿郎鮨 
会費 6500円

「チエちゃんの<夜明け前>のために」


対象酒


夜明け前・大吟醸 小野酒造店・長野県     
呉春・吟醸  呉春酒造・大阪府     
千羽鶴・純米吟醸 佐藤酒造・大分県     
亀の翁・大吟醸 久須美酒造・新潟県     
庭の鴬・大吟醸  山口酒造場・福岡県      
八重垣・純米吟醸  ヤエガキ酒造・兵庫県      
はなり・純米吟醸生々 佐藤酒造・大分県 はかり屋
賀茂泉・吟醸「朱泉」  賀茂泉酒造・広島県    
豊の関・本醸造  山田酒造・大分県    

計9銘柄



参加者

guest/はかり屋・山野さん
01947/仲矢智絵(特別ゲスト)
00021/友田 哲郎 /トモさん
00097/後藤 幸彦 /YUKI
00285/佐々木義朗 /レインボ-パパ
00367/清水 保雄 /はねちゃん
00511/結城孝一郎   /有機酸
01084/松村 亮司 /弟デス
01361/石田 洋子/マダム
01394/板山 ひろみ /ひろみ
01580/田中 幸治 /
01581/石田 孝一 /ムッシュ
01612/小関 洋一/
01716/橋本 吉彦 /ハッシー
02014/水口 洋 /
02173/伊達 嘉文/
02476/堤悦子 /


計17名



私の利き酒リポート


今回は前コアラ事務局員の仲矢智絵ちゃんを囲んで飲む会。
チエちゃんのリクエストにお応えして、「夜明け前」を入れました。
全体としては、純米吟醸・大吟醸の強者揃いです。

印象に残ったのはまず「呉春」の吟醸。
どっしりした感じでなおすっきりと、これはいくらでも飲めそうな酒。
これで3500円ならば・・まちがいなく安い!。

「はなり」・純米吟醸生々は期待通りの味でした。
生らしい香もありますが、舌の上では軽くすっきりしていて、
しっかりした中にも生々と思えない軽快さもあります。
これも3000円は高くはない。

また千羽鶴の純米吟醸とは、かなりの差があると感じましたが、
価格の違いを考えれば、純米吟醸も健闘しているというべき。
これで3000円台に収まっていればC/P比で勝つのに。

八重垣・純吟も、夜明け前・大吟も、なかなかの味で、
すっきり傾向ではありますが、いわゆる淡麗に流されない
しっかりとした味わいもあって、なかなか好みの酒でした。

さて、亀の翁です。
これは昔飲んだときの感動を感じませんでしたね。
独特の風味があり、それなりの個性はあるのですが、
以前に感じたほどの強い主張のようなものは感じられなかった。

こちらの舌がぜいたくになったのか、酒が変わったのか・・
たぶん、両方なのでしょう。

だから、私の当初からのリファレンスである千羽鶴も、
昔ほどの感激はないのです。当たり前ではありますが。

さて今回の一押しは・・・「呉春」でしょうね。
C/Pの勝利です。




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