第1回利き酒会 1991年6月7日(金)

会場 三姿郎 
会費 5000円

「記念すべきスタートは、幻の千羽鶴で」


対象酒

久保田・翠寿 新潟県・朝日酒造 本醸造・吟醸生  720ml \2700
無銘酒(千羽鶴・ラベル無し) 大分県・佐藤酒造 本醸造・大吟醸中汲  720ml 非市販
梅錦・吟醸辛口 愛媛県・山川酒造 本醸造・吟醸  720ml \2000
出羽桜・吟醸酒 山形県・出羽桜酒造 本醸造・吟醸 720ml \1350
一人娘・純米吟醸 茨城県・山中酒造\1500 純米・吟醸   720ml \1500
磯自慢・大吟醸 静岡県・寺岡酒造 本醸造・大吟醸 720ml \3500
萬寿鏡・垂水の酒 新潟県・萬寿鏡酒造 本醸造・生酒 720ml \1000
芳水・一番 徳島県・芳水酒造 本醸造・生酒 720ml \1200
春鹿・生がこい 奈良県・今西清兵衛商店 純米・吟醸生 720ml \1350
10 大山 山形県・加藤嘉八郎酒造 本醸造・生酒 720ml \1100
11 清泉 新潟県・久須美酒造 純米  720ml \1200
12 三千盛 岐阜県・尾張屋 純米 720ml \1650
13 若鶴・生粋 富山県・若鶴酒造 純米・吟醸 1800ml \2300


計13銘柄



参加者


guest/大平酒店店主
00021/友田 哲郎 /トモさん
00097/後藤 幸彦 /YUKI
01275/桑島 司 /
01361/石田 洋子 /マダム
01580/田中 幸治 /セカンド
01581/石田 孝一 /ムッシュ
01716/橋本 吉彦 /ハッシー

計8名



私の利き酒リポート

 最初ということもあって、とにかく手当たりしだいに集めてしまって、数が多すぎて何がなんだかわからなくなった・・・のは失敗でした。

で、メモに残っている限りの利き酒結果です。

「久保田・翠寿」すっきりした淡麗な味わい。ただし若干私の好みではない。

幻の「千羽鶴・ラベル無し」これはすごい酒。もう「ほんものの酒」というべき。
千羽鶴の市販大吟と較べても格が一段上。忘れられない味。

「梅錦・吟醸辛口」ラベルには辛口とありますが、むしろ柔らかくさっぱりして
軽快な印象、好みとは別に現代的な吟醸酒の感じ。飲めます。

「出羽桜・吟醸」華やかな香りと味。まるでワインのようにフルーティな印象。
しかし喉ごしは奥行きが浅い感じ。

「一人娘・純米吟醸」 淡麗名ななかにもしっかりした味。しかし私の好みではない。

「磯自慢・大吟醸」まちがいなく大吟醸の風格があるが、「無銘千羽鶴」には力及ばず。  

「萬寿鏡・垂水の酒」本醸造生酒。私の好みに近いですが、度数が18度未満と
やや高めのために印象があるのかも。

「芳水・一番」やや甘口。いかにも生酒らしく、荒っぽさがかえって個性の味と思った。

どちらかというと私の好みです。

あとは、ちょっと印象に残っていないというか、覚えていない。


 結論としては、無銘の千羽鶴にシビレた日でした。まちがいなく、最高の酒だった。これ以来、お目にかかっていないと思う。

 幻の千羽鶴・・・・・・・・・・・・・


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