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活動日誌
平成9年度(1997)

生徒の活動日誌から転記していますので、生徒の言葉で書いています。
この研究は課題研究(週6時間:火曜日3時間・金曜日3時間)の時間を使って進めています。

  1/30 金 
発表会の日(1〜3限)
  1/27 火 
発表の準備
OHP作成(目的、方法、結果、タイトルなど)再度見直し、説明文を考えた。 <河野の感想>
考察を考えるのがとても困難だった。でも、良い発表になるといいと思う。
  1/23 金 
発表の準備
前回に続き、OHPの説明文を考えた。
  1/20 火 
発表の準備
OHPの説明文を書いた。
<後藤の感想>
今日はOHPの説明を考えた。頭を使うので痛い。後少しなので、悔いの残らぬよう真剣にやりたいです。
  1/16 金 
人口と濃度の関係グラフ書き、発表の準備(OHP作り)
研究のまとめを行った。そのなかに「人口と濃度の関係」グラフを作成した。人口が増えると濃度が増加していた。 また、課題研究発表会の準備をした。
<田部の感想>
今日は発表の準備をした。写真を選び出したりした。写真を見ながら、なんか、大変だったなぁーと思ったり、 いろいろなことをしたなぁーとか思った。あと少ししたら発表なので、良い発表ができたら良いと思う。
  1/13 火 
インターネットに載せる写真選び、人口の記録、発表準備
「写真で綴る生徒の研究」を作った。人口と濃度の関係について統計を取ってみた。
<安野の感想>
人口順にデータをまとめたが、少しばらつきがあった。もうちょっとまとめたい。
  1/ 9 金 
データ整理、課題研究の発表準備
まだ整理の終わってないデータの整理を行った。また、本「理科系の作文技術」によって、発表の仕方や OHPの作成方法を学習した。
<河野の感想>
いよいよ発表間近で、うまく発表できるか少し不安だけど、頑張ってやり遂げたいと思います。
 12/23 火  天皇誕生日
 12/19 金 
測定データの整理
測定者の環境より、道が近くにあるか、周りに緑が多いかの2項目で分類整理した。
<後藤の感想>
風邪のため欠席者がいて、全部一人でした。とてもきつかった。先生のきつさが分かった。 欠席はしない方が良いと思った。
 12/16 火 
分析(6個)、白地図の作成
協力者から遅れて届いたカプセルの分析をした。白地図の作成は前回に続いて行った。
<後藤の感想>
今日はあまりきつい仕事はなかった。色分けはきつそうだった。環境の分類を行っているが、いまいち分からなかった。 今度はきちんとしたいと思う。
 12/12 金 
分析、白地図の作成、レポート書き
分析結果を基に、白地図に濃度別の点を打つ作業を始めた。また、来年の1月末で課題研究が 終了するので、レポートの作成をした。
<田部の感想>
白地図に点を打った。地図帳で調べながらの作業だったので頭が痛くなりそうだった。 点を打ちながら思ったのは意外にも「1」が多かったこと。時々、「7」があるのには驚いた。 今回やったのは、ほんのごくごく一部まだまだあるかと思うと頭が痛い。 でも、頑張ってきれいな地図を完成したい。
 12/ 9 火 
世界こども環境サミット’97へ参加します。
この模様は当日の午後1時から4時までインターネットによってライブ中継されます。よろしかったらご覧になって下さい。 午後1時から2時まで、特別講演として東京大学の宇沢弘文教授の講演があります。私たちは、その中の討論会に参加する予定です。 本校のテレビ会議システムを使って行います。
 12/ 5 金 
放課後の分析(期末考査3日目)
県内・県外分157個のカプセルの分析をしました。残りは未到着のカプセルと県内他校分となりました。
 12/ 4 木 
放課後の分析(期末考査2日目)
考査のことも気になりますが、分析のことも気になります。時間の関係で今日は県内外分の一部 108個の分析をし、14:30に終わりました。
 12/ 3 水 
放課後の分析(期末考査1日目)
放課後に分析をしました。時間の関係で今日は県内外分の一部111個の分析をし、 14:00に終わりました。また、大分市役所より測定局の値が届きました。先生によると昨年より 早く届いたので、早く分析結果をお知らせできるとのことです。協力者のみなさん、お楽しみに。
 12/ 2 火 
カプセルの整理、検量線の作成
県外の分、県内の分、学校内の分のカプセルの整理をした。
濃度の違う溶液を作成し、検量線の作成を行った。
<安野の感想>
今日は亜硝酸ナトリウム溶液を作り、検量線を作成した。1回で上手く完成したので良かった。
放課後の分析
放課後も分析をしました。時間の関係で今日は県外分の一部83個の分析をし、 17:30に終わりました。
 11/28 金 
回収カプセルの整理とレポートの作成等
校内の先生・生徒に協力をお願いしたカプセルを回収し、整理した。また、協力者へのアンケートを 考えた。
<河野の感想>
先生たちにカプセルをもらいに行ったけれど、全部揃わなくて少し残念でした。でも、ちゃんと覚えていて、 持ってきてくれた先生方もいて、とてもうれしく思いました。今日は実習でレポート書きをするが一番手がかかり 大変でした。
 11/26 水  一斉測定日(20時から翌日の20時まで)
 11/25 火 
校内用カプセルの配布等
校内の先生方へカプセルの配布、校内の生徒分のカプセルの作成(26日配布予定)をした。
<後藤の感想>
今日は学校の1年生の分を作った。他の者が先生方に配布していたので、先生と2人だったので大変だった。 いよいよ明日が測定なので緊張する。自分たちが作ったカプセルを全国の人たちが使ってくれるのをうれしく思う。
 11/21 金  強歩大会
 11/18 火 
試薬の準備等
発色液(ザルツマン試薬)の調整、亜硝酸ナトリウム溶液(検量線作成用)の調整をした。 また、卒業アルバム用の写真撮影があった。
放課後には雄城台高校の分(約100個)を分析した。社会の授業で結果を使うとのことでした。
<安野の感想>
今日は、発色液・亜硝酸ナトリウム溶液をつくりました。発色液の作成の時、使用した酢酸のにおいは すごいものでした。でも、出来上がった溶液は完璧だったので、早く測定して結果を出したいです。
 11/14 金 
協力者へカプセル発送
カプセルの封筒詰め(70封筒)、返信用の封筒準備をした。封筒の中にはカプセル(必要個数)、 環境測定の協力について(お願い文)、大気中の二酸化窒素の測定方法(必要枚数)を入れた。
<田部の感想>
今日はカプセルを送るため、送る個数をエアキャップに包んで詰めた。2個や10個が主だが、 いろいろあったので大変だった。返信用の封筒も準備した。無事に届いて返ってくれるといいなぁ と思います。
 11/11 火 
測定準備     
カプセル350個分の作成、その他のカプセルの作成、ナンバリング、測定表の作成、 住所のワープロ打ちをした。
<河野の感想>
今週はいよいよ私たちが作ったカプセルを協力者に送るようになります。そして、それが送り返されたとき、 測定をしなければいけません。カプセルの作成はとても地道な作業だったけれど、みんなと楽しくできて 良かったと思います。測定の方も頑張ってやりたいと思います。
 11/ 7 金  文化祭
 11/ 4 火 
測定準備     
カプセルの作成、大分県立三重高校の分カプセル50個の作成。フイルムケースの洗浄、 ワープロによる住所入力をした。
<安野の感想>
協力者の方々の住所を調べてみると予想よりは少なかったけれど、たくさんの県から協力者が集まって いました。大変な作業になるけれど日本中の環境を知るためにがんばります。
 10/31 金 
測定準備     
大分県立雄城台高校分のカプセル100個作成(授業でグループ研究するのに使用)、 神奈川県の原さん分のカプセル10個作成、ナンバリング、依頼プリントの作成(ワープロ打ち)、 フィルムケースの洗浄、その他のカプセル作成、測定表の作成、協力者への「お知らせ」メールの 作成をした。
<後藤の感想>
今日は実際にカプセルを自分の手で作った。すごく簡単だけど一つひとつが手作りなのできつい。 数もかなり多いようだ。だけど、協力者の人たちが多いのでうれしい。早く測定の結果を知りたい と思う。まだまだこれからが大変になると思う。
 10/28 火 
測定準備     
フィルムケースの洗浄、ワープロによる宛名入力、カプセルの作成(県外分)、 測定表の見直しをした。
<田部の感想>
フィルムケースを洗った。たくさんあったので大変だった。乾いたケースに濾紙を貼った。 今日は少しだったけど、まだまだ全国の協力者の分、そして本校の分と作るとしたら大変だなぁと思った。
 10/24 金 
分析の準備     
分水器の洗浄、タッパの洗浄、ワープロ打ち、ビーカーの洗浄。
河野と安野と学校の3カ所で、試験的に測定したカプセルの分析練習をした。
捕集液の調整(100ml作成)をした。
<河野の感想>
分析を実際にやってみて、数をたくさんやるには大変だと思ったけれど、 とても楽しくできたので良かったです。全国の結果が出るのが楽しみです。
 10/21 火 
測定の準備     
フィルムケースの洗浄、ろ紙の準備(短く切る)
レポート(環境問題について)のワープロ打ち
現在までにフィルムケース311個必要である。 
 10/17 金  中間テスト
 10/14 火  中間テスト

 10/10 金  体育の日

 10/ 7 火 
課題研究のメンバー決定
班員4名が決定した。班長 田部沙織、副班長 後藤守、記録 河野美幸、協力者まとめ 安野恵美(以上すべて3年生)。
これより週に6時間(3時間の2日)の研究がスタートした。今日は、「協力者募集の案内文」を考えた。また、みんなの「環境問題について」 の考えをレポートした。
「協力者募集の案内文」
はじめまして、私たちは大分県立緒方工業高等学校工業化学科
3年の「課題研究」研究員(田部、後藤、河野、安野)です。
私たちは、今、大気中の二酸化窒素の測定を行っており、協力
者を必要としています。協力内容は、こちらから送られてきた
カプセルを日のあたらない場所に固定しておき、24時間後に
回収し送り返していただくだけで結構です。
一斉の測定を11月26日(水)20時から24時間を予定し
ております。送料などは、こちらで負担しますので多くの方の
ご協力をお願いいたします。
ホームページアドレス
http://www.oct-net.ne.jp/~kankyo/
メールアドレス
kankyo@oct-net.ne.jp
環境問題についてのレポート(私たちの考えです)  10/24掲載

田部沙織
(焼き畑や森林伐採からの砂漠化)
どんどん広がってきて自然がなくなり自分達が住めないような 土地になってしまいそう。 木を切ったなら別の場所でもいいから少しずつでもいいから木を植えて 育てて行けば自然はなくならないと思うし砂漠化も少しは防げると思う。
(ゴミ問題について)
今のままだとどうしようもないくらいにゴミだらけになってしまう。 燃やしてもそれはそれで温暖化につながってしまうしそのままで おいていても捨て場がなくなってしまう。また捨て場をつくれば自然が けずられてしまう。 使えそうな物に対しては使える以上使って必要でなくなっても 使えるならフリーマーケットとかで売ってみるのもいいと思う。 リサイクルできるものはリサイクルしていけば減るだろうし 人それぞれがきちんと考えて理解してたら少しは減って行くと思う。 いろんな環境問題に対して一番大切なことはそれぞれに対しての 理解だと私は思う。 今「ダイオキシンが発生するから」とゴミの分別 を学校で取り組んでいる。流行のプリクラのシールも原因のひとつで 捨てられなくなったにもかかわらずローカなどに捨てられている。 一人ひとりがそのことに対して理解できていれば起きないこと だと私は思う。 しかし突然「捨ててはいけない」「焼却炉がなくなる」とか言われても 実感わかないし癖になってるから理解にも苦労してしまう。

後藤守
私は環境問題についてはあまりよく考えないが大気汚染と水質汚濁のふたつについては少し知識がある。 よく知っているのは水質汚濁の方だ。 工場から流れ出た工場排水で川や海が汚れ、その中を泳ぐ魚が病気をもちその魚を人間が食べ病気になる。 よくあるのが熊本県の水俣病である。 これからもこのままの状態がつづけば地球は人間が住め なくなると 思う。そんな事には絶対したくない。 今後人間が一人ひとり気をつけないと将来地球はなくなると思う。 今の地球の人間はあまり環境について考えてないが少しずつでもいい ので考えていって昔みたいなきれいでとても住みやすい地球にしたいと 思う。そうするにはまず一人ひとりが少しずつ良くしていくことが 一番大切なことだと思う。

河野美幸
車の排気ガスやゴミを燃やすときに出るCO2などで地球内の空気が 汚されて地球温暖化につながっている。 他にも多くの場所で木が倒され森林が少なくなっている状態なので 自然がなくなり住みにくい場所になってしまう。 日本はとても豊かでいろいろな面で役立つものがたくさんあるが 家を建てるために森林を無くし次々に建てるなど自分たちが住んでいる 場所を自分たちで汚す結果になっている。 最近ではフロンガスについて考えるようになっているがもっと多くの 面で考えていく必要があると思う。 いろいろな製品でフロンを使わないようにしている。他にもいろいろ な対策でオゾン層の破壊を防いでいかなければならない。 自分がまだ知らない場所で少しずつ破壊している部分があるのでは ないかと思うとすごく不安ばかりたまってきてしまうけれど自分達自身が今できることをやれば少しは防いでいけると思う。 一人ひとりがもっと環境問題について学んでいき自分にも関係の深い ことだということを知ってもらいたい。 私自身もまだ知らないことを学んでいき問題解決に向けて参加して いけたらなぁと思っている。

安野恵美
(地球温暖化について)
北極等の氷が溶けて水位が上昇する。 気候が変わり生態系も変わっていく 一番二酸化炭素が多かったときの分がまだ上昇中 だからこれからどんどん温暖化していく。 今減っていても元に戻るのにすごく時間がかかる。 二酸化炭素を減らすことが大事。これからの温暖化やフロンによるオゾン層の破壊 での紫外線対策をもっと考えなければならない。
(ゴミ問題について)
便利な時代になるにつれて、ゴミも増えてきた。利用出来るものを捨てている。 ゴミの量が多く、捨てる場所がなくなってきている。川や海などにも捨てるため、自然が汚されて、生物が死んだりしている。 このままではゴミに埋まってしまう。 紙・発泡スチロール・缶その他の物も再利用をもっと活発にしなければならない。 ちょっと昔に戻って「もったいない」気持ちを大切にする。 ゴミに税をかけてもっと国全体にゴミ問題の重大さを思い知らせる。


kankyo@oct-net.ne.jp

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