瑞牆山  
                                                    鈴木 隆

11月8日(土)奥秩父 瑞牆山へ足を伸ばした。

浦和駅前にて、友人とまちあわせ、5:00発 16号 中央高速八王子IC 須玉IC増富温泉を経て瑞牆山荘着8:55(大宮より195K)。

相模原からの合流組5名の到着を待ち総勢7名にて10:05スタートとなった。

今秋は、関東地方は、週末になるとが天候に恵まれない時期が続いたが、今日は久しぶりの快晴であり,山頂からの大展望を期待しながら車を飛ばして来た。

今年の紅葉は、夏の高温のせいか色づき具合もやや精彩を欠く印象であり、時期も遅れているが、秋の瑞垣山ははじめてであり快調に足を伸ばす。

         

富士見小屋10:40 天鳥川渡渉11:00 大ヤスリ岩基部11:50 頂上着12:15

頂上は、ほぼ1ヵ月ぶりの好天と紅葉シーズンで足の踏み場も無いくらいの人出である。

関西からの百名山ツアーも来ており、百名山ブームでこの時期、登山口の駐車場に観光バスが並ぶのもいつものことである。

                

頂上からの展望は、秋にしては、遠望がきかず、北アルプス方面は見えないものの、佐久の名山 御座山、八ヶ岳、南アルプス、富士山が見え、金峰山は指呼の距離である。

富士山、北岳には積雪があるものの甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、八ヶ岳等には確認できずやはり冬の到来は例年より遅い印象である。

      

日差しも心地よく絶好の登山日よりであるが、素手で岩を触るとやはり冷たく秋は着実に

その歩みを進めていることを感じる。昼食を済ませ、展望を楽しんだ後、下山開始。

12:57頂上発、14:45瑞垣山荘着。

帰りは信州峠(山梨と長野県境)を超え三国峠を目指す。

金峰山の登山口である川端下、甲武信ヶ岳登山口である毛木平への満ちをを右に見て車を進めると夕日を浴びて燃える様な紅葉が目を引く。これから、三国峠を超えて帰路につく事とする。

峠を超えて埼玉県側に入ると未舗装のダートに変わるが、これから、17KMは林道となり、ガードレールも気休めの気を抜けない運転が続く。中津川渓谷を経て秩父で夕食を済ませ、大宮へ帰着した。

(三国峠は、12月1日から4月30日までは、冬季閉鎖となる。)

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