「森と遊ぶ会」へのお誘い

「森あそ」自然観察会へのお誘い

お父さま、お母さま方へ
子供たちと「花」や「虫」について話したことありますか?子供は自分たち人間以外の生き物に自然と興味を示します。そして、それについてお父さんやお母さんと話がしたいのです。「ね、ね。お母さん。この白い花きれいだね!」「お父さん!この虫、あくびしているよ!」こんな子供たちの感動や発見を一緒に楽しみたいと思っています。

自然観察会とは、「自然を感じる心をはぐくむ会」です。
自然観察会は、自然を理解させようとか、自然の大切さを教えようとかだけのお勉強会ではありません。「自然っておもしろい。」とか、「少し怖いときもあるけど楽しいね。」といった体験を重ねていく会です。(興味が湧いてきたとき、自分で考えるための原体験になればと思っています。)

自然観察グループ「森と遊ぶ会」(SINCE1983年)とは、文字どおり森と遊んでいます。
20年近く森や川で遊び続けている会です。いまだに飽きることはありません。初めの頃のこどもたちは、もうお父さんやお母さんになっています。この会は、当初、田尻小学校の保護者と教師が、いっしょになって作った会です。自然への道案内役をするのは、経験豊なお父さんお母さん方で(自然観察指導員)で、みなさんと同じ視点や悩みを持っています。また、すこやか体験活動や総合学習でおなじみのボランティアティーチャー、足立高行さんや、堤賢三さん、伊東博光さんも会員です。

自然観察の大切さ!
TVや本による疑似体験よりも、庭の片隅で咲くタンポポの生き方を知ってほしいのです。タンポポを観察していると虫が近づいてくることもあるし、雨が降ることもあります。「なぜ花を咲かせるの?」「なぜ花が終わった後、茎が伸びるの?」「なぜここにいるの?」など不思議がいっぱいです。もしかするとお父さんやお母さん方のほうが夢中になるかもしれません。そして、TVでは味わえない自分で答えを見つけることの楽しさを体験することができるでしょう。一度、「森と遊ぶ会」の自然観察会を冷やかし半分でのぞいてみてください。
  「へ〜!」と感心されるか?笑ってしまうか?お楽しみに・・・・
(文:伊東とも子)