すみ循環器内科クリニック 本文へジャンプ
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診療内容

1.循環器

 循環器は心臓、血管に起こる病気を言い、虚血性心疾患(狭
心症、心筋梗塞)、不整脈(脈が速くなったり、とんだりする)、心
不全(心臓は全身に血液を送るポンプですが、その力が落ちて
しまう)、心筋症(心臓の筋肉が厚くなったり、薄くなったりして動
きが悪くなる)、弁膜症(各室を仕切っていた弁が逆流したり、狭
くなり流れが悪くなる)、さらに四肢、頚部の血管の狭窄や閉塞、
高血圧を治療します。心電図、心エコー、24時間心電図、運動
負荷心電図などの検査機器を揃えており、短時間で検査結果も
判明します。また外科的治療や、当クリニックでは行えない検
査、治療は、関連病院へご紹介いたします。

2.糖尿病

 糖尿病はいまや国民病とも言え、予備軍を含めると1200万
人ともそれ以上とも言われています。糖尿と書くのでおしっこ
のことを心配される方が多いのですが、血液を検査して診断
します。
 糖尿病は合併症が怖く、眼に起こる網膜症、腎症、神経症
を3大合併症と言います。最近では失明の原因第1位、透析
導入の原因の第1位になっています。さらに動脈硬化を進行
させ前記の虚血性心疾患を引き起こしたりと、各臓器に障害
を起こしています。当クリニックでは血糖値、グリコヘモグロ
ビンA1c、検尿などの検査は院内で行っており、すぐに結果も
判ります。また教育入院が必要な方は、県立病院やアルメイ
ダ病院へお願いしています。
 当クリニックでは、私がこれまで勤務医時代に専門に診て
いた循環器疾患(心臓、血管系の病気、高血圧など)、糖尿
病を中心に呼吸器(肺、気管支などの病気)やその他の内科
疾患を診ています。

3.呼吸器

 呼吸器とは気管支、肺を指し気管支喘息、肺気腫などの
病気を治療しています。最近話題の睡眠時無呼吸症候群
が疑われる方には、検査機械の装着法をお教えし自宅に持
ち帰っていただきしらべています。さらに持続陽圧呼吸療法
が必要となった方には、器械も貸し出しています。また風邪
のシーズンにはインフルエンザワクチンの注射、肺炎球菌ワ
クチンの注射も行っており、予防にも力を入れたいと思いま
す。




4.動脈硬化

 動脈硬化は前述した糖尿病などを含めた、生活習慣病
(高血圧、高脂血症、肥満、喫煙など)により血管のに、ち
ょうど鉄製の水道管の中に赤錆が付いてゆくようにコレス
テロールが血管の壁に溜め込まれ、粥状硬化を起こし血
管を狭くし血液の流れが悪くなり種々の症状を起こしま
す。それが心臓で起これば狭心症、さらに血管が詰まれ
ば心筋梗塞となります。下肢の血管に起せば歩くと筋肉
が硬くなり、痛みがでたりするようになります。血圧を測る
ようにして簡単に四肢の動脈硬化を検査する器械、全身
性の血管内皮機能から、心血管疾患などに代表される病
変を評価する Endo-PAT2000という機械があり、早期の
血管の検診をお勧めします。さらに動脈硬化の強そうな
方には首の所にある頚動脈をエコーで観察し、血管壁の
肥厚、狭窄を検査しています。