
佐田の名所
佐田京石
高さ2.5m余の巨石9本が並ぶ、ストーンサークル(環状列石群)。
文字の無い時代の信仰を伝えながら、いまだその意図が明らかになっていない神秘的な史跡です。
近年では、「強い力が未だ残るパワースポット」として紹介されることが多くなりました。
米神山は、山全体に古代信仰の痕跡を残しています。中でも、県道658号線沿いに立つ立石郡「佐田京石」は、弥生期(200年頃)のものと推定され、市指定史跡となっています。
2本併立していたものが1本欠如し9本になったと考えられ、現在見ることができるのは、併立しているものが2対、1本立が3本、倒伏2本となっています。
由布山を望む霊場であった、鳥居の原型である、経文の埋蔵を示している(※)など諸説示されていますが、定説はありません。(※ 円照寺が所蔵する「米神八景一軸」には「八の紐とくや妙なる法の花開きしあとを残す京石」という記述も残されています)
また、佐田の京石より一段低い所には、「平成の京石」と呼ばれる立石郡もあります。こちらは、土地改良の際に掘り起こされた巨石を立てたものとなっています。
毎年春には、宇佐神宮の神官や巫女による神事や米神山登山等から成る「巨石祭」が催されています。
文字の無い時代の信仰を伝えながら、いまだその意図が明らかになっていない神秘的な史跡です。
近年では、「強い力が未だ残るパワースポット」として紹介されることが多くなりました。
米神山は、山全体に古代信仰の痕跡を残しています。中でも、県道658号線沿いに立つ立石郡「佐田京石」は、弥生期(200年頃)のものと推定され、市指定史跡となっています。
2本併立していたものが1本欠如し9本になったと考えられ、現在見ることができるのは、併立しているものが2対、1本立が3本、倒伏2本となっています。
由布山を望む霊場であった、鳥居の原型である、経文の埋蔵を示している(※)など諸説示されていますが、定説はありません。(※ 円照寺が所蔵する「米神八景一軸」には「八の紐とくや妙なる法の花開きしあとを残す京石」という記述も残されています)
また、佐田の京石より一段低い所には、「平成の京石」と呼ばれる立石郡もあります。こちらは、土地改良の際に掘り起こされた巨石を立てたものとなっています。
毎年春には、宇佐神宮の神官や巫女による神事や米神山登山等から成る「巨石祭」が催されています。
- [参考文献]大隈米陽/編(1952)『豊前国佐田郷土史 上巻』佐田村:佐田村公民館
- [参考文献]安心院町誌編集委員会/編(1970)『ふるさと佐田』安心院: 安心院町誌編集委員会
- [参考文献]安心院町身心すこやか事業推進委員会(1988)『ふるさと佐田』
冬の佐田京石
巨石祭での舞奉納
平成の京石側から望む佐田京石