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京極堂シリーズはどれから読めばいいの?
執筆順に読むのが吉。
姑獲鳥の夏
魍魎の匣
狂骨の夢
鉄鼠の檻
絡新婦の理
塗仏の宴 宴の支度
塗仏の宴 宴の始末
百鬼夜行 ―陰
百器徒然袋 ―雨
今昔続百鬼 ―雲
陰摩羅鬼の瑕
百器徒然袋 ―風
邪魅の雫
百鬼夜行 ―陽
今昔百鬼拾遺 ―月(今昔百鬼拾遺「鬼・河童・天狗」の合本)
鵼の碑
幽谷響の家(次作予定)
順番を変えたい場合は以下の点を参考に。
(ミステリー@2ch掲示板/京極夏彦総合スレッドより)
姑獲鳥
を飛ばして
魍魎
を先に読んでも、特にネタバレはない。
狂骨
では
魍魎
の犯人がネタバレ。
鉄鼠
は
姑獲鳥
を読んでいなければ理解しにくいネタ多し。
関係者の重複も大。必然的に
姑獲鳥
のネタバレになっている。
絡新婦
は
魍魎
の事件と関連あり。
魍魎
を読んでいないとわからないネタあり。こちらも
魍魎
のネタバレあり。
塗仏
はそれまでの五作のオールスターキャスト。
当然ネタバレもあれば前作とつながるエピソードも多い。
陰摩羅鬼
は
姑獲鳥
さえ読んでいればOKかも。
邪魅
は
塗仏
以降を予め読んでおくとベスト。
百鬼(陰)
は
塗仏
まで読んでから読まないと意味不明。
特に
魍魎
と
絡新婦
のネタバレあり。
百器(雨)
は
塗仏
の後日談あり。一部ネタバレ。
今昔(雲)
はネタバレはないからいつでもどうぞ。
百器(風)
は
百器(雨)
と
絡新婦
のネタバレあり。
「ぬえのいしぶみ」刊行までの経緯
「鵺の碑」ではなく「鵼の碑」。
2006年9月刊行の講談社ノベルス「邪魅の雫」巻末で、次作の題名として発表されたのが初出…だったはず。
以下、これまでの経緯。
2012年。
文藝春秋より「定本 百鬼夜行 陽」刊行(新刊)。
「鵼の碑」に繋がる物語も収録。
「定本 百鬼夜行 陰」も同時刊行。
●京極 夏彦『定本 百鬼夜行 陰』『定本 百鬼夜行 陽』|文藝春秋|特設サイト
2014年。
文藝春秋より、文庫版の「定本 百鬼夜行 陰」「定本 百鬼夜行 陽」刊行。
2016年。
講談社より、新書版の「完本 百鬼夜行 陰」「完本 百鬼夜行 陽」刊行。
大極宮のアカウントによるツイートによると、
『
おんなじじゃ申し訳ないということで、全面改稿になりました
』とのこと。
2020年8月。
講談社ノベルス「今昔百鬼拾遺 月」刊行。
帯に「鵼の碑(近日刊行予定)」。
2020年9月。
講談社文庫「文庫版 今昔百鬼拾遺 月」刊行。
帯に「文庫版 鵼の碑(近日刊行予定)」。
2022年3月。
講談社文庫「文庫版 地獄の楽しみ方」刊行。
帯に「文庫版 鵼の碑(次作予定)」。
2022年4月。
講談社・文芸書/文庫本販売部のアカウントによるツイート。
『
現時点では発売時期は未定となっております
』とのこと。
2022年10月26日。
朝日新聞夕刊「時代の栞」の作者インタビューによると、
『出ないことはありません。タイミングを見計らっておりますので、お待ち下さい』とのこと。
2021年12月の配信(ゲンロンカフェ)でも同様のことを言っていたらしい。
2023年9月14日、講談社から単行本(ハードカバー)と新書(ノベルス)が同時発売!
Kindle版電子書籍も。
●鵼の碑 京極夏彦30周年記念PV祭り(YouTube)
●京極夏彦 新作書き下ろし『鵼の碑』が講談社から9月14日発売(PR TIMES)
単行本を購入した人の情報によると、文庫版は「2024年以降刊行予定」。
表紙が公開されているから刊行はそんなに遠くはないのかも。
●文庫版のシリーズの表紙の装丁が(沙流/X)
※24/04/12現在、
新刊書籍発売予定表(講談社BOOK倶楽部)
の「6月」分に文庫版の記載無し