京極堂シリーズはどれから読めばいいの?

執筆順に読むのが吉。
  1. 姑獲鳥の夏
  2. 魍魎の匣
  3. 狂骨の夢
  4. 鉄鼠の檻
  5. 絡新婦の理
  6. 塗仏の宴 宴の支度
  7. 塗仏の宴 宴の始末
  8. 百鬼夜行 ―陰
  9. 百器徒然袋 ―雨
  10. 今昔続百鬼 ―雲
  11. 陰摩羅鬼の瑕
  12. 百器徒然袋 ―風
  13. 邪魅の雫
  14. 百鬼夜行 ―陽
  15. 今昔百鬼拾遺 ―月(今昔百鬼拾遺「鬼・河童・天狗」の合本)
  16. 鵼の碑
  17. 幽谷響の家(次作予定)

順番を変えたい場合は以下の点を参考に。
(ミステリー@2ch掲示板/京極夏彦総合スレッドより)

「ぬえのいしぶみ」刊行までの経緯

「鵺の碑」ではなく「鵼の碑」。
2006年9月刊行の講談社ノベルス「邪魅の雫」巻末で、次作の題名として発表されたのが初出…だったはず。
以下、これまでの経緯。

2012年。
文藝春秋より「定本 百鬼夜行 陽」刊行(新刊)。
「鵼の碑」に繋がる物語も収録。
「定本 百鬼夜行 陰」も同時刊行。
●京極 夏彦『定本 百鬼夜行 陰』『定本 百鬼夜行 陽』|文藝春秋|特設サイト

2014年。
文藝春秋より、文庫版の「定本 百鬼夜行 陰」「定本 百鬼夜行 陽」刊行。

2016年。
講談社より、新書版の「完本 百鬼夜行 陰」「完本 百鬼夜行 陽」刊行。
大極宮のアカウントによるツイートによると、
おんなじじゃ申し訳ないということで、全面改稿になりました』とのこと。

2020年8月。
講談社ノベルス「今昔百鬼拾遺 月」刊行。
帯に「鵼の碑(近日刊行予定)」。

2020年9月。
講談社文庫「文庫版 今昔百鬼拾遺 月」刊行。
帯に「文庫版 鵼の碑(近日刊行予定)」。

2022年3月。
講談社文庫「文庫版 地獄の楽しみ方」刊行。
帯に「文庫版 鵼の碑(次作予定)」。

2022年4月。
講談社・文芸書/文庫本販売部のアカウントによるツイート。
現時点では発売時期は未定となっております』とのこと。

2022年10月26日。
朝日新聞夕刊「時代の栞」の作者インタビューによると、
『出ないことはありません。タイミングを見計らっておりますので、お待ち下さい』とのこと。
2021年12月の配信(ゲンロンカフェ)でも同様のことを言っていたらしい。

2023年9月14日、講談社から単行本(ハードカバー)と新書(ノベルス)が同時発売!
Kindle版電子書籍も。
●鵼の碑 京極夏彦30周年記念PV祭り(YouTube)
●京極夏彦 新作書き下ろし『鵼の碑』が講談社から9月14日発売(PR TIMES)

単行本を購入した人の情報によると、文庫版は「2024年以降刊行予定」。
表紙が公開されているから刊行はそんなに遠くはないのかも。
●文庫版のシリーズの表紙の装丁が(沙流/X)

※24/04/12現在、新刊書籍発売予定表(講談社BOOK倶楽部)の「6月」分に文庫版の記載無し