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過去の測定結果
平成6年度(1994)


分析者:工業化学科3年 飯倉秀一,岩本準子,佐藤弘章,首藤明美

測定日:1994.11.30 20:00〜24時間

測定範囲:大分県大野郡中心に720個(1017個のカプセルを準備,回収率75%)

 

市町村別二酸化窒素濃度マップ(1994)

測定個数の一覧表
学校名 人数 協力者数 回収率
緒方工業高校 483 311 64.4
大分工業高校 80 72 90.0
津久見高校 136 88 64.7
鶴崎工業高校 147 99 67.3
緒方中学校 171 150 87.7
合計 1017 720 74.8


中学校区別濃度分布 単位ppm

中学校区 最大値 最小値 平均値 個数
直入郡 0.015 0.008 0.013 7
竹田市 0.018 0.004 0.011 31
大野郡 0.041 0.003 0.015 300
南海部郡 0.030 0.020 0.023 4
佐伯市 0.022 0.017 0.021 3
津久見市 0.036 0.013 0.023 51
臼杵市 0.032 0.013 0.022 10
大分市 0.041 0.006 0.023 125
大分郡 0.024 0.012 0.015 7


生徒の感想
佐藤 弘章

私たちは,今回の環境測定として二酸化窒素の測定を行い,身の回りの汚染状況を知ることができました。地域によって濃度が異なる結果を得ました。今回は測定のみでしたが、次回は対策について研究してみてはと思いました。今回の卒業研究は確かに時間もなく大変でしたが、以後も後輩たちに研究してもらって,大分県内のもっと広い範囲で測定してもらいたいと思います。

岩本 準子

後輩にこれからしてもらいたいことは,もっと広い範囲での測定をしてもらいたいです。雨の日と晴れの日の違いがどのくらいあるかも調べて欲しいです。できたら,窒素酸化物だけじゃなく他の大気汚染物質も調べてもらいたいと思います。

首藤 明美

昨年から始めた二酸化窒素の測定,まだまだ続けていってもらいたいと思います。そして、もっと広範囲で測定してもらいたいです。川や海の近くなどで測定してもらいたいです。冬の時期だけでなく,一年間の四季の測定をし比べてみるのも良いと思います。

飯倉 秀一

大気汚染等という言葉は昔からよく知り、気にしていましたが,どれだけ人の健康に悪影響を及ぼしたり植物に被害を与えたりしているのかを測定しようとは思ってもいませんでした。今後,後輩にしてもらいたいことは,測定だけでなく植物にどれだけ被害がでるのかなどを研究してみるとおもしろいと思います。

kankyo@oct-net.ne.jp
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