広瀬福岡防衛施設局現地対策本部長様

2月22日の防衛施設局の
尾行行為に対する抗議と質問

 2001年2月22日安心院町で正午頃から13時頃まで約1時間にわたって、私人に過ぎない市民らに対して尾行行為をした福岡防衛施設局に強く抗議し、今後、2度と防衛施設局職員が私人らに過ぎない市民らを尾行したりするなどといった非常識な行為をすることのないように強く抗議し、謝罪を求めるとともに、以下質問する。

1)2001年2月22日正午頃、米海兵隊の安心院「五重の塔」への訪問が終了した後、地元の人たちとともに近くの喫茶店に向かった浦田龍次ら住民の車をずっと福岡防衛施設局のワゴン車「福岡300わ164」(乗っていた職員は5人)がつけ回し、安心院町内の喫茶店に入った後も、道路の向かいの大分銀行安心院支店駐車場に駐車をして監視し、店を出て安心院を去るまで、計約1時間あまりにわたって尾行行為を行った。 彼らに尋ねたら、私についてきていることを認め、広瀬現地対策本部長の指示であり、組織的行動であることを認めた。まず、福岡防衛施設局職員らが尾行行為をした事実を認めるか。

2)広瀬現地対策本部長が今回の尾行行為を行うように指示したというのは事実か。

3)福岡防衛施設局という国の機関が、私人である住民をつけ回して、私生活まで監視するという権限が福岡防衛施設局には与えられているのか。

4)福岡防衛施設局は今回、何を目的に尾行行為を行ったのか。

5)私人に対するこのような尾行行為は、あきらかに日本国憲法で禁じられたプライバシーの侵害であると考えるが、基本的人権に触れると考えてないのか。

6)この尾行の一件とは別に、2月16日にローカルNET大分・日出生台から福岡防衛施設局と米軍に対して提出した民間人砲撃事件に関する質問状に対する答えが2月20日の締め切りを過ぎてもいまだになにもないばかりか、遅れている理由も含めて連絡がなしのつぶての状態である。私たちが出した質問状について、どのように対処するつもりでいるのか、答えていただきたい。また米軍には質問状を渡してあるのか、米軍はどう対処するつもりでいるのか尋ねて、当方に知らせていただきたい。

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