参加隊員の感想集より


充実感と人の温もり

東北大学歯学部助手

駒井伸也さん(10次隊参加)

1996年の10次隊に初参加。プロジェクトは目標や行動計画が明確でHPCの開設準備や診療、訪問診療、学校検診、辻説法、健康教育とじつに多くの内容をこなすマンパワーにはすごさを感じ、それをまとめる経験豊冨な先生方のバイタリティには脱帽しました。スケジユールは濃密て決して楽ではありませんでしたが、ネパールの人たちのすてきな笑顔や隊員の方々の優しさと思いやりで精神的に癒されました。ボランティアするつもりが、ボランティアされたような感じです。ネパール歯科医療協力10次隊を経験して素直に感じたことが2つ。それは充実感と人のぬくもりでした。


地道な積み重ねが信頼関係に

歯科衛生士

岩崎節子さん(9次隊参加)

今回のネパールでは、これまで2回参加した診療班と違って、フィールド班に参加し、貴重な経験をしました。フィールドのメンバーが村の路地に安心して入っていけるのも、家庭の中に入り込んでいろいろな調査や健康教育をさせてもらえるのも、1989年に始まったこの活動の地道な積み重ねがあったからだと思います。日本から同じ団体が毎年1回必ず訪れて自分たちの歯の治療をしてくれるという隊との信頼関係から、さらにヘルスプロモーションという大きな実績につながるのだと実感しました。


ネパールが少しずつ見えてきた

歯科医師

沢熊正明さん(10次隊参加)

4回目の参加。初回5次隊のときの「診療室?」なる暗い小部屋での診療。6次隊におけるHPセンターの完成。診療機械の改善など、経験を重ねるごとに習熟し、診療活動はさらに一歩前進したことなど、懐かしい。前回よりスタートしたへルストレーニングに参画して、通訳を欠いた中でスタッフの創意工夫て乗り切り、帰国まぎわの閉校式で村の子供たちが「自分たちで健康について考えてみよう。」と表現した寸劇に、若干の成果を感じとり一同感激した。ネパールにおける活動の「在り方」が少しずつ見えてきた感触がする。


ネバールで何かを掴めそう

歯科学生

野田順子さん(11次隊参加)

以前から「途上国の無医村で医療の向上に貢献できたら。」という思いがあったのですが、その反面「医療の向上って何なんだろう。」という思いにもぶつかっていました。ネパールでの活動を間近に見るだけでもとの思いで参加しましたが、歯科医師としての将来だけではなく、自分が見えないいま、ネパールて何か学び掴めそうな気かします。自分の出来ることを精いっぱい尽くしたいと思います。


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