宇目町立木浦小中学校
宇目町木浦にあった小中学校です。木浦は、昔鉱山で栄えた町です。往時には、何千にもいた地区です。閉山後、過疎化し今は、老人だけの町になっています。校舎は、鉄筋と木造校舎です。中学校は、平成15年同時に小学校は平成15年休校平成22年に閉校しました。
南海部郡宇目町大字木浦鉱山367 小学校明治7年創立 中学校昭和22年創立

校歌
作詞 安藤 隆   作曲 羽田 三郎  
1 しゃくなげにおう四王子 古きいわれをさながらに
  いしずえかたくそびえたつ 清きまなびのいらかこそ
  われらが母校 木浦校

2 太古の原生林おいしげり 山脈とおく雲わきて
  真清水はしる川の辺に まことの道を学び行く
  我等が行方憂いなし

3 われらは進む日に月に たけき心と力もて
  学びの道にいそしまん 栄えある郷土たたえつつ
  栄えある母校 木浦校

校歌は、小中同じです。
校訓は、不明です。

   三階建ての校舎です。茶色が目立ちます。    校門です。左右それぞれに小学校と中学校なが入っています。
   水が豊富な木浦。この池もわき水でしょう。    体育館と校舎です。この校舎が中学校の校舎です。
   給食調理場でしょうか。    校舎改築記念碑です。地域のまとまりがあるかんじですね。
   ヘリポートの基地になっていました。    遊具が、運動場の端に並んでいました。
   校舎から体育館への階段です。かなり急です。    中学校校舎です。後でサッシに変えられたようです。
   ジャングルジムや雲底など遊具がそろっていました。    体育館も立派です。
   令和4年に行きました。少し離れたところにプールを発見しました。大きな学校のプールに負けない広さがありました。    木造校舎は、そのままでしたがかなり傷んでいます。

沿革史(宇目町史より)
明治 7年 4月    木浦鉱山浄徳寺(廃寺)を借用し木浦学校が開校した
明治10年 4月    西南戦争勃発により4月から11月まで全校休校になる
明治15年 4月    小学校則の改正により初等科第六級から一級までを置く小野市学校木浦分校となる
明治19年 6月    小学校簡易科に改める 木浦簡易学校となる
明治25年 7月    小野市尋常小学校第二分教場と改称
       11月    木浦鉱山鉛座町に校舎新築移転
明治34年 4月    小野市尋常小学校第二分教場が独立し小野市第二尋常小学校と改称
       11月    木浦鉱山長門町に校舎を新築移転
明治35年10月    補習科設置
明治41年 4月    学制改革により尋常科は六年の義務教育制となる 二学級編成明治42年 4月木浦尋常小学校と改称
大正 4年 4月    補習科廃止
大正14年 4月    高等科を併設し木浦尋常高等小学校となる
大正15年 7月    木浦青年訓練所併設
昭和 2年 4月    校旗制定
昭和 3年 4月    小野市青年訓練所、木浦青年訓練所を合併し小野市青年訓練所と改称、位置を大字南田原字椎の木とする
昭和 5年 4月     小野市青年訓練所から分離独立し、木浦尋常高等小学校に木浦青年訓練所を併設
昭和10年 4月    青年学校令公布により木浦青年訓練所を青年学校と改称
昭和11年 6月    校舎新築のために山神社等を仮校舎に借用
昭和12年 1月    木浦尋常高等小学校改築
昭和16年 4月    国民学校令により木浦尋常高等小学校を小野市村西国民学校と改称 木浦青年学校を小野市村西青年学校と改称
昭和18年 4月    東・西青年学校を合併し小野市青年学校と改称 位置を大字南田原字椎の木とする
昭和22年 4月    学校教育法の制定により小野市村立小野市西小学校と改称
昭和25年 4月    小野市村立木浦小学校と改称
昭和30年 3月    小野市・重岡・小野市両村合併により宇目村立木浦小学校となる
昭和36年11月    町制実施により宇目町立木浦小学校となる
昭和39年11月    給食調理室完成
昭和40年 1月    給食開始
昭和42年10月    運動場拡張
昭和47年 8月    プール完成
昭和50年 3月    開校百周年記念式典
昭和52年 5月    木浦小学校新築
昭和53年11月    米飯給食開始

中学校沿革史
昭和22年 4月    学校教育法施行に寄新制中学校が発足し義務教育年限三ケ年となる
        5月    小野市村立小野市西中学校として開校 西小学校に併設
昭和25年 1月    小野市東・西中学校統合 小野市中学校木浦分校となる
昭和28年 5月     校舎三教室新築 講堂新築
昭和30年 3月    小野市・重岡・小野市両村合併により宇目村立木浦中学校として独立 但し校長は木浦小学校と兼務
昭和35年 4月    校長の併任を解く
昭和36年 4月    校長の併任を解く
昭和36年11月    町制施行により宇目町立木浦中学校となる
昭和40年 1月    給食開始
昭和47年 8月    プール完成
昭和52年 5月    校舎完成
昭和60年 2月    体育館完成 

木浦中学校休校記念誌
昭和22年 5月10日 小野市村立小野市西中学校と称し小野市西小学校と併設される
昭和25年 1月 1日 小野市西中学校は、小野市東中学校に統合、同日付を以て小野市村立小野市中学校木浦分校となる
昭和28年 5月 1日 北九州方面に修学旅行
        5月31日 木浦分校と小野市西小学校と共有の講堂新築 
昭和30年 3月31日 小野市中学校木浦分校は、宇目村立木浦中学校として独立 校長は小学校と併任
昭和31年 7月18日 ピアノ開き
昭和32年 9月27日 文部省学力テスト
昭和35年 3月31日 校長兼任を解く 4月1日を以て校長発令
昭和36年 7月21日 運動場鉄柵落成
       11月 3日 町制施行により校名変更宇目町立木浦中学校になる
昭和38年11月 1日 水洗便所完成 小学校と共有
       11月16日 完全給食実施
昭和43年 7月23日 足洗い場二箇所及び渡り廊下コンクリート舗装
       12月15日 宿日直廃止に伴い宿直室を住宅に修改築 
       12月20日 職員入居
昭和44年 4月 1日 泉大掃除(土砂撤去)観賞用鯉飼育開始
        4月18日 砂場枠作り(職員作業)
        4月26日 西山校区保護者経費負担により自転車置き場完成
        5月28日 バックネット横網張り(職員作業)
        7月 4日 手洗い所完成(P、職員作業)
        8月30日 普通教室窓枠ペンキ塗装(職員作業)
昭和45年 4月 5日 便所下水道補修及び焼却炉改修
        5月 4日 普通三教室屋根瓦総入れ替え工事完成
        6月30日 創立15周年記念式典挙行
        7月 1日 プレハブ体育倉庫施設完工
昭和46年 8月 5日 台風19号屋根瓦百枚 給食室煙突、自転車置き場に損傷あり
昭和47年 8月    小中プール完成
昭和51年       小中学校校舎建築委員会
        7月21日 学校建築のためにプレハブ校舎に移転
       11月 6日 新校舎起工式
昭和52年 5月31日 新校舎落成式
昭和54年10月29日 新校舎新築記念碑除幕
昭和55年 9月27日 国旗掲揚台完成
昭和56年 1月21日 バックネット張り替え工事
       10月    中学校統合問題地区集会(西山、落水、木浦)
       11月 9日 中学校統合について木浦地区有志の会
昭和57年 6月25日 合同新聞テント一張り寄贈
        7月 9日 職員室裏庇取り付け
昭和59年 9月23日 体育館起工式
昭和60年 3月 8日 体育館落成式
昭和62年 8月10日 理科室防水工事完了
        9月 2日 国旗・校旗掲揚台ポール寄贈
       11月17日 防壁工事着工(給食調理室裏)
昭和63年 5月19日 ロータリークラブより図書寄贈
        9月12日 財団法人教育設備助成会よりビデオテープレコーダー、書籍、テープ寄贈
平成 5年 4月20日 富士通パソコン二台設置(情報基礎教育)
平成 6年 3月    校長室内装及び天井の張り替え 理科室にエアコン設置
平成 7年 7月    職員室エアコン設置
平成10年 3月21日 休校に伴いセレモニー
        4月 1日 休校に入る

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