修一と、楓は、昨日1日で、全ての事を話した
楓にとっては、たった1人。唯一便りにできる
信用できる。先輩と思って慕っていた。
1夜限りの、夜をともに過ごした事もあった
そして、朝を迎えて。修一は、走り込みを
楓は、修一の記念の写真と、言葉の書いた
色紙を目にした時に、楓に、刺激が走った
これ以上にない刺激が。楓に走った。身体の底から
やりたい事をやればいい!生きたい様に生きれば良い!!
この言葉に、楓は、自分のやりたい事と、強く生きる事を決心した
コーヒーを片手に、リラックスる修一。
食事の片付けをする楓。こんな風景は、美紀が一緒にいた時以来
3人で、楽しく食事をしてた時だった。
時間だけは、静かに過ぎていく
修一:しかし、学校がこうも、学校閉鎖になると厳しいな
楓;何で厳しいのですか?先輩
インフルエンザが流行っているのは、去年からですけど
確かに、今年は以上ですけど。
インフルエンザが異常に発生したのは、今年初だった
去年は、此処まではなかった。全クラスでかなりの数の
インフルエンザによる、欠席が多すぎる
修一:授業がまるで出来ないのでは
自宅で、予習をするしか無いからね。さすがにこれでは
勉強にはならないわ。頭が付いていけるか?
楓:先輩は、真剣なのですね。私も真剣ですけど
河合先輩もそうですね。浩二君はどうかな???
空手に、最近身体使ってるから・・・
浩二も、修一を越えようとしている1人。
同じ同級生にしては、良く人の事を心配する楓
それだけ、心配症だった
修一:浩二君は、あれでも頑張り屋だからね。
でも、無理は禁物だからね。始めた時も
頑張りすぎて、次の日身体全体、筋肉痛になってたし
楓:そんな事があったのですか?私は、初耳です
私も、格闘技を始めた時。手とか痛かったです
それだけ、運動してなかったので・・・・。
でも、今は慣れましたね。先輩。洗い物終わりました
楓が、洗い物が終わって、立って話してる
修一:楓ちゃん。立って話すと疲れるでしょう
隣に座りなよ。遠慮しなくていいから。
楓は、照れながら。修一の隣に座った。
楓:先輩の隣に座るなんて、初めての経験ですね
練習する時も、一緒にする事ないですから。
修一:そうだね。確かに、一緒に物事をする事無いね
時間が合わないのと、お互いに色々な事をやってるからね
2人で、仲良くソファーで座って話す事は、あまりない
美紀が、修一に思いを打ち明けた時以来
修一:ま、時間は、自分で作らないといけないからね。
楓:そうですよね、勉強もそうですけど。やりたい事も
先輩って、子供の頃は、どんな事してたのですか?
修一:私の子供の頃ですか?そうですね。笑わせる事が
多かったですね。何かと、物使って笑わせる事が多かったので
中学の時は、猿の真似したら、生徒全員大ウケで。
やばい事に、なった事もあったからね。
学校中に広がって、とんでもない事に。
毎日の如く、やってやって!言われてましたね
楓:ハハハハ。先輩。意外ですよそれ!
そんな一面があったとは、思わなかったです
私には、とても真似が出来ないです。
あ、でも。私も、文化祭の時に、
あの、オペラをするのが、うちのクラスの出し物で
セリフが、覚えられなくて、全部、アドリブでやったのですよ
修一:中学の時に、オペラとは凄いな!で、どうなったの
楓:大失敗で終わると、思ったのですけど。
セリフを、全員が覚えてなかったので
完全的なアドリブでしたけど。全員で協力して
やってみたら、笑いありの、感動あって。
終わった時には、みんなで笑ってました
拍手が、体育館に響き渡るくらいでした
今思ったら、あれだけの事を、良く出来たって感じました
修一;確かにそうだよね。クラス全員が協力して
笑い飛ばして、感動を呼び起こしたって感じだね
案外、オペラ向いてるかもね。楓ちゃんは
楓:お笑い芸人ではないですけど。そう言うの好きですから
だから、歌劇団の舞台とかも、小さい頃見に行ってました
それを目指したいなと、思った事もありました。
でも。本当にやってみたい事を、やりたいと思ったのは
料理の道でした。テレビの影響ですけど。
私は、不器用だから、出来ないと思ったのですよ最初は
包丁を初めて持った時も、怖くて、震えて、手を切る事も
今では、もう慣れましたけど。普通に作れますし
修一:私も、そうだったな。今でも、不器用だけど
包丁を持って、料理をする事が多かったな
小さい頃から、自炊をする事があったからね
何でも、出来るようになって置きなさって。
厳しい親だったけど、それが今になったら
それが、結果になったな感じたね。
料理をする事は、不得意とする2人だったが
経験は、人を強くする。結果になって返って来た時の
達成感は、喜びを超える程の感動があった
楓:そんなに、厳しいのですか?凄いですね
修一:うん。結構厳しかったな。何事も
あれがあったから、今の自分があるのかなって
今でも、そう感じる。やりたい事をやろう
そのきっかけを作ってくれたからね。
だから、私の部屋にある、1枚の色紙に
3つの言葉が書いてあるのですよ。
やり事をやればいい!
なりたい物になれば良い!
生きたい様に生きれば良い!
そして、私から、楓ちゃんに言ってあげるのは
思いっきり壁に当たって、後悔を振り向くな
楓:思いっきり壁に当たって。後悔を振り向くな
今の私に、良い言葉ですね。先輩。嬉しいです
そんな言葉を、私にかけてくれるなんて。
修一が、考え出した言葉にも意味があった
真剣になって、物事に挑戦して、失敗しても
背中を向けずに、前を向いて歩け!と言う事だった。
時計を見たら、あっという間に、昼12時になっていた
この続きは、後編に続きます
次回は、歩く道 後編 をお送り致します。
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!